Graduates' Voices
GCを卒業し、社会で活躍する先輩たちからの メッセージを紹介します。
※企業名は執筆当時の情報となります。
2023年
英語コース卒業
株式会社阪急阪神百貨店
伴野 桜
多様な自分と社会を見つけ出すことができる場所
中学生の頃から英語でコミュニケーションを取ることが好きで、特に話す言語によって思考のパターンや表現の方法が変わる点に面白さを感じていました。GC学部は英語そのものを学ぶだけでなく、英語をツールとして様々な分野を学ぶことができ、かつ1年間の留学(SA)経験ができるという部分に魅力を感じ、入学を決意しました。現在は大阪にある百貨店で外国語の力を活かしながら販売の業務を担当しています。
私を含む2019年度に入学した学生の一部は、コロナ禍のため、例年と少し異なる形での履修となりました。1〜2年次はスピーキングの能力を向上させるため、自身が興味を持っている分野の少人数クラスを受講しました。外国語教育学、通訳学、ビジネスや国際会議などでの振る舞い方などをネイティブスピーカーの先生方や実際に職務経験をされた先生方から直接指導を受けることができ、非常に役立つ学びとなりました。2年次後半から3年次にかけては、SA先のサウサンプトン大学で言語学や英国文化についての学びを深めました。現地の大学生や留学生と学内外で交流し、世界や自分自身について新たな視点で変化や面白さを見出すことができました。4年次のゼミでは、マイノリティとして存在する集団に対しての表現や解釈の問題に向き合いたいという考えのもと、作品におけるアイヌ民族や文化の表象について研究しました。
現在は百貨店にてイベントの売場を担当しており、日々多くのお客様やお取引先様と接しています。特に最近はコロナ禍を経てインバウンドのお客様が急増しており、ほぼ毎日英語で接客やご案内をする機会があります。売場では英語を話せるスタッフが少ないため、自身の強みになっていると感じています。将来的には、海外催事の企画や運営を手掛けたいという想いがあり、海外のお取引先様との交渉などにおいてGC学部で培った語学力やコミュニケーションの姿勢が活かせているのではないかと考えています。
留学経験も無く、ただ「英語が好き」という気持ちだけでGC学部に入った私ですが、そこには同じように英語が好きで、かつ高い志を持った友人たちがいました。また、学生一人ひとりに寄り添い、多くのことを教えてくださる先生方と出会うこともできました。GC学部に少しでも興味のある方は、未知の大学生活に対する不安をワクワクに変えて、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。4年後には全ての経験が財産となり、今の決断を誇れるようになっているのではないでしょうか。
2023年
英語コース卒業
本田技研工業株式会社 四輪事業本部 営業統括部
飯澤 寧々
“学び”に“遊び”に全力で取り組める場所、尊敬できる仲間と出会えた場所
中学、高校在学中に短期留学を経験し、英語をツールとして活用できるだけでなく、大学ではさらに国際的な教養、知見を広めたいと感じ、GC学部を選びました。また、2年次必須の留学やそれに向けた課題/授業の多さは随一と聞き、“学び”“遊び”にメリハリをつけて取り組むことができると感じました。現在はメーカーの海外営業部門で働いています。海外の現地担当者をはじめ様々な人と密にコミュニケーションをとりながら、出荷業務、利益/販売状況管理、現地販売サポートなどの業務に携わっています。
2年次に経験したコロナ禍でのStudy Abroadが印象に残っています。私たちの学年はSA開始と同時に感染症による世界的なロックダウンが発生したこともあり、現地でSAを続ける、休学して再度SAに参加するなど、いくつかの選択肢がありましたが、私は現地でのSAを継続しました。多くの制限がある中でしたが、講義だけでなく様々なコミュニティへの参加を通じて、納得できる充実した留学生活となりました。1年次にはSAに備えての授業や課題が多く、勉強漬け(笑)の日々でしたが、少人数授業でのプレゼンやディスカッションなどの学びがあったからこそ不安なく海外大学の授業を受講できたと感じています。
現在は海外営業部門で担当市場への出荷実務、データを活用した販売促進施策の提案に携わっています。海外拠点の担当者をはじめ様々な人を相手に、生産側と販売側の仲介をすることが多くあります。自分の部課に留まらず、関連部署に積極的にリーチアウトする必要があり、その際にはGC学部で学んだ多角的な視点や、互いの意見を尊重し合う姿勢を意識した発言を心掛けています。これはSAを含む4年間を通して培われた力であり、常に自身の意思表明が求められる現在の業務において、GCの授業でのディスカッション/プレゼンの経験が活きていると感じます。
GC学部には、よく学び、よく考え、自身の興味・関心に向かって舵を切り、どこまでも挑戦できる環境があります。そして、ひとりひとりの決断を尊重し、後押ししてくれる仲間、教授と出会えるでしょう。GC学部に入ってきっと後悔はしないはず!将来新たなGC卒業生の皆さんと、世界のどこかでお会いできる日を楽しみにしています!
2022年
英語コース卒業
京都府立鴨沂高校
山崎 水緒
自己表現することの大切さを教えてくれた場所
中学時代に英語に関心があったことから、海外生活や留学経験が豊富な友人に囲まれて生活ができる高校へ進学しました。そこでは多様な経験や高い英語スキルを持つ友人たちに大きな憧れを抱いていたことを覚えています。そのため、英語をより専門的に学べ、留学ができるGC学部に進学することを選びました。現在は、京都府の公立高校で英語の教員をしています。
「少人数で受講できる授業」はGC学部の魅力であり、大学生活の中で印象に残っていることの一つです。大学の講義では珍しいかもしれませんが、少人数で受講する授業が沢山あります。意見交換が活発な充実した時間で、受講メンバーとは本当に親密になることができました。
GC学部での4年間は常に課題やテストに追われ、忙しい毎日でした。特に教職課程を取っていると、他学部では4年間で履修すべき講義数を3年間で履修しなければなりません。ですが、これらのタスクを自分一人でこなしていた記憶はあまりなく、むしろ、同じ授業を受講していた友達と一緒に乗り越えたという感覚が非常に強いです。空きコマや授業後に自習室・図書館に集まり、みんなで必死になって勉強していた時間が今では大切な思い出になっています。
英語教員として働いているのですが、大学時代に培った「英語の基礎学力」と留学で触れた「生きた英語」は大きな武器となっています。本場だからこそ感じられた英語ならではのニュアンスやその背景にある文化を生徒にも伝えることが日々授業をする上での目標です。また、Study Abroadを通してバックグラウンドの異なる人びとと意思疎通ができた時の喜びを味わえた経験は、言語を学び続ける強いモチベーションであり、今も大切にしています。
GC学部の友人は自分の軸を持ち、意見や考えを丁寧に伝えられる素敵な人たちです。自己表現があまり得意でなかった私にとって、そのような友人たちと過ごした大学生活は新鮮かつ刺激的でした。皆さんにもそんな環境の中で、仲間と切磋琢磨しながらいろいろなことに挑戦してほしいと思っています!
2022年
英語コース卒業
日本オラクル株式会社 テクノロジーコンサルティング事業本部
山下 翔也
何でもチャレンジできる最高の学部!
GC学部を選んだきっかけは、2年次に1年間の留学へ行けることを知ったことです。高1の時にオーストラリアで2週間のホームステイを経験したことから、英語や異文化コミュニケーションなどに興味を持ち、大学でも英語だけでなく、異文化交流などについて学べるGC学部を志望しました。
現在は、ITコンサルタントとして働いており、クラウド・アプリケーションを中心としたオラクル製品の導入などのコンサルティング・サービスをお客様企業に提供しています。
GC学部での思い出はたくさんありますが、何といっても2年次の留学です。僕はずっとカナダ留学を夢見ており、留学先もトロントに近いUniversity of Guelphを選びました。留学当初は、英語力に自信もなく、語学学校での授業についていくのに大変な日々でした。しかし、1年次に鍛えられた異文化コミュニケーション能力を全力で発揮し、語学学校や現地大学に通う多くの学生と仲良くなることができ、最高の10か月間を過ごせました。
帰国後の印象深い思い出は教育実習です。GC学部では留学を挟みながらも4年間で教職課程を履修できます。その分、他の学生よりさらに忙しい日々にはなりますが、教職課程の授業は他学部の学生とコミュニケーションを取ることもあり、とても楽しいです。そんな教職課程の一環で、4年次に母校へ教育実習に行きました。3週間という短い期間ではありましたが、4年間の教職課程を通して集大成となる、とても貴重な経験となりました。
現在は、業務で頻繁に英語を使ったコミュニケーションを取ることはありませんが、英語で書かれた最新のマニュアルを読み解く際や、米国にあるヘッドクオーターとやり取りする際にGC学部で身につけた基本的な英語運用能力が役立っています。
また、言語だけでなく、長谷部ゼミで得た「常に学び続ける」姿勢が今も活かされています。僕はIT系に元々詳しいわけではなかったため、基礎知識も周りの同期と比べても不足していました。さらに、IT系企業では新しい技術が日々発表され、学ぶべきことが絶えません。このような中でも、常に勉強し、最新技術に全力でキャッチアップする努力を日々続けられるのは、GC学部で得た経験によるものだと思います。
GC学部には、驚異的な忍耐力や行動力を持ち合わせた学生が本当に多いです。このような環境で常時刺激をもらいながら過ごす日々は非常に濃密です。
1年間の留学をはじめとし、様々な学びを得られた大学生活はあっという間に過ぎ去っていきました。GC学部で皆さんも最高の4年間を楽しんでいただければと思います!
2021年
英語コース卒業
株式会社村田製作所 総務部
吉田 楓
自分らしさを見つけられた場所
幼少期からアメリカに住むご家族とのご縁があったため、異文化に興味を持つようになりました。高校で英語科に進学し、ホストファミリーや渡米、日々の英語の授業などを通して、海外留学がしたい、英語や異文化理解をより深めたいという思いからGC学部へ進学しました。現在はメーカーにて海外拠点関連の業務を中心に担当しています。
「文系なのに忙しい」というのがGC学部での生活を表すのにぴったりな言葉であると感じます。課題・授業・Study Abroadと毎日忙しくあっという間の4年間でした。今振り返ってみると、空きコマや授業後に自習室や図書館、教室で嘆きながらもみんなで課題に取り組んでいた日々は刺激的で、非常に充実していたと思います。
GC学部に入学した理由でもある2年次のStudy Abroadではカナダの田舎に留学し、小さな町で現地の人々の温かさに触れながら異文化を肌で感じることができました。教科書では学べなかった生きた英語に触れ、また英語を実際にコミュニケーションツールとして使う生活を満喫したことで、卒業後に海外と関係する仕事に就きたいと思うようになりました。帰国後は今までしたことがないことを経験すべく海外と関わりがあるアルバイトを始めたり、異文化交流サークルに入会したりと「とりあえずやってみよう」と学外でも新しいことに挑戦する気持ちが芽生えるきっかけにもなりました。
現在は、海外拠点の方と関わる業務において仕事でも毎日英語を使っています。英語力だけでなく、相手方の文化への理解力や、コミュニケーションスキルなども求められ、大学4年間の学びが大いに活かされていると日々感じています。またプレゼンをする機会も度々あり、プレゼンすることが多かったGC学部での経験が今の業務にも活用できていると思います。
GC学部はやりたいことに挑戦でき、個性豊かな仲間との関わりを通して新しい自分に出会える環境が整っています。自分次第でいくらでも大学生活を充実させることができると思います。学生時代にしかできないことにたくさん挑戦して、有意義な時間を過ごしてください!
2021年
英語コース卒業
私立中高一貫校教員(英語)
妹尾 梨紗子
私らしさも人との繋がりも大切にできる場所
幼い頃から英語が好きで、中高時代に海外での生活経験がある友人に囲まれて過ごしたことや、短期留学で海外文化に興味をもったことから、大学では長期留学をしたい、と考えていました。そんな中オープンキャンパスで出会ったGCの先輩方がいきいきと輝いて見えたことが進路選択の一番の決め手でした。現在は英語科教員として、中学生に英語や異文化に触れることへの魅力を伝えようと日々奮闘しています。
忙しかった私の大学生活を楽しく豊かにしてくれていたのは、GC学部の仲間たちでした。課題の多さや英語力の伸び悩み、教職課程の履修など苦労することもありましたが、いつも仲間と励まし高め合える環境があったことは私の何よりの支えでした。特に帰国後の3・4年次にはゼミやSeminar Projectの活動を通して学部内での交流がさらに深まり、それぞれが目標に向かって努力している姿を見せ合えたことで刺激となりました。少人数だからこそ、先生方との距離が近かったり、学年を超えた繋がりが深く、先輩方にも気軽にアドバイスをいただけたこともGC学部の魅力だと思います。
カナダ留学で得た語学力や知見を更に深め、広げていける様々な機会を与えてもらったことで、自分自身を見つめ将来のことを考え直すきっかけにもなりました。たくさんの人や考えに出会い成長できたGC学部での4年間は、私にとって宝物です。
在学中、竹田ゼミでは異文化ビジネスコミュニケーションをテーマに、ケーススタディーやシンガポールでの企業訪問を通して、グローバルに活躍するためのノウハウを学んだことで、私も将来は日本と世界の架け橋となれるビジネスパーソンになりたい、と考えていました。一方で教育実習などで自分自身が英語に興味を持ったきっかけが中高時代にあったことを思い出し、私も誰かのきっかけを与える仕事がしたい、と教員を志望するようになりました。Study Abroadでの経験が教科指導に活きているだけでなく、学級担任として生徒一人ひとり個性を大切にする姿勢は、私が大学時代に多様性を持った仲間と生活する中で得たものだと感じています。生徒達が悩みながらも様々な経験を通して日々成長していく姿を見られることはやりがいになっており、これからもサポートし続けられたら、と思っています。
4年間はあっという間ですが、一つひとつの出会いを大切にし、常にアンテナを張る意識を持つだけで大学生活は大きく変わります。たくさんの機会を与えてくれる恵まれた環境で、心動くものに出会い、全力で取り組んでください。
2021年
英語コース卒業
株式会社テレビ朝日 コンテンツ制作ビジネス部門
牧内 彩花
心強い仲間に出会え、自分自身の可能性を大きく広げてくれる場所
幼い頃から通っていた英会話教室、高校生の時の1年間の留学経験などを踏まえ、大学でも英語を学びたいと考えていました。しかし、ただ英語を学ぶだけでなく、国際的な教養力や多種多様な異文化に対する理解を深めたいという思いも抱いていました。GC学部では多くの文化に触れる機会が用意されています。また、プレゼンテーションを数多く行う授業や学生主導で取り組むプロジェクト型の授業など実践的なプログラムも多く、「ここでグローバルな力を高めたい」と思い進学を決意しました。
現在は東京にあるテレビ局にて、コンテンツ制作の業務を行っています。様々なスポーツの国際大会において、取材や資料の作成、中継業務などに携わっています。
とにかく「英語漬け」の毎日でした。1年次の頃からlistening, speaking, reading, writing と4技能の授業がしっかりと行われました。周りのレベルの高さに圧倒された時もありましたが、クラスメイトと切磋琢磨しながら留学の準備ができたことはとても良かったです。2年次にはStudy Abroad へ。私は多種多様な文化を学びたいという思いもあり、オーストラリアを選択。現地ではチアリーディング部に所属し、かけがえのない仲間にも出会うことができました。帰国後は国際教養のゼミに所属し、Seminar Project では海外の方に京都の魅力を発信。GC学部では英語を学ぶだけでなく、「試すことができる」場所が多く、英語力に対して自信をつける事ができました。
スポーツの魅力を発信しています!日々のスポーツニュースの制作や、中継業務など大変な事も多いですが、毎日充実しています。サッカーの国際大会では、各国の広報担当者と連絡を取り合い、対戦国の取材を行いました。まだまだ未熟ではありますが、今後も英語力を活かしながら「スポーツの魅力」をより多くの方々に届けられるように精進していきたいです。
後悔のないように沢山チャレンジしてください!
私は大学時代の4年間で多くの事に挑戦しました。GC学部で英語の勉強に励む一方で、体育会サッカー部に所属し、チームメイトと共に多くの試合を戦い抜きました。部活との両立は決して容易ではなかったですが、GC学部の心強い教授の方々と仲間に支えてもらいました。「今しか出来ない事」は本当に沢山あると思います。挑戦を恐れず、GC 学部で素敵な4年間を過ごしてください。応援しています!
2021年
英語コース卒業
私立高等学校教員(英語)
早水 華歩
刺激を与え合える仲間との出会い、
何事にも挑戦することを応援してくれる場所。
中学生の時に交換留学生を受け入れしたことがきっかけで英語に興味を持つようになりました。また、外の世界への興味が強く、高校では国際教養科に進学し、1年間の留学を経験しました。留学に行ったことにより英語を学ぶだけでなく使いたいと思うようになり、留学が必須であり、そういった機会が多いGC学部への進学を決めました。
現在は私立の高校で英語の教員をしています。
GC学部には互いに切磋琢磨し合える仲間がたくさんいます。周りの人にたくさんの刺激を受けながら、支えられ、4年間を過ごしました。学部独自の自習室もあるので学部の人と関わる機会が多いのがGC学部の特徴です。元々少人数の学部ではありますがそれに加えて少人数の授業も多かったのでいろんな人と関わる機会があり、すぐに仲良くなりました。他の学部と比べても日々の課題は多かったですが、私は教職課程も取っていたのでさらに忙しかったです。教職課程は学部の必修科目に加えて履修しなくてはならないので土曜日に授業があることもありました。そんな教職を続けられたのは一緒に教職を取った仲間がいたからです。情報の共有はもちろん、励まし合える仲間のおかげで乗り越えることができました。私たちの代が教職1期生ということで、不安な部分もありましたが、教授との距離も近いため、相談しながら進めていけたので私たちのペースでやっていくことができました。
2年次のStudy Abroadでは「英語を使い」ながらいろんな科目を学びました。英語が学ぶ科目ではなく、学ぶためのツールとなり、とても大変でしたが新しい事に挑戦する日々を過ごしました。ホームステイ先のホストマザーが英語の教師をしていたため、学校の授業に参加させてもらうこともありました。これらは全て貴重な経験になりました。3、4年次には玉井・伊勢ゼミに所属し、異文化理解について学びました。このゼミを通して、これまで何とも思っていなかったことが差別や偏見を生み出しているかもしれないと考えるようになり、視野が広がりました。
留学を終えて3年生になると授業と授業の結びつきを実感するようになり、学ぶことがさらに楽しくなりました。
教職課程を取るには指定された科目を履修しなければなりません。学生に負担が多くかからないように必修科目や選択科目からも教職に使える科目が設定されています。そのため3年次に履修したAdvanced Communicative Performanceでは英語教育が内容のクラスを取りました。この授業では海外での言語教育についてのディスカッションやAll Englishの授業形態などを考えました。教職の授業で学んでいることがこの授業で出てくることもあり、より体系的に理解を深めていくことができました。
現在は私立の普通科と国際教養科がある高校で2学年の副担任をしながら全学年の授業を数コマずつ受け持っています。日々の授業やテスト作成、部活の顧問、その他業務があり、これまで生徒としては見えていなかった仕事がたくさんあることに気づきました。日々生徒たちと関わりながら、GC学部で得た英語力やコミュニケーション能力、また留学での経験などを活かしています。
教師の仕事の良いところは私の経験全てが活かせるところだと思っています。まだまだ教師としては経験不足ですが、今が一番生徒たちと同じ目線に立って寄り添うことができる時だと思っています。大学で感じた学ぶことの楽しさを生徒たちにも感じてもらえるような授業作りを心がけています。私が働く学校は国際教育に力を入れており、長期留学をする生徒が多数います。留学に関することも私の経験を活かせる場であるので自分から情報を発信していけるようになりたいと考えています。コロナの影響で留学に行けない生徒を目の前にどうすることもできないことがとてももどかしいですが、英語を勉強する楽しさをもっと伝えていきたいと思っています。
大学4年間を有意義に過ごせるかどうかは自分次第です。行動しなければ何も変わりません。何事にも挑戦する気持ちを忘れないで欲しいです。GC学部にはいろんなことに挑戦する機会が多くあります。困ったときには相談に乗ってくれる友人や教授もいるので失敗を恐れずにチャレンジしてください。皆さんが悔いのない大学生活を送れるよう応援しています。
2020年
英語コース卒業
パナソニック株式会社 海外マーケティング本部
小原 歩南美
個性溢れる仲間に出会え、
自分らしさを見つけられる場所
英語が得意なわけでも、海外が好きなわけでもなかったのですが、大学で新たなことに挑戦したいと考えたときに、GC学部でグローバル志向な学生たちと勉強し、もっと広い世界を知りたいと思い選択しました。少人数制の授業や、長期留学が必須であるなど英語と真剣に向き合うことのできる環境や制度に魅力を感じていました。 現在は日系メーカーの海外マーケティング部門で宣伝に関わる業務を行なっています。
GC学部は目標が明確で努力家な仲間が多く、刺激を与えられる環境でした。授業は少人数制なため、学部の仲間ともすぐに打ち解け、大量の課題やテストもみんなで教え合いながら乗り越えることができました。当時は大変でしたが、食堂や自習室でみんなと勉強した日々がとても懐かしく、今となれば良い思い出です。
1年間の留学では、文化の違いや自分の英語力の低さに苦しみましたが、学部の全員が同じタイミングで留学を経験するため、別の国で頑張っている仲間がいると思うと前向きに頑張ることができました。英語で意思疎通ができるようになった瞬間の感動は今でも覚えており、その時に初めてもっと世界を知りたい、海外と関わる仕事をしたいと思うようになりました。3,4年次ではゼミ活動やセミナープロジェクト(セミプロ)を通してさらに学部の仲が深まり、ゼミでのシンガポール研修やセミプロでのお祭りイベントや学祭での出店など、振り返ると楽しい思い出ばかりがよみがえります。
現在はグローバル地域向けの美容家電の販促物制作やPR活動に携わっています。日本では認知度があり、評価の高い商品でも、文化の異なる国では市場やニーズが異なるため、同じ宣伝のやり方では商品の魅力は伝わりません。それぞれの国にあったコンテンツ作りを行う中で、GC学部で学んだ「異文化を受け入れ柔軟に対応する力」が現在の業務に生きていると思います。さらにこの力は、特に現地とのコミュニケーションにおいても生かされており、相手の意見を尊重しながらも自身の意見も伝え議論することを日々心掛けています。
GC学部はただ自分ひとりの力で成長するというよりも、仲間と共に切磋琢磨しながら成長できる環境でした。また、多様性を尊重する風土があり、個性溢れる仲間に刺激を与えられながら、色々なことに挑戦することができます。
大学で何か新たな自分を見つけたい方、仲間と共に頑張りたい方にお勧めの学部だと思います! GC学部が皆様の選択肢の中の1つになると嬉しいです。
2019年
英語コース卒業
国土交通省航空局
梶川 真鈴
様々な目標を持つ仲間と、
それぞれの目標に向かって互いが挑戦し、
互いに励まし合うことで成長できる場所
高校生の頃から抱いていた航空管制官になるという夢を実現するために、GC学部を選びました。無線を使用して音声だけで様々な国のパイロットに安全と安心を提供する航空管制官にとって、英語は必要不可欠なコミュニケーションツールです。GC学部では、1年間のStudy Abroadを通して「英語で相手の意思を理解して、英語で自分の考えを伝える」といった実践的なコミュニケーション能力を身に着けることができる点が魅力的であり、進学を決意しました。
現在は航空管制官として、空港を中心に半径約100km圏内を管制するターミナル・レーダー管制業務を担当しています。航空機同士が安全な間隔を保ちながら離着陸できるように、空港周辺を飛行する航空機の位置や高度などをレーダーで把握し、英語をベースとした管制用語を使用して、航空機を誘導するための指示を出す業務を行っています。
GC学部は比較的少人数であったので、入学してすぐに全員と顔見知りになりました。また、日々を全力で楽しむことをモットーに過ごしている学生が多く、学部内でも様々なイベントを企画してくれたので、楽しい雰囲気の中4年間を過ごすことができました。勉強面では、入学初日に「1に勉強2に勉強、3.4がなくて5に勉強」と言われていた通り、1年間のStudy abroadに向けた事前準備授業のレベルの高さと、課題の多さは辛いものがありましたが、心強い仲間のおかげで、お互いを励ましあいながら困難を乗り越えることができたと思います。また、3年次から所属していた竹田ゼミでのシンガポール研修では、現地の日本企業へ訪問させていただくことができました。研修を通して、国際色豊かなシンガポールでの日本企業の在り方や、国際人とは何かを学ぶことができ、よりグローバルな視点で考えるということを意識するようになりました。
4年次のSeminar Projectという必修科目の中で、私は地域活性化と国際交流を二本柱にした「木津市御輿祭りProject」に参加していました。そこでは、一からイベントを作りあげることの難しさと、チームワークの重要性を学ぶことができました。企画・調整・広報に分かれてイベントに向けて一生懸命に取り組んでいましたが、Projectに参加してくれる外国人留学生がなかなか見つからないといった困難がありました。しかし、お互いの強みを活かして共にフォローしながら試行錯誤を重ねた結果、目標人数を超える外国人留学生の方に参加していただくことができました。木津市・外国人留学生の方から「楽しかった、また参加したい」という声をいただい時の感動は、今思い出しても胸が熱くなります。
現在の仕事では、航空管制官、航空管制運航情報官、航空管制技術官、パイロット、運航関係者、気象庁職員等、たくさんの方々と連携しながら航空機の安全運航を実現しています。そのため、GC学部のSeminar Projectで培ったチームワーク力を活かして日々精進していきたいと考えています。
GC学部での4年間は、長いようであっという間に過ぎてしまいます。なぜなら、そこでは全力で毎日を楽しみながら、様々な事に挑戦する仲間と日々を過ごすことができるからです。GC学部では、どんな小さなことでも全力で応援してくれる仲間、先生方がいます。世界に向かって挑戦するのも良し、未知の分野に挑戦するのも良し、目標を実現するために挑戦するのも良し。自分にしかできない、かけがえのない4年間を過ごして下さい!
2019年
英語コース卒業
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 営業統括本部
鉄羽 永梨
周りの友人から良い刺激を受け、逆に自分が周りに刺激を与えられる学部
小学生の頃からずっと英語が好きで、高校では国際科に進学しました。高校在学中に2週間の短期留学を経験し、英語や異文化への興味がどんどん強くなっていきました。大学ではさらに英語を専門的に学びたい、長期留学を経験したいと思い、GC学部への進学を決意しました。
現在は外資系の日用品メーカーで営業職として働いています。
GC学部の授業は少人数制で、プレゼンテーションなど学生が自分の考えを発信する場面が多かったです。その分、授業の準備が大変でしたが、常に物事に対して自分の意見を持つ、それを人に伝えるという習慣が身についたように思います。
外資系企業へ就職したということもあり、仕事で日常的に英語を使う機会があります。GC学部での学びが役に立っているなと日々実感しています。また、大好きな海外旅行に行くたびに、英語や第二外国語が話せるおかげで、現地の方との会話を楽しめることに喜びを感じています。そして何より、留学先のカナダで出会った友人やホストファミリーとは未だに連絡を取り合っており、留学後も2回カナダへ遊びに行くほど一生ものの出会いになりました。
GC学部は、留学制度はもちろんのことながら、少人数制で質の高い日々の授業や、一緒に頑張れる友人に囲まれているなど、環境がかなり整っています。本人のやる気次第で、どこまでも成長できると思います。皆さんそれぞれの目標やゴールがあると思いますので、それに向かって頑張ってください!
2019年
英語コース卒業
日本IBM 流通営業部
飯島 淳
あらゆる境界線を認識する力を育め、安心と挑戦の間を行ったり来たりできる場所
正直僕にはGC学部を選んだ大きな理由はありませんでした。英語が得意だけど、数学は苦手(好きでしたが努力不足でした笑)。そんな文系学生にありがちな私立英語系の偏差値高い順に受験して幸運にも引っかかったところが同志社大学GC学部です。現在はIT企業の営業としてお客様、そして社会の目標達成やお困りごとの解決を支援する提案をしています。IT企業なのでもちろんテクノロジーの力を駆使した解決策を提示しますが、最新のテクノロジーがあれば万事解決なんてことはありません。社内やお客様と密にコミュニケーションをとり、お客様にとって最適な提案ができるように日々汗(冷や汗含む)を流しています。
大学の日々を思い出すと3つのことが思い浮かびます。1つ目はGC学部の醍醐味プレゼン。次に大学から始めたボクシング部。最後に大学4年生でセミナープロジェクトという授業の一環として取り組んだ地域のお祭り参画プロジェクトです。GC学部は多いときには週5回以上人前で話すこともある学部です。多くの授業で日常的にプレゼンやディスカッションで自分の意見を表明したり、1つの答えが決まってない議題について議論します。日常的に自分の考え、主義、想いを深掘って触れ続ける毎日です。僕はこのプレゼンを通して今の自分が形作られたと思います。2つ目のボクシング部は、GC学部の代名詞である留学とは違う意味で僕の世界を広めてくれました。大学は広くて小さい世界なのでできるだけ多くのコミュニティーに所属するのがいいと個人的に思います。それだけ色々な人との出会いや経験が増えます。最後にセミナープロジェクト(以下セミプロ)と呼ばれる授業で参画したお祭りについて。セミプロを簡単に説明すると、GC学部では4年生のとき学生がプロジェクトをゼロから考え、学部職員や教員方に採用されたらそれがそのまま1年間の授業になります。僕が参加したのは地域の神輿祭りの準備段階から僕ら学生も参加し、1からお祭りの成功をお手伝いするプロジェクトです。地域の神輿祭りは人口減少から人手不足と祭りの縮小傾向が問題となっていました。そこで僕たちは日本に留学している外国人留学生と祭りをつなげ、僕らと一緒に参加してもらい人手不足解消と祭り文化を広めることを目指しました。しかしなにかとGlobalに目を向けがちな僕たちからして、地域のお祭りというLocalな世界/コミュニティーは身近でありながらとても遠い世界でした。その未知の世界に飛び込み、僕たちのアイデアや想いを受け入れてもらうため地域の方々とコミュニケーションを重ねました。結果として30名ほどの留学生に参加してもらえ、祭りの最初から最後まで神輿の半分を留学生と僕らで担ぎきり(神輿が1tなので5000kgくらい)、そして学部からもこのセミプロ活動が表彰されました。この授業らしからぬ、GCならではの取り組みでの経験、初めて担いだ神輿の重さ、そして祭り後の地域の方々/留学生からの「ありがとう」というお言葉は今でも忘れません。
やはり英語は日常的に使います。外資系のIT企業に就職したこともあり、社内の多くの情報やIT業界の最新情報はだいたい英語で書かれています。また、海外と英語で会議することもありますのでGC学部で育んだ英語は必須のスキルです。ただ英語以上に活かされているGC学部の学びは、意思表明力だと思います。ここでの意思表明力とは自分の考えや意見を発言することです。あたりまえのスキルですがこれが意外と難しい…。ただ会社では意思表明しないと、存在しないことと同義です。僕自身まだまだ未熟でして、やっとの思いで意思表明したのはいいけどよく失敗します。歯を磨いてるときとか寝る前に「もっとこうゆう風にすればよかったなぁ」と悶々とする毎日です笑。まだまだ改善していくべきところはたくさんありますが、意思表明するスタートラインに立てているのはGC学部で取り組んだプレゼンやディスカッションの毎日があったからだと思います。
僕はGC学部を「あらゆる境界線を認識する力を育め、安心と挑戦の間を行ったり来たりできる場所」だと思っています。GC学部では留学によって国の境界線を超える挑戦ができます。僕は境界線を越えることで初めて国境という境界線やその内側(安心)/外側(挑戦)をリアルに認識することができました。やがて外側の世界に慣れていき、留学先も境界線の内側として感じ始めた頃に国境以外の境界線もたくさんあることを認識できました。それは大きいもので人種や宗教があり、身近なものでは自分と他人などがあります。昨今世の中は境界線の引き直しや境界線を無くそうという動きが激化していますよね(宇宙/地球、自国/他国、都市/地方、高齢者/若者、などなど)。そんな中、留学という境界線を認識する機会があり、また意思表明力を鍛えられるGC学部は自分なりにこれからの境界線と向き合うための絶好の学び場ではないかと思っています。また僕らは安心という土台があるからこそ挑戦ができます。GC学部では日々挑戦できる環境である一方で安心できるコミュニティーでもあります。学部生の人数が少ないこともあり(1学年100名前後)、同級生全員の顔がわかります。同級生だけでなく、先輩後輩、教員、事務職員の方とも距離が近いです。いい意味でお節介な学部だと思います。気心しれた仲間と留学に行ったからこそ、そこで精一杯挑戦もできました。また学部の多くの人が支えてくれたからこそ、自分一人では挑戦しなかったことにも「やってみよう」と思えたときもあります。このように国を超えた挑戦と仲間と集う安心する居場所の間を行ったり来たりできるのがGC学部だと思います。
2017年
英語コース卒業
京セラ株式会社 電子部品事業本部
加藤 聖人
留学先での出会いが、グローバルな視点を育ててくれた
高校時代に行った海外旅行先で、英語でコミュニケーションをとれる喜びを感じたことをきっかけに、将来は海外を飛び回る仕事がしたいと考えるようになりました。進学の決め手は、必ず約1年間の留学ができること。私はニュージーランドへ行ったのですが、そこで様々な国の留学生や現地の人と出会い、異文化間の考え方の違いに触れることが出来ました。現在は中国の顧客に新製品を提案する仕事をしており、月に一度海外出張をしています。異文化間で考え方が異なるのは当たり前という視点は、海外の顧客と交渉をしていく中で大変役立っています。将来は仕事の拠点を海外に移し、市場拡大に貢献したいと考えています。
2016年
英語コース卒業
Doshisha Business School Global MBA
松原 祐輔
真の国際人になるためのきっかけを与えてくれた場所。
GC学部を選んだ理由は、恩師の竹田先生です。GC学部を受験しようと決める前にたまたま見ていた同志社大学のパンフレットのGC学部のページに載っていた竹田先生を見てこの先生から学びたいと思ったのが受験を志望したきっかけでした。竹田先生のそれまでのキャリアや担当されている授業に非常に興味がありました。その後先生のゼミに入れたことは私の卒業後の進路にも大きく影響しました。
現在私は、Doshisha Business SchoolでMBA取得を目指し、日々勉強しています。クラスメイトが40人ほどいるのですが日本人が私1人という不思議な環境にいます。そのおかげもあり、毎日英語漬けの生活を送り、新しい発見ができる最高の環境に身を置けています。
学部自体が他学部と比べると小さいこともあり横だけなく縦のつながりもある学部だと思います。学生時代はよくクラスメイトだけでなく、先輩や後輩そして先生方と学外でも交流していました。お互い高めあっていける環境がGC学部にはあると思います。竹田ゼミでは、先生やクラスメイトそして先輩に助けて頂くことが多く学んだことが沢山あります。
現在私は、Doshisha Business SchoolでMBA取得を目指しています。クラスメイトが全員外国人ということもありGC学部で学んだ相手の立場になって考える、偏見に惑わされるのでなく自分で確かめる。そういったことが今の私の生活で生かされています。そして自分がどう感じているのかを素直に伝えることができているのはGC学部で学んでいたからだと思います。
4年間は本当にあっという間です。GC学部はただ単に外国語や異文化理解を学ぶだけの場所ではなくそこで出逢える最高の仲間や先生方と一緒に学び、貴重な“繋がり”を作れる場所だと思います。GC学生のうちにやりたいこと、できることを精一杯やってください。失敗を恐れるのでなく、それから学ぶことが大切です。それはきっと卒業した後で貴重な経験になるからです。Good luck!
2015年
英語コース卒業
銀行 融資課
村上 裕伸
求めれば、与えてくれる場所
大学の進学の際には、留学がしやすい環境であることを軸に受験する大学を検討していました。GC学部に決めた理由としては、色々な国の留学先が用意されており、留学しても4年間で卒業できる点が魅力に感じたからです。加えて、1期生になれるということもなかなかできない経験だと感じて入学を決めました。現在は地方銀行で主に法人や個人の事業主を相手に融資や金融商品の営業を担当しています。
GC学部が1つのクラスの様な雰囲気なので、皆が顔見知りになることができて通学するのがとても楽しかったです。大半の授業は少人数制で、授業の中で学生、先生間でコミュニケーションが求められる場面が多く、自然にお互いのことを知ることができます。授業を通して、学部内の学生、先生間の距離が近くなることができるのは、他の大所帯の学部では難しいと思います。授業、ゼミ、Seminar Projectを通して学部内の仲間を知り、一体感が生まれていく環境で過ごせるということがGC学部の一番の魅力だと思います。
現在は地方銀行で、法人や個人の事業主に融資の提案や金融商品の営業を行う仕事をしています。顧客との対話能力、金融関連の最新情報、規則の知識が要求される仕事で、日々難しさを感じて仕事に取組んでいます。社会人2年目から営業の仕事をしていますが、GC学部で培った対話能力は仕事でも活きています。GC学部の授業、留学では年齢、国籍、母語が異なる人たちとコミュニケーションを行う機会がありました。言葉や文化が違う人たちとの交流を通して、コミュニケーションの相手によって適切な引き出しを用いるという訓練ができたと感じています。現在も顧客とのコミュニケーションを通して、自分のコミュニケーションの引き出しを磨いているところです。
自分がしたいと思うことを探して、求めてください。GC学部は自分が求めれば、素晴らしい経験、仲間、恩師を見つけることができる場所だと思います。大学の4年間で自分がしたいことを徹底的に実践してください。今特にしてみたいことがない人でも。GC学部に入学して、色々な機会にチャレンジすればきっと見つかると思います。勉強等は辛いですが、あなたが実現したいことを叶えられる場所だと思います。
2015年
英語コース卒業
ダイキン工業株式会社
吉田 壮太
「伝える力」を徹底的に鍛えられた。
進学の決め手は必ず1年間留学できること。私はニュージーランドに行ったのですが、そこで多くの留学生仲間と出会い、人の輪を築くことができました。当時の友人たちとは、帰国後も交流が続いています。そして現在は、エアコン製造に必要な部品を取引先から調達するバイヤーの仕事をしています。さまざまな取引先の方々と話をする際に、学部で得た「自分の考えを論理立てて伝える力」が活きていると感じます。
2016年
英語コース卒業
日本郵船株式会社 製鉄原料グループ
Y.K.
“Einer für Alle, Alle für Einen”
(“One for All, All for One”)
の意義を教えてくれた場所
内部進学だった為正直それほど強い想いを持ってこの学部を選んだ訳ではありませんが、高校在学中に経験した1年の留学がこの学部を選択した一番の動機かなと思います。その留学は完全なる不完全燃焼で、自分の英語力の乏しさを痛感しただけでなく、留学先の文化に染まり「郷に入っては郷に従え」の精神が欠如していたことを帰国後この1年を振り返った時に感じました。その悔しさを晴らすべく、休学せず留学を経験できるこの学部への入学を決断しました。
現在は船会社で船のオペレーターを担っており、日々船長やクルーと綿密に連絡を取り合いながら安全かつ効率的な運航となるよう尽力しています。
全員の顔を認識できるような小規模な学部の為、他の学部にはおそらくないような団結力があったと思います。課題の多さなど、辛い事を切磋琢磨しながら共に乗り越えたことから生まれたのだろうと思います。しかし小規模とは言っても個々のキャラクターは千差万別でその個性を尊重してくれる「自由さ」が存在する環境でもありました。
授業も少人数制を採用している為、先生方は一人一人に意識を向けて下さいますし、自らが主体となってプロジェクトを進めていく授業やゼミ等、自分の真骨頂を最大限に発揮できるユニークな環境で日々を過ごせました。
現在は鉄鉱石を運ぶ船のオペレーション業務に携わっており、顧客のニーズに答えながらも安全航行第一を掲げ、この仕事に従事しています。安全航行を成し遂げる為には船長やクルーとの毎日の情報共有、意思疎通が必要不可欠です。船長を含めクルーの大半は外国人で、時折こちらの意図していることを汲んでくれず苦戦を強いられたり、日本人の観点からみると愕然とするような行動を起こす事もあります。そんな時にはこの学部での学びである「日本人的思考を持って物事を理解しない」「当たり前のことを当たり前だと思わない」「互いの違いを尊重する」という事を念頭に置き対処するように心掛けています。
この学部には自分という人間を見つめる絶好の環境が揃っていると思います。学部内の仲間や先生方はもちろんの事、言語も文化も違うような人々と交流したり、日本だけではなく世界に目を向けてみることで、自分はどんな人間なのか。何がしたいのか。どういう人間でありたいのか。というような事に対して何か答えが見つかるかもしれません。
大学生活は本当にあっという間に過ぎて行きます。4年という有限な時間の中でどこまで成長できるかは自分次第です。大学で何を学びたいかなんて今はわからないと思いますが、漠然とでも有意義な大学生活を過ごしたいと思ったのなら、この学部をお薦めします!
2016年
英語コース卒業
三井不動産リアルティ 法人営業本部
米谷 壮司
自由な環境で試行錯誤できる場所。
「国際化」という言葉をあらゆる場面で見聞きする昨今、ここならば日本の枠組みを超えた学びを得られると思い、GC学部を志望。また、プレゼンテーションやディスカッションなど、自分の考えをまとめて表現することが求められる授業内容にも惹かれて入学を決めました。
現在は法人をターゲットに不動産の売買仲介の仕事をしています。自社製品を持たない仲介人だからこそ、学生時代に培った交渉力や対話力を武器にして営業に取り組んでいます。
授業スピードや課題に関しては、かなり〝歯応えのある″学部だと思います。しかし、楽しい雰囲気の中で、気のおけない仲間やサポートをしてくれる教授や事務の方々がいます。新しい発見の連続だったアメリカ留学、文化表象を通じ思考力が試された玉井ゼミ、そして、現地フィリピンまで赴いたフェアトレードサークル。最高の環境が整っていたからこそ、積極的に様々なことに挑戦できた4年間だったと思います。何事にも一生懸命になれる仲間が多く、勉強も遊びも常にフルパワーで取り組む毎日を過ごせました。
いかに自分の意見を交え、お客様の立場を考えながら不動産の良し悪しをご説明するか。相手の話を傾聴しつつも自分の考えを適切に表現することは、まさに今求められているコミュニケーション像そのものです。語学力はもとより、文化や背景の異なる人たちと実践的に付き合う感覚はGC学部でなければ養えなかったでしょう。
留学先で要求された「柔軟性」、セミナープロジェクトで身につけた「主体性」は現在の仕事を進める上でも非常に大切な要素になっています。
「やりたいこと」「夢中になれること」に思いっきり取り組める舞台が、ここにはあります。何事にも恐れず、まずは挑戦してみてください。GC学部はそれを全力でサポートしてくれるはずです。たくさんの経験と深く考察した時間が、素晴らしい糧となっていることでしょう。本気で取り組んだ日々こそが皆さんの自信となり、いつか必ず実力へと変わるのですから。
近い将来、同じGC学部生としてお会いできる日を楽しみにしています!
2015年
英語コース卒業
株式会社IHI
眞田 翼
一生の仲間に出会えたところ。
小、中、高と野球部に所属し、部活しかしてこなかった私は、「大学では英語を使って新しいことに挑戦したい」という思いがあり、本学部を志望しました。4年間過ごした京都という街が大好きで、卒業した今でもよく足を運んでいます。現在は重工業メーカーで航空宇宙関係の仕事をしております。
部活やサークルに所属していなかったので、私にとってGC学部が大学生活そのものでした。1年間の米国留学、窪田ゼミでの活動、モザイクアートを作成したセミナープロジェクト等、英語がなかなか上達せず思い悩んだ日も少なくありませんが、GC学部の先生方や事務室の方、友人に支えられながら何かに挑戦し、やり遂げた経験は全て今の自分の原点です。
GC学部では特に「思いを言葉にすること」の大切さを学びました。私自身、よく自分の頭の中だけで考えをまとめてしまうタイプでしたが、米国デービス校での留学や授業でのプレゼンテーション、学部での活動通して自分の思いを口に出してみることで、思いもつかなかった答えが見つかったり、力を貸してくれる人が現れたりして、物事が好転することを経験しました。現在私の関わっているモノづくりは、部署を超えて多くの人を巻き込めなければ成り立たず、GC学部での学びは仕事を進める上で大いに役立っております。
4年間は本当にあっという間で、私はその一日一日の尊さに卒業間際になってはじめて気付きました。勉強、部活、サークル、恋愛、アルバイト、etc. 自分の意思でいろいろな事に挑戦して、たくさんの人に出会ってください。その中で何か目標を見つけて今しかできないことに全力で取り組んでみてください。GC学部には皆様の意思を尊重し応援してくれる、人がいて、環境があります。私はGC学部を卒業できて幸せです。皆様とGC生として繋がれることを心待ちにしております。
2015年
英語コース卒業
楽天株式会社
上野 叶恵
すべきことを普通にこなすだけでなく、「一歩先の何か」ができる大人に育ててくれる環境。
以前から「英語を使って何かをする」という目標を持っていました。また、新設であるゆえに1期生として自ら学部を盛り上げていけることに魅力を感じ、入学を決めました。卒業後は楽天株式会社でインターネットを通じたサービスの提供に携わっています。
GC学部は比較的少人数なので、入学して1週間もすればほぼ全員と顔見知りになっていました。こういう楽しい雰囲気の学部は他になかなかないと思います。ただ、課題の多さ・授業レベルの高さは正直辛いものがありました。友人たちも同様の困難を感じていたようですが、投げ出したりいい加減に済ます人はいませんでした。いつも仲間とお互いを高め合っていたと思います。
1年間のStudy Abroadが必須となっていて、準備などで1年生のときから忙しい毎日でしたが、アルバイトをしたり、サークルに入ったり、勉強以外のことにも打ち込みました。周りを見渡しても、忙しいことを言い訳にせず、何であれやりたいことに対し一生懸命になれる人が多かったように思います。
GC学部で教わったことの一つに、「素直でいることの大切さ」があります。目標や、してみたいことがあれば、まずはやってみる。簡単そうで案外難しいものですが、この気持ちを持てたことで、多くの経験ができました。また、素直になって周囲に心を開くと、不思議と人とのコミュニケーションもスムーズになります。現在の仕事の中でも、この気づきが大いに役立っていると思います。
学部名にもあるように「グローバル」な視野を持ち、たくさんの経験をしてください。また、人とのコミュニケーションの中で自分がどんな人間なのか、何を目指しているのか、発見してください。そのためには、やはり言語力が大切になってきます。GC学部ではそれを確実にレベルアップできると思います。大変さもありますが、一方で楽しみながら、この恵まれた環境の中で自分を成長させ、人生の目標を見つけてください!
2023年
中国語コース卒業
読売新聞大阪本社 記者職
三塚 萌絵
可能性を広げてくれる友人や先生に出会える場所
私が最初に中国語に触れたのは高校生の頃。高校2年生の時に行ったオーストラリアへの研修旅行で、お世話になったホストファミリーが中華系の方々でした。英語を学びに行ったつもりが、彼らが話す中国語にひかれ、大学では中国語を学びたいと志したのがGC学部を選んだきっかけです。
現在は読売新聞大阪本社で記者として働いています。今も昔も変わらず、新しいことを学ぶ楽しさと、関心のあることをとことん追求できる喜びを日々感じています。
中国語コースでの1、2年はとにかく基礎を固め、SA(Study Abroad)に備えます。最初は四声に拼音、簡体字など覚えることがいっぱいで、ついていくことに必死でした。私の学年には初修者も多く、友人らと毎日遅くまでラーニングコモンズで勉強したのはいい思い出です。
私が北京大学にSA予定だった2020年はちょうどコロナウイルスが爆発的に流行し、惜しくもオンラインSAに。しかしやることは変わりません。基礎を徹底的にやっていたおかげで、SA中もつまずくことが少なく、余裕を持って臨むことができたと思います。向こうの学生に日本語を教えたり、ランゲージパートナーと電話したり、交流を深めました。
また、ゼミは唐先生のもとで中国の近代文学を勉強しました。授業の中で出会った張愛玲の小説は今でも愛読書です。
GCで培われた、異なる文化や背景を持つ人とのコミュニケーションの取り方というのは、取材をするうえで、とてもいかされていると感じます。どうすればこちらの話を聞いてもらえるのか、どうすれば相手が話そうという気持ちになってくれるか、人の数だけやり方があります。また、在学中に養った多角的な視点は記事を執筆することにも役立っています。ありふれた話題でも切り口を変えれば新しい読み物になり、読者の共感や関心を集めることができます。そしてなにより、GCでは、疑問や興味を持って自分から歩み寄ることの大事さも学べました。中国語に関する細かい疑問に、いやな顔せず長い時間付き合ってくれた友人や先生方には感謝しています。
少しでも「中国」というキーワードに心惹かれるなら、一度オープンキャンパスやイベントをのぞいてみてください。中国語を学びたいという動機はなんでもいいと思います。なんとなく話せたらかっこいいとか、好きなアイドルが中国語話者だとか。本当にGCにはいろいろな人が集まっています。きっと気の合う友人もできますし、夢を後押ししてくれる先生方もいます。安心してGCに来てもらえればうれしいです。トライアルアンドエラーしながら、やりたいことを探し、好きなことを極めてください。
2023年
中国語コース卒業
島田商事株式会社
人見 美雪
たくさんの「好き」に出会えた場所。
幼い頃から中国の文化や言語に囲まれた環境にいたことで、自然と中国という国に興味を持つようになりました。中国について学ぶことができる学部は多数ありますが、1年の留学(SA)がカリキュラムに含まれているGC学部に惹かれ、進学を決めました。卒業後は島田商事株式会社に入社し、主にスポーツアパレル向けに服飾資材の提案・デリバリー業務を行っています。
GC学部での4年間は文字通り中国語漬けでした。少人数授業ということもあり、授業の内容が濃く、予習復習はもちろん、課題やプレゼン準備も多く、とても忙しい毎日でした。しかし、不思議と辛いと思ったことはなく、今でも戻りたくなるようなとても楽しい日々だったと思います。
その中でも最も印象に残っているのは1年間のオンライン留学(SA)です。SA期間は北京大学の授業に加え、国際中国語教師プログラムを利用して上海外国語大学の授業も受けていました。授業外では中国のドラマを観るなど、日本語よりも中国語に触れる時間の方が多いような生活を送っていました。そのため、1年間のSAで中国語力はかなり伸びたと感じています。また、日本以外の様々な国の留学生とも交流ができ、自分の視野が広がったと感じた1年でした。
GC学部では相互理解の大切さを学びました。異なるバックグラウンドを持つ人々と関係を円滑に進めるためには相手を理解しようとすることが必要であり、語学もその一つだと思います。
現在営業職として働く中で、様々な人と出会う機会が多いため、「相手が何を求めているのか」「相手に何を知ってほしいのか」を意識してコミュニケーションを取るようにしています。まだ十分にできているとは言えないですが、GC学部での経験を生かせるよう日々考え行動しています。
GC学部では勉強熱心な学生と質の高い授業を受けることができ、語学を勉強するには最高の環境が整っています。私はGC学部で中国語が大好きになり、将来の目標を見つけることができました。皆さんも自分が好きなものを見つけ、それに向かって一生懸命頑張って欲しいと思います。GC学部で素敵な大学生活を送ることができるよう祈っています。
2023年
中国語コース卒業
NOVAホールディングス株式会社
新原 あまね
たくさんの「人」に出会い、たくさんの「自分」を知れた4年間
幼い頃、中国に住んでいましたが、帰国後、時間が経つとともに忘れる中国語を学び直したいと思いました。また再度中国を訪れたいと思い、休学なしで1年間の留学(SA)が叶う、この学部を選びました。現在は様々な外国語を習う、老若男女を問わないお客様のサポート業務に携わっています。
日々の授業やSAで出会った外国人留学生の多くが、向上心をもち、また積極的でした。どちらかと言うと引っ込み思案の私でしたが、それでは語学力も伸びないと感じ、1歩踏み出してみることにしました。最初は身体全体が熱くなって緊張しましたが、達成感や、やったからこそわかる次への活かし方を学ぶことができました。
失敗を恐れずにチャレンジしてみるという気持ちを4年間を通して学び、就職した今も業務で活かされています。新卒で入社して間もない頃、責任のある業務を任されることがありました。経験豊富ではない自分に自信もなく、他の方に譲ることもできましたが【挑戦】の場を自ら潰すのではなく、できる限りのことをやってみようと意識を変えました。2年目になり、より大きな業務を任せてもらえるようになったのは過去の自分があったからこそだと感じます。
GC学部での4年間は絶対に今後の人生で活きるものになります。課題が思った以上に大変だったり、言葉が思うより通じなかったりと壁にぶつかることも必ずあると思います。しかし、その苦難を出会えた仲間や先生と乗り越えることもまた楽しいはずです。【迷ったら挑戦してみる!】を是非心の中にもって、GCの4年間を楽しんでください!!
2022年
中国語コース卒業
ダイキン工業株式会社 秘書室
熊谷 理沙子
自分を誇れる自分に出会える場所
「自分の目で見て学びたい。」
私は華僑幼稚園に通っていたので、幼い頃から中国の人や文化に多く触れて生活してきました。幼稚園を卒園し成長していくにつれて、周りの人と自分の中国に対する印象の違いに疑問を抱くように。「この違いはなぜ生まれるのだろう?」と思ったことが、GC学部中国語コースを選んだきっかけでした。
GC学部中国語コースでは、より専門的に中国について学べるだけでなく、約1年間の現地留学も必修科目となっています。「現地に足を運んで現地の人びとの生活に寄り添うことで、異文化を理解したい!」と考えていた私は、迷うことなくGC学部に決めました。
正直4年間衝撃的な思い出がありすぎて語りつくせませんが、北京大学でのSA中、世界中から集まったクラスメイトとの日々の交流が本当に楽しかったです。私のクラスは、10か国もの国々から来た学生で構成されており、毎日が事件だらけ。例えば、ディベートの授業で、意見が対立し、授業後まで激しい討論が続いたり、授業以外でも寮で餃子パーティを開いて騒いだり、価値観や文化が異なるため、何をするにもとにかく面白かったです。
ゼミでは自分の興味関心に基づいて、とことん調べ、発表し、議論しました。オープンキャンパスのGC学部独自企画でも、プレゼンを夜遅くまで何度も試行錯誤した思い出も。
学生が主体となって、授業も学部も作り上げていく、そんなGCが本当に楽しかったです!
現在は、グローバルに働きたいという思いのもと、ダイキン工業に入社し、秘書室に勤務しています。秘書室では、社内・社外、国内外問わず様ざまな方々と接し、調整する業務が多く、GC学部で培った「多角的な視点や、コミュニケーション能力」が活かされていると感じています。
また、ゼミでの学びを通して培われた「事実だけでなく、その背景に何があるのか調べ、考える姿勢」は、日々膨大な量の情報を精査する上で本当に役に立っています。
私が所属していた内田ゼミでは横と縦の繋がりが非常に強く、社会に出てからも先輩や後輩、先生方とも気軽に連絡を取り合い、交流を続けています。GCを通した「人との出会い」は、社会に出てからも、本当に何ものにも代え難い財産です。
そういう意味ではGCでの学びはまだまだこれからも続くのかもしれません!
もし過去に戻って、もう一度学部を選ぶことができるとしても、私は迷いなくGC学部を志望します。
そう言い切れるくらい4年間本当に充実していました。正直、GC学部は4年間隙間なく、本当に忙しいです。よく学び、よく考え、よく遊び、よく語り合います。でもこの学部には一緒に頑張り、切磋琢磨できる仲間が必ずいます。自分を誇れる自分にきっと出会える。
GC学部に入って、絶対に後悔はしません!
皆さんも是非チャレンジしてみませんか?一起加油!!
2022年
中国語コース卒業
人材紹介会社 総務部
岡田 ひろな
全国から個性が集まった学部!
大学で中国について学びたいと思ったのは、高校時代の留学がきっかけです。留学していたのは中南米で中国からは遠い国だったのですが、同じアジアに属する国として中国に関する質問を多く受けました。正直それまでは強く意識を向けていた国ではありませんでしたが、グローバル社会を捉え直すために中国についてもっと勉強したいと思いました。
数ある大学・学部の中からGC学部を選んだ理由は、中国語だけではなく中国の文化・歴史等を幅広く学べる点、また高密度の少人数教育や1年間の留学制度に魅力を感じたからです。
どの授業も密度が濃く4年間あっという間でしたが、中でも印象に残っているのは基礎演習2の授業です。この授業は、テキストの担当部分を読み、ペアで研究テーマを決め、レジュメを作成し発表するというものでしたが、組み合わせはランダムで決まるのであまり話したことがない学生ともペアになります。同じ歳で中国に関心があるという共通点はあるものの、テーマに対する考え方が異なっていたため大変なこともありました。しかしお互いの価値観を尊重しながら足並みをそろえて1つのレジュメを作ることは、コミュニケーションの重要性を学ぶ大きな機会になったと思います。
また中国への留学もとても思い出深いです。現地ではルームメイトが北京大学の学生だったため、授業以外の様ざまな場面で文化の違いを学ぶことができました。コロナウィルスの影響により半年で帰国になってしまったのは本当に悔しかったですが、この留学を通して、自分の視野を広げられただけでなく、物事を柔軟に考える力を育むことができたと思います。
大学生活を通して、コミュニケーションはどちらか一方が受け身になるのではなく、認識や理解を相互に行う必要があることを学びました。現在就いている総務部の労務給与課での業務には、部署を問わず社内の方と関わる機会が非常に多いです。期限等の都合で早急に対応が必要な業務を依頼することもしばしばあります。そんな時GC学部で学んだことを思い出し、自分本位に考えるのではなく、相手の状況を慮りつつ現状をわかりやすく伝えることを意識しています。
大学を選ぶ基準や目的は人それぞれなので、ある人にとっては将来の夢への通過点かもしれませんし、高校で抱いた疑問の解決の場かもしれません。現在中国語をバリバリ使って仕事をしている人もいれば、私のように言語とはあまり関係のない職についている人もいます。将来のビジョンが明確になっていなくても、もし少しでも「中国」に興味があるのなら、是非一度オープンキャンパスに足を運んで、在学生と話してみてください!実際に訪れて判断する方が後悔のない選択ができると思います。
2022年
中国語コース卒業
株式会社デンソー
川口 愛美
多様な価値観の中で人として成長させてくれる場所
家族で海外旅行へ行くと、各地で中国にルーツを持つ方々が活躍していました。世界と日本の架け橋となる存在になるという私の人生の大きな目標を達成するためには英語だけではなく中国語も必要不可欠だと考え、中国語コースを選択しました。
ゼロからの中国語学習、ゼミ、コロナ禍の中国留学など様々な経験を通じて、自身の考え方が180°変化しました。北京大学での留学中は日本文化の魅力を発信するイベントに参加して、多国籍文化や多様な考え方を吸収し、自分がどれだけ幸せな環境にいるかを実感しました。また一人旅を計画し、重慶や雲南省へ行き、ネイティブの方々と会話する機会を作り、コミュニティを広げることができました。内向的な性格だった私が外向的に行動できるようになったのはGC学部のおかげだと感じています。
GC学部ではゼミや留学を通して自身の意見を相手へ伝えることの大切さを学びました。内田ゼミに所属し、1つの出来事に対して沢山の新聞や何十冊にも及ぶ書籍を読み込み、本質を理解することの重要性も実感しました。
現在就いている営業職には会社の窓口としてお客様へ説明する機会が多くあります。一つひとつ原因や理由を突き詰めて考え、本質を理解することで、物事を自身の言葉で正しく伝え、お客様から納得と信頼を得られるのだと感じています。GC学部で学んだ本質を見抜く力と伝える力は社会で最も必要とされる力だと思います。
今、「世界」に興味があるならば、GC学部で知識と経験を培うことが目標への近道になると思います。多様な価値観の中で考え、行動し、新たな自分を見つけられる場所です。皆さんも是非GC学部で素敵な思い出を作ってください!卒業してからも先生方や先輩方は必ず皆さんの味方になってくれます。ここで過ごす大学生活はかけがえのない財産になるはずです。
2021年
中国語コース卒業
大阪市職員
木下 祥奈
積極的に挑戦することを後押ししてくれる場所
英語教育に力を入れている中学・高校に通っていたため、大学でも英語を勉強したいと思っていました。同志社大学には国際教育に力を入れているイメージがあり、GC学部の英語コースを詳しく知りたいとオープンキャンパスに参加しましたが、中国語コースの話を聞いた際、先輩方が話す中国語を聞き、自分が今まで一度も触れたことのない中国語という世界に興味を持ちました。今まで当たり前に英語を勉強していましたが、大学生というスタートを切るこのタイミングで、新しい言語を勉強してみるというのも面白そうだと思いました。一から新しい言語を学ぶことに不安はありましたが、約1年間の留学がありつつも4年で大学を卒業することが可能だと聞き、留学に備えて基礎からしっかりと中国語を勉強することで、充実した大学生活を送ることができそうだと感じたため、GC学部に進学することを決めました。
現在は、大阪市職員として勤務しています。
入学後は1年半後の留学に備え、中国語を基礎からしっかりと学びました。授業の予習が欠かせず、小テストなども多かったため、日頃から計画を立てコツコツと勉強していました。授業はどれも少人数で行われ、個性豊かな友人からは様々な刺激を受けました。
中国・北京へ留学したことは、大学生活で最も印象深い出来事となりました。相手の話す中国語が全く分からず、初日からがっくりと落ち込んでスタートした留学生活でした。その後も、上手く聞き取れない・伝わらないことは日常茶飯事でしたが、徐々に北京での生活にも慣れ、下手だろうが間違っていようが諦めずに伝えることで、会話が成り立ったときには中国語で交流する楽しさを知ることができました。世界中から学びにやってきた留学生とともに中国語を学んだこと、見た目とは異なり意外と疲れる太極拳サークルに所属したこと、四川省で念願のパンダに会えたこと、上海でのきれいな夜景をバックに友人と写真を撮ったこと、どれも大切な思い出です。
帰国後は郭教授のゼミに所属し、言語的・文化的な側面から中国語を学びました。アットホームな雰囲気の中、日本語と中国語の両言語を比較するなど、ゼミ生全員で興味・疑問のある事柄を深く突き詰める時間でした。
友人や教授に支えられながら、濃密な4年間を過ごしたと実感しています。
価値観が異なる人々と交流する機会があった大学生活を通して、外国語を流暢に話すことだけが重要なのではなく、学部名のとおり「コミュニケーション」そのものが大事だと学びました。現在所属している職場の業務内容上、こちらから案内を出したり、調整を行ったりすることがよくありますが、こちらが伝えたいことと相手が認識したものとにズレが生じてしまうと、円滑に業務を進めることができません。日本語であろうと、コミュニケーションを重ねながら業務を進めることにおいて、GC学部が人材育成として掲げている「課題を解決するため、人と交渉し、円滑に物事を遂行する力」は必須です。この力を得られるように一生懸命勉強した経験は、どのような業務にも活きてくると感じています。大学生活で得た経験を存分に発揮できるよう、周りとのコミュニケーションを大事にしながら業務に取り組んでいます。
中学や高校とは違い、興味のある分野を集中的に学ぶことができる大学は、自分が挑戦したいと思っていることに取り組むことのできる絶好の場所だと思います。GC学部には、様々なことに挑戦する機会・挑戦を後押ししてくれる環境があります。4年間はあっという間に過ぎてしまいますので、悔いが残らないようたくさんの挑戦をしてほしいと思います。皆さんが充実した大学生活を送ることができるよう祈っています。
2021年
中国語コース卒業
西日本電信電話株式会社
佐々木 麻帆
たくさんの刺激と気づきを与えてくれる場所!
高校生の時に中国経済の可能性に興味を持ち、中国語を本格的に学びたいと思ったことがきっかけでした。また、GC学部の特徴でもある少人数制で実用的な中国語を身につけるための授業や1年間の留学制度に魅力を感じ、この学部への進学を決めました。現在は、NTT西日本で営業担当として、ICTを活用したサービスの提案を行っています。
GC学部の授業は少人数制で1人あたりの発言回数も多く、言語学習において必要である能動的な授業環境で学習することができます。小テストなども多く、リスニングテストの前は必死に録音を聞いていたのが懐かしいです(笑)。
最初の1年半で言語習得に必要な基礎を学び、2年生の秋から留学に行きました。留学では勉強だけでなく、現地の大学でバレーボールチームに入ったり、旅行に行ったり沢山の思い出を作ることができました。寝台列車で24時間以上かけて旅行に行ったのも良い思い出です。また、現地で異なる文化・考え方に触れ、自身も固定概念に捉われてしまっていることを改めて感じました。そういった経験が、あたりまえや固定概念に捉われず、何事もフラットに柔軟に考えられる、そんな人になりたいという今の考え方に繋がっています。
私がGC学部で学んだことは、「あたりまえは一つではない」ということです。学部の友人や留学での交流の中で色んな考えや文化に触れました。自分が正しいと思っていることが、相手にとっては正しくなかった時に、自分が無意識に決めつけて物事を考えていると気付きました。今は数年で世の中の在り方が変わってしまう時代でもあり、そういった変化に対応していく上で、思考の柔軟性は必要不可欠だと考えています。そのため、あたりまえに縛られることなく、いろんな視点、観点の意見を取り入れて、その時々に適した最適解を見つけ出せるように心がけています。このような柔軟性はコミュニケーションの上でも、仕事の上でも生かしていけると思うので、今後も意識的に、時にはあたりまえを疑い、新しいものは受け入れてみるという姿勢を続けていきたいです。
相手の文化や考えを受け入れる姿勢を持つことは、対外国人だけでなく、対日本人でも必要なことだと思います。周囲の人と自分との違いを知ることで、他の人を知るだけでなく、自分を知ることにも繋がります。
自分が「どんな考えを持っているのか、何がしたいのか」ということを探求することは将来を決める上で必要となります。学生生活の中では、より多くの考えや情報に触れて「やりたいこと」を見つけてください!
2020年
中国語コース卒業
株式会社JALスカイ羽田事業所
青木 三紗
何事にも一生懸命になれる場所
GC学部を選んだ理由はたくさんあります。英語以外の語学を学びたかったこと、留学したかったこと、中国という国を知ってみたいと思ったことなど、私のやりたい事を全て叶えられたのがGC学部の中国語コースでした。4年間で中国に対するイメージが変わり、中国語を話せるようになりたい!と人生で1.2を争うほど大学では勉強し、充実した学生生活でした。GC学部を選んで良かったと心から思います。
現在は東京国際空港(羽田)で国際線旅客サービス業務を担当しています。国際線をご利用されるお客さまを搭乗口で機内へご案内したり、ラウンジでお客さまをおもてなしするなど、主に国際線ターミナルでの旅客サービス業務を担当しているので英語を話す機会も多いです。
中国語コースでは入学してから1年半、中国語をみっちり勉強してから留学します。リスニング、作文、読解、会話など基礎となる部分を学びます。授業では毎回小テストがある科目が多く、空き時間にみんなで一緒にテスト勉強していたのも思い出の1つです。そして2年生の秋学期に海外へ出発します。
学生生活で1番思い出深いのはやはり留学です。海外生活をしたことがなかった私にとっては、何もかもが新鮮でした。留学先の北京はかなり都会であるものの、昔からの建造物も残されていたり、歴史を肌で感じることが出来ました。また、中国は国土が広く都市によって文化も違うので上海、内モンゴル、ハルビン、四川など様々な都市へ出かけました。旅行でのハプニングも解決しようと必死で思いを伝えることで、会話力も向上したと思います。大学の授業で中国語を学びつつ、旅先で文化を学べる最高の環境でした。
帰国後はゼミ活動にも力を入れて取り組んでいました。私は内田ゼミに所属しており、発表する機会が多かったので、発表前は図書館へ行って本や新聞記事を読み準備していました。準備をするのは毎回大変でしたが自分の発表だけでなく、他のゼミ生の発表を聞くことで様々な分野を学ぶことが出来たと思います。
私はGC学部生活で2つの習慣が身に付いたと思います。
1つ目は「コツコツと小さな努力を積み重ねること」です。語学はいきなり話せるようにはならないので、地道な努力が必要です。私自身なかなかリスニング力が伸びず、とても苦労した時期がありました。その時は中国語の音に慣れるために何度もリスニングのCDを聞いたり、語彙力を増やすために単語帳を作ったりと、小さなことではありますが毎日習慣づけるようにしました。そうすることで段々と会話を楽しめるようになったと思います。空港での旅客サービス業務にマニュアルはありません。先輩方や同期の仕事の様子を見たり、お客さまの要望をくみ取るために観察をしたりと、毎日が勉強です。地道な努力を積み重ねる力はお仕事においてとても大切な力だと思っています。
2つ目は「物事に対して疑問に思うこと」です。内田ゼミでの発表では必ず発表者に対して質問をする時間があります。質問をすることは簡単なように思うかもしれませんが私にとっては難しいものでした。しかし、ゼミで質問する時間があったことで、物事に対して「どうして」、「なぜ」と疑問に思う習慣を身につけることが出来ました。この力は空港業務における安全の分野で活かすことが出来ています。どうしてモバイルバッテリーは機内持ち込みにしないといけないのか、なぜ液体物の持ち込み制限があるのか、など理由を知らなければ危険性を自覚することが出来ませんし、安全を脅かすことになります。安全を守る上では疑問に思うことが非常に大切だと改めて感じます。
2020年に新型コロナウィルス感染拡大の影響で世界では様々な変化が起きています。受験生の方はとても不安の中日々過ごされていることと思います。また現地に行けなかったり、母国からオンライン授業を受けている在学生の方がいるというお話も聞いています。もちろん現地に行って勉強することを何よりも楽しみにされていたと思いますが、きっと今皆さんが学んでいること、努力していることは将来に繋がると信じています。語学は日々の積み重ねが結果に繋がります。GC学部では語学力はもちろんですが、努力し続ける力も身に付きます!皆さんの学生生活が充実したものになるように心から願っております!
2020年
中国語コース卒業
日本通運株式会社
市橋 侑里
京田辺から世界へ
私は国際系の高校の出身で、高校2年次に約1年間カナダの女子校に留学していました。その際に全体の半数以上が中国や台湾など中国語圏出身の学生で占められている学生寮で生活し、彼女たちとの交流を通して中国語と中国文化に興味を持ったことやもう一度長期留学を経験し国際的視野を広げたいと思ったこと、幼い頃から日本語と英語以外の言語も習得したいと考えていたことから、GC学部中国語コースで学ぶことを決意しました。
在学中に語学力を生かすことができる国際物流の仕事に興味を持ったことから、卒業後は日本通運株式会社に総合職として入社し、現在は外資系大手Eコマース企業の日本法人の営業担当として勤務しています。
授業やゼミ、中国留学… 全てがつい昨日のことのように思い出されます。
語学学習は日々の積み重ねが結果に直結しますし、勉強の成果が目に見える形で現れます。努力すればするほど実力として自分に返ってくる快感や実際に中国語が理解出来たり会話が成り立ったりした時の達成感が大きなモチベーションとなり、毎日の授業や自主学習に全力で取り組むことができました。2年次からは中国の政治外交や経済を学ぶために内田尚孝教授のゼミに所属し、長時間にわたる授業や高い完成度が求められるゼミ発表、卒業論文に苦戦しながらも、物事を多角的に捉える力や論理的思考力を養うことができました。
また、GC学部入学の一大動機であった中国留学は、これまでの人生で最も印象深い経験となりました。留学先の北京大学では、日々の授業や日常生活を通し単なる語学学習に留まらない幅広い学びや気付きを得、目まぐるしく発展する中国を実際に肌で感じました。3歳から習っているバイオリンを現地の学生たちと共に演奏した大学オーケストラでの活動や休暇ごとに中国各地を旅行し目にした風景と出会った人々、そして現在も続く世界各国のたくさんの友人たちとの絆は私の一生の思い出であり、かけがえのない財産です。
入社2年目の現在は、外資系大手Eコマース企業の日本法人の営業担当として日々奮闘しています。
日本におけるEコマースの市場規模は年々拡大しており、食品や衣類、雑貨など様々な業界で活用される多くの企業や消費者にとって必要不可欠な販売チャンネルとなっています。その様な事業に微力ながらも携わることができ、日々やりがいや自分自身の成長を感じています。また、日々の業務にあたったり社内外の様々な方々と関わったりしていく中で、GC学部で培った様々な立場・年代・国籍の方に通じるコミュニケーション能力やどのような考え方・価値観にも柔軟に対応することの出来る力、未知の環境でも恐れずに飛び込んで行ける精神力が生かされていると常々感じています。
一生に一度しかない大学生の4年間で、中国語運用能力という1つの大きなスキルを身に付けられることは大きな自信に繋がりますし、GC学部には学生と同じレベル・目線まで降りてきて熱心にご指導くださる先生方や競い甲斐のある優秀で個性豊かな仲間たち、そして望めば望んだだけチャンスが与えられ、何にでも挑戦できる環境があります。私自身GC学部で学ぶことができて本当に良かったと思ったことは数知れませんし、何度人生をやり直してもこの学部を選びたいと思える、素敵な出会いと出来事に満ちた大学生活を送ることができました。皆さんにも是非、GC学部で私と同じ経験をしていただきたいです。「絶対にGC学部に入りたい」「夢を実現させたい」という強い気持ちを持って、一日一日を全力で、大切に過ごしてください。きっと充実した時間があなたを待っています。
2019年
中国語コース卒業
野村證券株式会社
笠井 理帆
今でも戻りたくなる場所!
GC学部を選んだ理由は、まず、純粋に外国語を学んでみたかったからです。私は中国に縁もゆかりもなく、入学前は不安もありましたが、新たに言語を学びたいと思ったため、中国語コースを選びました。次に、留学をしてみたかったからです。この学部は、1年間の留学がカリキュラムに組まれており、すごく魅力を感じました。留学を通じて、国籍もバックグラウンドも違う多くの人と交流し、さまざまな価値観や考え方を共有できました。
この学部を卒業して早1年半が過ぎ、現在は野村證券株式会社にて営業をしています。4年間の大学生活で学んだコミュニケーションスキルを生かし、老若男女問わず様々な層のお客様に対して、各々のニーズに沿った金融商品の提案やコンサルティングができています。
学生時代といえば、正直語学漬けの毎日だったという印象です。文法、会話、日中関係史など、中国語に関わることは全て学べる場所でした。やはり語学なのでコツコツと勉強しないと覚えられないことも多く、大変なこともありました。しかし、それ以上に初めて習った中国語が話せるようになった時は嬉しく、また海外の友人と話す時間は楽しく、充実していました。特に印象的だったのは、留学とゼミ活動です。私は北京大学に留学し、初めの2ヶ月程は中国語で意思疎通を図れず、不安でいっぱいだったのを今でも覚えています。しかし不思議なもので、勉強してきた中国語と実際に使う中国語が徐々にマッチするようになり、話したり聞いたりすることができるようになってきました。その時の嬉しい!楽しい!という感覚は今でも忘れられないです。次にゼミ活動ですが、私は内田ゼミに所属していました。ゼミでのプレゼンのために多くの本や新聞を読むことは、自分自身をものすごく成長させてくれました。大学を卒業した今でも、ゼミの仲間と内田ゼミの話題で盛り上がったりするほど大切な場所です。
内田ゼミでは、毎週新聞を読み、いろんな分野の本を読みました。仕事でも新聞を読む毎日なのですが、内田ゼミでの学びにより、新聞を読むこと自体は苦ではなく、世間に対しての感度が高くなっていると感じることは多くあります。特に、経済における中国の存在感は非常に大きく、大学時代に中国を深く理解できたことは、仕事上でも強みだと感じる部分です。
GC学部で過ごした4年間は、とっても楽しい時間でした!あっという間に過ぎてしまう学生生活の中で、“中国語を話せるようになる“というのは、自分自身を成長させてくれ、自信に繋がる瞬間でもあります。私も大学生に戻りたい!と今でも思えるのは、GC学部という場所が大変で、でもとても好きで楽しくて、充実していた場所だったからだと思います。 ぜひGC学部を目指してください!そして、生き生きと充実した大学生活が過ごせるよう、願っております!
2019年
中国語コース卒業
積水化学工業株式会社 高機能プラスチックスカンパニー ファインケミカル営業所
富田 萌恵
GC学部は頑張り屋さん集団
私は夢がコロコロ変わるタイプでして(笑)進路や受験大学を決める時期の夢がCAになることでした。CAは若くないと!と勝手に思っていたので、留学もできて、4年間で卒業できるところに魅力を感じたことが正直言うと1番の理由です。あれ、CAになってないやん!と突っ込んでください。(笑)そう、夢がコロコロ変わるタイプなのです。
現在は、化学メーカーで、ディスプレイ周辺材料の営業活動を台湾顧客中心にしています。1年目でも、月1回は海外出張できるところに魅力を感じて入社しました。
留学はもちろんですが、内田ゼミも思い出深いです。留学中は旅行三昧でした。寝台列車に48時間乗って雲南省へ遊びに行ったり、"硬座"という90度の硬い椅子席で24時間汽車にゆられたりしていました。今では絶対できないですね、良い思い出です。ゼミでは、大きく物事に対する考え方を変えられました。ニュースを鵜呑みにしない、広い視野で物事をとらえる(できなくても捉えようとする)力でしょうか。レベルが低い発表をすると怒られますので、辛いときもありましたが、あの時間は今の私にとって、とても大事な時間だったと思います。
台湾での営業活動ですので、中国語は活かしたいところですが、実はあまり使用していません。聞き取りや、文献を読んだりはしますが、基本的には、現地販売会社の日本語流暢な台湾人と一緒に仕事をします。もちろん会議では中国語が飛び交っていますので、できるに越したことはないです。それ以上に大切で、活かされていると感じるのは、相手を理解しようとするところでしょうか。日本人同士でも一緒に居ないとだんだん相手のことが理解できなくなりますよね。国が違えば尚更です。そのような人達、且つ年齢もバラバラな人達と働くと、当然理解できない瞬間は多々あります。そういった瞬間瞬間でGC学部での経験(主に留学)が活かされていると感じます。活かされていると言いながら未だにできていない部分も多いのですが。
目標が高い集団といると自然と自分の意識も高まります。そう考えると、所属する集団選びは大切です。私はあまり深く考えず学部選び・企業選びをしましたが、迷うのであれば、徹底的に悩みましょう!
2018年
中国語コース卒業
グローシップ・パートナーズ株式会社
鎌田 崚介
何事にもチャレンジでき、自分の世界観を広げてくれた場所。
昔から現地の言葉で外国人とコミュニケーションをとりたいという夢があり、その夢を叶えるためにこの学部に入学しました。また1年間の留学がカリキュラムに含まれているというのも非常に魅力を感じました。現在はITコンサルの会社で、クラウドを中心としたインフラ構築の業務に携わっています。
学生時代は学業とアルバイトを両立して過ごしていました。GC学部は比較的課題や小テストが頻繁にあり、日々忙しく過ごしていましたが、休みの日には友達と遊びに行ったり充実した毎日を過ごすことができました。この学部の特徴の一つでもある留学は私にとっても非常に思い出深いです。中国には日本よりもはるかに多い国から留学生が来ています。留学中は中国人だけではなく、世界中に様々な友人を作ることができました。世界中の友人とは今も連絡をとっており、お互いの国を行き来するなどかけがえのない関係を築くことができたと感じています。
現在はITコンサルの会社でクラウドを活用したインフラ構築の業務に関わっています。どの仕事においても欠かすことのできない能力に「コミュニケーション能力」があると思います。現在の仕事でもプロジェクトメンバー、お客様、外部の方など様々な方々とコミュニケーションを取りながら仕事を進めています。GC学部では外国語を通したコミュニケーション能力だけではなく、どの言語にも共通するコミュニケーション能力を身に付けることができました。この能力があったからこそ、様々な方々とコミュニケーションを取りながらスムーズに仕事を進めることができていると思います。
この学部では自分のやりたい気持ちさえあれば様々なことにチャレンジできる環境があります。何かをやってみるか悩んだらぜひチャレンジしてほしいと思います。この学部には皆さんのチャレンジをサポートしてくれる先生、先輩、友人が必ずいると思います。何事にも前向きに取り組んでもらえればと思います。そして皆さんの価値観や世界観を広げ、これから世界で活躍するグローバルな人材になってほしいと思います。
2018年
中国語コース卒業
大阪大学大学院 言語文化研究科
朴 苑眞
物事を様々な角度から批判的に見る力が身についた
高校2年生のとき、中国での教育支援プログラムに参加したことをきっかけに、中国語を学びたいと考えるようになりました。4年間で特に印象に残っているのは、中国の近現代の歴史について研究したゼミの活動です。ゼミでは学生同士で討論する機会が多くあり、様々な角度から物事を批判的に見る大切さを学ぶことができました。大学院では、外国にルーツを持つ子どもたちが日本社会で自分らしく生活できるよう、多文化共生をキーワードに、ことばの教育とアイデンティティの関係性について研究しています。大学で養った物事を批判的に捉える見方が、現在の研究にも活かされています。
2017年
中国語コース卒業
日本銀行 支店 営業課
辻井 太
グローバルな視点と自分の「世界」を広げられる場所
私がGC学部を選んだ理由は、中学生の時に米国にホームステイをしたことをきっかけに、様々な国の文化や価値観に興味を持ち、大学ではアジア、特に中国について学ぶことで、グローバルな視点を持つ人になれればと考えたからです。実際に大学4年間で学んだことは、今の自分にとってかけがえのない経験であるとともに、現在の社会人生活の中でも生かされていると感じています。
卒業後は日本銀行に入行し、現在は地域に密着した調査を通じて、地域経済の調査・分析を行っております。
GC学部での生活において、1年間の北京留学が最も印象深いです。留学中は大学の授業は勿論大切ですが、それ以外の時間を「いかに過ごすのか」で、留学をより実りあるものにすることができると思います。私は、現地企業へのインターンや日本文化を宣伝する団体への参加、イベント企画などに挑戦し、大切な経験や友人を得ることができました。中でも印象深いのは、上記のような活動を行う中で、中国人の友人は勿論、中国で活躍されている様々な分野の日本人経営者の方々と出会い、その「生き様」に触れることができたことです。彼らは自分なりの考え方や「信念」をもって行動しており、私も彼らのように「自分の信念」をしっかりと持って行動することの大切さ、そして「何があっても絶対にめげない心」を学びました。
私は現在、日本銀行某支店にて、地域経済の調査・分析に携わっています。日本銀行が「物価の安定」を目的とする金融政策を適切に行うためには、景気情勢を的確に把握することが必要不可欠です。経済の第一線で実際に何が起きているのか、統計データや当地企業へのヒアリングなど、何をどう調査・分析していくか、局面変化に応じて機動的に行動していくことが求められます。責任感を持ち、知的好奇心とチャレンジ精神を抱いて積極的に行動する力は、GC学部での「学び」が生かされていると思います。また、サプライチェーンが複雑化する中、中国や米国の景気情勢などによって、当地経済への影響が生じていないかを調査する必要もあり、そこでは、中国語は勿論、中国の文化や価値観、グローバルな視点など、大学で学んだことが役立っています。
GC学部は、「自身で道を切り開けばできないことはない学部」だと思います。勉強で大変なこともありましたが、大学生活4年間をいかに過ごすかは自分次第で如何様にも変わるため、やりがいのある学部だと思います。積極的に自分のやりたいことを追求してください。今やりたいことが無くても、仲間や先生方と過ごす中で自分がどうしたいかを探すのも面白いので、様々なことに挑戦してみてください。GC学部は、「自分の世界」をめいっぱい広げられる場所です。
2017年
中国語コース卒業
株式会社東急コミュニティー マンション西日本事業部 公共住宅管理部
是澤 智子
“自分”という唯一無二の道を切り開ける所
GC学部を選んだ理由は2つあります。1つ目は、高校の時、日本語と同じ漢字を使っているからという安易な気持ちから第二外国語の授業で中国語を選択。しかし中国語を学ぶ中で、実は似ていて違う、違うようで似ている部分に楽しさを覚え、引き続き大学でも学びたいと思ったからです。2つ目は、1年間の留学を通して、学んだ中国語を実践できる点に魅力を感じたからです。
現在は総合不動産管理会社にて、公共施設管理運営を担当しています。
学生生活の中では1年間の台湾留学が印象深いです。留学中、私は現地の日系企業でインターンシップを行いました。日中は学校で中国語を学び、放課後は中国語を使って社会経験ができました。実際に働くことで、日本と台湾の企業の雰囲気の違いやルールの違いを学びました。中国語の知識はもちろんですが、積極性や行動力も留学中に身に付いたと感じています。
また、GC学部には専用の自習室があり、私はよく空き時間に足を運んでいました。自習できる環境が整っていて、課題や予習に取り組めることに加え、先輩や後輩、他コースの人と顔を合わせることが出来ます。GC学部内で繋がりができ、勉強や就活、留学に関すること等、気軽に相談できる点は非常に魅力的です。横だけでなく縦の繋がりが強い点はGC学部の大きな魅力ですね。
私は現在、2003年に導入された指定管理者制度による公営住宅の管理・運営を行政から委託を受けて行っています。そこで感じるのは、日本には多くの外国人が住んでいるということ、また、文化の違いが課題になっているということです。私が大学で所属していたのは中国言語文化のゼミです。日本語と中国語の相違点に興味を持ち、大学時代研究をしていましたが、講義やゼミ、留学を通して言語だけでなく、日本と中国語圏の文化の違いも多く学びました。
今後も公的案件の民間開放は増加する見込みです。企業実績を活かし、現在も受注に向けて進んでいます。中国語を使う機会はまだ少ないですが、大学で学んだ知識を活かし、異文化理解を深め、誰もが住みやすい日本を作るために日々努力しています。
4年間の大学生活の中で、机に向かって言語を学ぶだけでなく、積極的に様々な人と“コミュニケーション”してみてください。そこから相手の人柄や背景が分かってきます。幸いなことにGC学部では年齢・性別・国境を越え、多くの人と関わる機会が豊富にあります。その機会を逃さず、自分のものにしてみてください。大学生活を終えるころにはきっと立派な“自分”が出来上がっていると思います。大学生活を楽しみながら自分の世界を広げてみてください!
2017年
中国語コース卒業
全日本空輸株式会社(ANA成田エアポートサービス株式会社出向中)
野見山 玲奈
私らしさを引き出してくれるところ!
高校1年生の修学旅行で同志社大学を訪問し、GC学部の説明を受けたことがきっかけでした。中学2年生まで台湾で過ごした私は、再度中国語を学び、台湾への留学を強く希望していました。そんな私にとってGC学部との出会いは衝撃的でした。
卒業後は、全日本空輸株式会社に入社し、現在は“現場を知るため”に成田空港に出向しています。
勉強面においては、「4年間みっちり勉強をする」ということがGC学部での思い出です。これはSA(留学)の1年間でも、日本での3年間でもどちらにも言えます。語学力を磨き、培った語学力を活かしてより多くの文献を読むなど、日頃の勉強や努力が最終的には自分自身に返ってきます。大学の授業は大きな教室に大人数で講義を受けるイメージですが、GC学部は10~20名程度の人数で講義が行われます。大学で先生方に名前を覚えてもらうことは、なかなかないと思います。言い換えれば、“一つの大きな家”と言ったところでしょうか。
勉強面以外では、オープンキャンパスのスタッフとしてGC学部の魅力を伝えられるよう力を入れていました。GC学部は学生が主体となり、プレゼンテーションや質問コーナーなどすべて学生が立案し、当日の運営まで行います。誰かに何かを伝えるということは簡単ではありません。これこそGC学部での日々の学びが最大限に発揮されます。好きだからこそ、多くの来場者の方に「GC学部の魅力を知ってもらいたい」、「もっと分かりやすい表現はないのだろうか」などスタッフ一同で試行錯誤します。本番当日まで何度もスタッフ同士で話し合いを行い、運営にあたり教職員の方などとのやり取りもします。多くの人を巻き込み、一つの形を作り上げることは一筋縄ではいかず、苦慮することも多々ありますが、大切な経験だと実感しています。社会人になり、学生の頃よりもはるかに大きな組織や規模で様々な人とコミュニケーションを取らなければなりません。学生時代に培った経験は今現在社会人として日々活かされています。
現在成田空港国内線担当として、搭乗手続きや出発・到着業務全般に携わっています。成田空港は世界各国からお客様をお迎えし、成田空港から全国へご案内しています。通常の国内線は、日本国籍の乗客が多いのですが、成田空港は過半数が海外からのお客様です。英語、中国語、日本語どれも同じくらいの割合で使用します。様々なお客様のニーズをくみ取り、応える力はGC学部での4年間が生かされていると思います。
GCでの4年間は学校生活で最も輝いていたと思います。勉強で大変なこともありましたが、それ以上に学んだこと、楽しかったことの方が大きいです。なにより私はGC学部が本当に大好きです!高校生の自分を褒めて自信を持って報告してあげたいです。「良い選択をした!諦めずに入学への道を決めた君は本当によくやった!GC学部は想像をはるかに超えるほどたくさんのものを与えてくれる。思う存分、楽しみなさい!」とね(笑)。迷うぐらいならば、飛び込んで全力で取り組むことをおすすめします。GC学部は全力でその人を応援してくれる場所だと保証します!いつかどこかで会いましょう!楽しみにしています、将来のGC生!
2017年
中国語コース卒業
トヨタ自動車株式会社
池本 真菜
台湾への留学が人生のターニングポイントに。
留学が必修であることに魅力を感じ、この学部に入学しました。留学先として選んだのは台湾。現地の方とは、互いの国について多くの話をしました。その中で、海外での日本製品の評価の高さを知り、日本製品のよさを広める仕事がしたいと思うようになりました。その夢を実現できる会社として、トヨタ自動車に就職しました。将来は海外営業に携わり、日本のクルマの素晴らしさを伝えていきたいと考えています。
2016年
中国語コース卒業
株式会社ジェイアール西日本伊勢丹
小島 怜
狭かった自分の視野と知識を、グローバルに広めてくれたところ。
「私がちょうど大学への進路を決めようとしていた頃は、尖閣諸島問題などで日中関係悪化が著しく進んでいた時期でもありました。そうした中で中国について漠然としたイメージを持つのではなく、学問としてしっかり学んでみたいという気持ちがあったことと、また学部のカリキュラムに1年間の留学が含まれていることに魅力を感じたため、GC学部への入学を決めました。
現在は、京都にある百貨店の営業部で働いています。1年目の仕事は店頭接客が主ですが、商品発注や催事担当など様々な業務に幅広く携わらせて頂いております。
1番の思い出は、1年間の中国留学です。勉強だけではなく休暇期間に中国各地へ旅行に行ったり、日中友好活動や留学生向け情報誌制作活動に参加したりと、多くの貴重な体験をしました。ルームメイトだった中国人の友達とは今でも連絡を取り合っており、この繋がりはずっと大切にしていきたいと思っています。
また、授業以外ではクローバー祭の学部イベントにも参加していました。クローバー祭は地域密着型の学祭なので、語学に興味のある親子がたくさんいらっしゃいます。普段は語学を勉強する側の私たちですが、イベントでは語学を教える立場となって楽しく外国語と触れ合う場を提供します。学部一丸となって企画するので、専攻や学年の枠を越えて仲間たちと仲良くなれることも楽しみの1つです。
今の仕事場で中国語を話せるということは、大きな武器になっています。百貨店には以前の「爆買」ほどではなくとも、毎日大変多くの中国人観光客がご来店されます。購入を決める前に詳しい商品説明を求められることも多く、自分自身まだまだ中国語を勉強する余地があると感じる毎日です。一生懸命接客した中国人のお客さまに「今天特別謝謝!」と笑顔でお礼を頂いたり、わざわざ美味しい焼肉屋を聞くだけのために「シャオダオ!(小島の中国語読み)」と私のもとへ戻ってきて頂いたりと、嬉しい体験をしたこともあります(笑)。
授業で、成都のイトーヨーカ堂がサービス向上で成功しているという事例を学んだことがありますが、おもてなし文化が少しずつでも、中国始めアジア全体で認められてきている変化を肌身で感じられる現場にいることに改めて面白みを感じています。
今、国際系の学問を学びたい、外国語を学ぶために留学をしたいと考えている学生はどんどん増えていると思います。現に私もそうでした。確かに社会人になった今でも語学力は強みとなっていますし、他の分野で働く先輩方や同期たちも、きっとGC学部で培った国際的感覚は役立っているのではないかと思います。しかし、これからもっと語学堪能で優秀な人材が増えていく中で、"ただ語学ができるだけ""国際的な知識を持っているだけ"では通用しなくなってしまうのだろうとも感じています。必要なのは、何のために学ぶのか、あるいはそれを学んで自分はどうしたいのか、つまり学問を学んだ先のことをしっかり見据えることだと思います。
GC学部での1〜2年目はまず語学や国際知識の基礎を学び、2〜3年目は留学を通して実際に他国文化を体感します。留学から帰ってからの3〜4年目は、それまで学んだ語学や知識の応用や、留学での経験をフル活用して各自プロジェクトを企画実行、またゼミによっては卒業論文を手がけます。 この4年を経て私は、語学や知識とはただ身につけるだけのものでなく、"考える"ための材料であり手段なのだということに気づかされました。今思い返しても、4年間で一番頭を使って疲れたのは、最後の年だったな…。私がGC学部に入って良かったと思うのは、ここで"考える"力を養えたからです。語学や知識をどう生かすのも自分次第!これから受験される皆さん、後輩の皆さんも、ぜひこの学部でグローバルに"考える"力をピカピカに磨いてください!
2016年
中国語コース卒業
住商グローバル・ロジスティクス株式会社
中西 直文
色々な価値観を持った人と出会うことが出来、自分の「やりたいこと」が見つけられる場所
中国語を一から学びたいと考えたのでこの学部を選びました。私が小学生の時に、父の仕事の関係で中国に3年程住んでいたこともあり、中国に対して興味がありました。また、1年間の海外留学がカリキュラムに組み込まれていることも魅力のひとつでした。現在は物流会社で様々な地域からの輸入業務を担当しています。
勉強やゼミ、サークル、アルバイト等で充実した大学生活でした。特に1年間の留学は自分の人生における大きな転機となりました。留学時代に経験したことや出会った人々のおかげで、今の自分があると思っています。変化の激しい中国で留学を経験したことで変化に対する適応力を身に付けられ、また中国に対する興味がさらに高まりました。
所属していた内田ゼミでは長時間にわたる議論を繰り広げ、中国に潜んでいる問題についての理解を深めることが出来ました。様々な視点から問題点を取り上げていたので、物事の捉え方について学ぶことも出来ました。
日々様々なことを学ぶことが出来た為、非常に充実した4年間でした。
在学中に見つけた「やりたいこと」に向かって日々仕事に勤しんでいます。現在主に欧州や韓国からの金属製品の輸入を担当しています。中国関係は今のところありませんが、中国にも海外事業会社がありますのでそちらで仕事が出来るように日々努力しています。
大学での4年間はあっという間に過ぎていきます。しかし4年間で様々な人に出会うと思います。出会った人々の価値観に触れて、自分の「やりたいこと」を見つけてください。「やりたいこと」が見つかれば、それに向かって何をすれば良いかが見えてきます。社会人になってもこれを忘れることはなく、仕事におけるモチベーションへと繋がっています。ですので、自分の「やりたいこと」が実現できるように、後悔なく大学生活を送ってください。
2016年
中国語コース卒業
株式会社神戸製鋼所
青木 航太郎
勉強はもちろんのこと何でも挑戦させてくれるところ!
「大学で語学をマスターしたい。」そんな思いの中、目に留まったのがGC学部でした。幼い頃、海外に4年程住んでいましたが、日本人学校通いだったため現地語を片言しか話せずにいました。1年間の現地学校留学に加え、国際人としての教養を深めることができる環境が整っているこの学部なら、私のやりたいことができると確信し入学しました。
現在は株式会社神戸製鋼所にて鋼材営業をしています。
自分が興味を持ったことに積極的に取り組み、また周りの方々に恵まれた4年間でした。私は入学前から東日本大震災の際、日本に多くの義援金をくださった台湾に非常に関心がありました。台湾について徹底的に知りたいという思いから、台湾留学前は、中西先生に特別に授業していただき、台湾語の勉強にも挑戦しました。留学中には現地の草野球チームや交流会に参加し、現地の方々から語学のみならず、歴史・文化・価値観など書籍だけではわからないことを吸収しました。帰国後の卒業研究では、台湾人のアイデンティティについて取り組み、日野先生・唐先生をはじめ、厳しく指導してくださった先生方には非常に感謝しています。また、ゼミ生達をはじめGC生たちに助けてもらうことも多く、本当にGC学部でよかったです。
鉄の中でも付加価値の高い特殊鋼を扱い、営業の仕事をしています。製品の納期調整をする際には、「相手の立場に立って多角的に物事を考える」というGC学部での学びが生かされています。顧客と自社工場の営業と三者三様の意見がありますが、自らの意見に固執するのではなく、各々どうしたくて何に困っているのかを踏まえた上で調整を行っています。GC学部は多様性に満ちた学部で、議論する際には安易に同意することや自分の意見を押し付けることはなく、多くの意見を出して決着点を見出して結論付けることが多かったからだと思います。また、様々な国籍の人と仲良くしていくなかで自然的に身につきました。これもGC学部で学んだからこそできたことだと思います。
考えてから走るのではなく、走りながら考えてみてください。学生の4年間というものは長いようであっという間です。じっくり考えることも大切ですが、時間をかけすぎてしまうと折角のチャンスを逃してしまうこともあります。学生だから、GC生だから、SA中だからできること、そしてやってみたいことにどんどん挑戦してください。失敗しても成功しても必ず大きな収穫があると思います。加油!
2015年
中国語コース卒業
Good Job Creations (Singapore) Pte. Ltd.
塩崎 拓臣
多様性と柔軟性にあふれる学部!
「大学という場で何か専門的に学べるのなら、自分の長所を伸ばしたい」と考えたことが、GC学部を志望した最大の理由でした。 子供の頃、短い期間ではありますが中国で過ごしていましたことがあります。それを今後に活かしていくためには何を学ぼうかと考えた矢先、目に留まったのがGC学部でした。
現在はシンガポールの人材紹介会社にて、在シンガポール日系企業を相手に正社員を紹介するビジネスに従事しています。シンガポール人との商談、同僚との会話など、中国語を日常的に活用できる環境のもと、ゆくゆくは英語も使いこなせるよう、日々学習と仕事に勤しんでいます。
GC学部での生活において、印象深かったことは大きく分けて2つあります。
まずは、1年間の留学生活です。数年ぶりに訪れた中国で、その変化・進化のスピードに驚き、またその向上心・競争心に感化されました。現地にて、実際にグローバルの場で活躍されている同志社OBの方々とお話をする機会を頂けたことも、現在の私に繋がる良い経験となりました。
次にセミナープロジェクトです。学生達自らが主体となり、プロジェクトを実行していく中で、行動力の大切や社会に出てからの実務的な経験も学ぶことができました。
毎年色々なことにチャレンジすることが出来た、面白い学生時代でした。
GC学部で学んできた語学や知識が生きていることは勿論ですが、最も実感があるのは留学やセミナープロジェクトを通して学んだ「とにかくやってみよう」という精神です。これを知ってからは、先が見えないことや、前例の無い挑戦に対して、不安ではなく好奇心を持てるようになりました。
現在も、会社から前例の無い取り組みとして新卒で海外配属というチャンスと挑戦の舞台を頂き、シンガポールで仕事をすることができています。この挑戦がいつか実を結ぶと信じて、今も「とにかくやってみよう」の精神を以って日々を過ごしています。
GC学部は、机の上では学べないことをたくさん勉強できる学部だと私は思っています。あなたが夢中になれるものに出会い、夢中になれたものをとことん追求できる機会が、GC学部にはあると思います。
GC学部で身につけた考え、語学力、価値観、人脈・・・それぞれを思う存分に活用し、あなたが夢中になれたものへのアンテナを張り巡らせてください。チャンスは世界中に転がっていると思います。
そこで、あなただけにしか出来ないことを見つけてください。私もまだ未熟ですが、自分にしか出来ないことをこれからも追求していきたいと思っています。
一緒に世界を舞台に活躍してゆきましょう!
2015年
中国語コース卒業
厚生労働省
花井 香織
一生ずーっと大切にしたい、と思える仲間に出会えたところ。
「受験勉強で興味を持った漢文を原文で読めるように」「関西で一人暮らしがしたい」「新設の学部で一期生としての歴史を作りたい」…漠然とした夢を持って、GC学部に進学しました。GC学部と留学(SA)先の北京大学で、中国語はもちろん古代中国語を読み解く力がつき、同時に、人々の様々な価値観を尊重しつつ対話を積み重ねる能力が鍛えられたように思います。
進路を決める際、社会の理想像を描く漢文「大同」に魅了され、国民の生活の基盤となっている厚生労働省に就職しました。入省1年目の現在は太平洋戦争の戦後処理関連の仕事をしています。
勉強、部活、アルバイト、ボランティア等で何かと忙しく大学生活を過ごしてきましたが、中でも学部での勉強は一番印象に残っています。3~4時間ずっと意見を交わし合った内田ゼミやセミナー・プロジェクト、北京大学文学系での学びなど、とにかく現状に飽き足らないやる気の高い仲間が多い中で学べたのは最高の経験です。
航空部や留学中の剣道部の活動なども大学生活をより一層豊かなものにしてくれました。楽しく過ごせたのはもちろんですが勉強だけでは学べないチームワーク、忍耐力といった力がよく鍛えられたと思います。
一つ目にコミュニケーション能力が挙げられると思います。例えば中国文化の研究やセミナー・プロジェクト、SAを通じて色んな価値観に触れる中で、自分とは異なる意見を尊重しつつ、粘り強く対話を積み重ねる能力が培われました。それは70年前の戦前の資料や様々な世代の方々とのコミュニケーションをとる上で役に立っています。
また二つ目に、学部での環境を通じ、積極的にチャンスをつかみ取ろうとする姿勢を得ると同時に、学んだ語学を用いて将来国際的に社会貢献できる人材になろうというモチベーションにつながっています。
同志社大学GC学部という舞台で、自らの興味のあることに納得いくまで挑戦してみることをおすすめします。SA、プロジェクト等勉強面に限らず、サークル活動、学内外の友人との交流など、種々多様な事に挑戦できる土台が準備されていますし、精一杯取り組んだ結果は必ず形に残るものになります。
入学前の皆さんへ、この学部で何がしたいか、どのような仲間とどのような環境で4年間を過ごしたいか、じっくり考えてみるのはいかがでしょうか。GC学部生の声を聞き、本気でここに行きたいと感じてくれましたら大変嬉しく思います。
2015年
中国語コース卒業
銀行 外国為替課
鍵山 裕香
色々な価値観を持った人に出会えて、自分の思いを自由に発信出来る場所。
興味のあることがないと思い悩んでいたところに見つけたのがパンフレットの後ろの方に載っていた「GC学部新設」という文字。もともと国際交流や中国に興味があり、1年間の留学がカリキュラムに組まれているということで迷わず本学部を志望しました。現在は銀行の外国為替課で企業の輸出入の仲介業務に携わっており、日本と海外の架け橋になるという昔からの夢をささやかながらも実現出来ているかなと思っています。
学部の1期生として好きなことを存分にやらせてもらえた4年間でした。オープンキャンパスや学部紹介冊子Cosmosの編集委員から始まり、1年間の北京留学、濃厚な内田ゼミ、そして4年間の集大成でもあるセミナープロジェクトでの京都の旅館のお手伝い。その折々で出会いがあり、学びがあり、全ての経験が現在の私を作り上げています。中でも留学は大きな転機であり、語学力や世界中の友達が得られたことはもちろん、何事も挑戦してみようという前向きな気持ちが持てるようになったことは私にとって大きな財産です。少人数体制のGC学部では学部生や先生方のみならず事務室の方々とも距離が近く、たくさんの方の支えがあって充実した4年間を送ることが出来ました。
現在の仕事では英語を使うことが多いですが、外貨両替で来店される中国人観光客に対して中国語で接客したり、中国語の書類の翻訳をしたりすることがあり、中国関係で職場の方に頼りにしてもらえて嬉しく思っております。またゼミやセミナープロジェクトでは、自分で問題点を発見しそれを解決する力を培いました。その力を以て仕事の効率を上げるためにどう動くべきか、お客様が求めていることに対して自分に出来ることは何なのか、日々考えながら頑張っています。
そして同志社の強い繋がりを多方面で実感することがあります。職場の先輩が同志社OGということで親身になってくださったり、取引先のお客様が同志社OBだった為に大学時代の話に花が咲いたことも。私も社会で活躍している先輩方のように卒業生として同志社の「良心」を忘れず前に進んでいきたいと思います。
大学の4年間は本当にあっという間です。興味のあることもないことも思いついたら何でも挑戦してみてください。とりあえず周りに発信してみてください。きっと誰かが共感して力を貸してくれます。何かを始める前の懸念材料も、えいっと一歩踏み出してしまえば案外簡単になくなってしまうものです。結果失敗してもきっと次に繋がります。やらずに後悔するよりやって後悔する方がいい。私がこのことに気づいたのは3年生の中頃と遅かったですが、そう思えるようになったのもGC学部で過ごして色々なことを経験してきたからです。挑戦する内容は全て一貫していなくてもいいと思います。自分から動いて一歩踏み出したことはいつかきっと自分の糧になると思います。GC生としていつかお会いしましょう!
2023年
日本語コース卒業
蝶理株式会社 繊維原料部
グエン ドク マイ チャン
常に自分の可能性を発見させ、成長させてくれる場所
高校生だった私はベトナムでミサンガのオンラインショップを運営し、ビジネスや経営について深い興味を持っていました。英語以外の外国語を習得したいと思い、日本へ留学することにしました。日本語学校に通い、同志社大学のGC学部ではビジネス場面において必要な対話力や交渉力を身につけることができると知り、受験しました。現在、糸に関わる繊維専門商社の繊維原料部で、大学で学んだ知識やスキルを活かしながら働いています。
印象に残る出来事はたくさんありますが、ここで2つの出来事についてお話させていただきます。まずはワークショップ現代日本社会2という授業で、災害が多く発生する日本に在住している外国人のために、防災訓練を開催しているが、やさしい日本語でも伝えることが難しく、通訳や翻訳が必要であることを知りました。ここで、私のできることはなにかと考え、ベトナム語―日本語の通訳・翻訳のボランティア活動に参加することにしました。京都府内の綾部市、亀岡市や城陽市等で開催される防災訓練に参加し、ベトナム人のために通訳しました。
次に、学部の授業を通して、日本に在住する外国にルーツを持つ子どもの教育に様々な課題があると知りました。そこで、子どもの日本語学習を支援するセンターでボランティアとして活動し、どうすれば日本に住んでいるベトナムの子どもが、母語と日本語を両方うまく学習することができるのかと考えました。これを卒業論文のテーマとし、1年間フィールドワークを行いました。ゼミの先生のご指導のもと、研究の結果を出し、無事に卒業論文を書くことができました。
このように、GC学部の授業は常に自分のできることはなにかについて考えさせてくれました。
現在、繊維専門商社で働き、主に海外の原料を輸入し、国内の取引先の工場へ出荷する貿易の業務を行っています。最初は専門用語や方言が難しく、意味が理解できないこともたくさんありました。また、貿易の難しいところは輸入や出荷のタイミングが合わず、海外の仕入先と国内の出荷先の板挟みになることです。困った時は必ず先輩や周囲の方の助けを求め、社内外の多くの方と連携しながらスケジュールを調整します。このように、4年間GC学部で身につけたコミュニケーション能力を活かし、日々頑張っています。
GC学部では言語はもちろん、多様性のある社会で適用できる能力を身につけることができる学部です。積極的に新しいことに挑戦し、新しい分野を学び、成長する機会を掴んで、世界中で活躍できるように、4年間の大学生を十分に頑張ってほしいと思います。
2023年
日本語コース卒業
総合リース会社/営業
馮 栩
言語と異文化交流の学びにおいて、これ以上にない唯一無二の学部。
オープンキャンパスにて直接教授と話し、実用的な語学力と国際交流を融合したGC学部で、更なる成長を目指したいと思ったことがGC学部を選んだきっかけでした。現在、総合リース会社に勤めており、製造業や銀行、医療法人など多種多様な法人顧客に対して営業活動をしています。
GC学部日本語コースで過ごした4年間の中で、印象に残っていることが2つあります。
1つ目は、日本社会の制度や文化的特徴について学べたことです。
2年次からは社会実習や演習などの見学とグループ発表を中心とする授業を通し、日本社会に関する基礎的な知識を身に付けられました。企業や各地の名所への見学などの活動は、新たな発見と学びを得ることができ、日本に対する理解を深めることができました。
2つ目は、セミナー・プロジェクトで異文化体験イベントを開催したことです。
セミナー・プロジェクトとは、GC学部の3コースの4年生が協力し合い、主体的にプロジェクト企画から開催まで取り組む実践型授業です。私が所属したクラスは、子ども向け異文化体験イベントの開催がテーマでした。日本人学生(英語コース、中国語コースの学生)がもつSAを通しての経験、留学生(日本語コースの学生)がもつ出身国の文化や十人十色の経験と知恵を融合させて企画した体験型コンテンツは、子どもから保護者まで多くの人に感動を与えることができました。異文化交流から生み出された力は想像以上のもので、私たちGC学部の学生ならではの成せる業と言っても過言ではありません。
私は現在、法人向けの営業担当で、ソリューション提案を行うのが主な業務です。担当顧客の企業が、自社の社会における役割を十分に発揮できるよう金融で手助けするのが、私の勤務している金融会社の本来の社会的責任です。
そこで、GC学部の社会実習や演習で身につけた日本社会に関する知識と培った思考力を合わせ、表象に囚われず、物事の本質や背景について分析しています。担当の企業と日本社会/グローバル社会の相互作用を考え、今後の課題を抽出して適切な提案を行っています。
「自分・企業・社会」の3者の結びつきについて考えさせられる機会を多く得ることができたGC学部で生み出されたマインドだと日々実感しています。
今ここでしかできないことに目を向ければ、自ずとすべきことがわかります。この考え方で、私はGC学部に導かれました。ここでかけがえのない時間を過ごし、たくさんの学びを得ました。もし大学4年間を唯一無二なものにしたいならば、まずはオープンキャンパスに来てみてください。
2022年
日本語コース卒業
株式会社ファミリア 営業Digital
ペットヌー マイカ
学びの中で様々な分野の人との繋がりが生まれ、新しい道が開けていくところ
私は母が日本人ですがタイで生まれ育ち、タイ語が話される環境の中で教育を受けました。母語はタイ語です。日本語は特に学んできませんでしたが、高校生の時に日本留学に興味を持ちました。タイで開催された日本の大学説明会に参加し同志社大学GC学部のブースの説明を受け「ここで学びたい!!」と直感的に思い、同志社大学を志望しました。日本語や日本文化を学べるところが私の希望に合っていました。卒業後、タイに帰るという選択もありましたが、日本での就活や仕事を体験したいと思い、日本で仕事に就きました。現在は子ども服のファミリアで営業部に勤務しています。
忙しく充実した4年間を過ごしました。入学当初、私はまともなレポート一つ書けませんでした。GCではいろいろな国の人が共通語として日本語を使っています。この環境はとても興味深いものでした。ゼミでは様々な内容の討論会が行われましたが、みんな自分の考えをはっきりと述べながら、反対意見も含めて他の意見も否定せずしっかりと聞くという姿勢をとっており、好ましく感じていました。周りの留学生の日本語力はとても素晴らしく、早く他の同期の人たちに追いつきたいと思っていました。
私は、ホテルやレストラン、倉庫などのアルバイト、GCラボという学部の広報活動、毎年のオープンキャンパスのスタッフ、学祭実行委員、GC学部海外文化交流、某放送局のタイでのドキュメンタリー撮影時通訳及びコーディネーター、ラジオ番組での自国紹介、日本語スピーチコンテスト出場等、貴重な経験の機会を逃さぬよう、あらゆることに片端から挑戦しました。
その結果、日々目が回るほどのスケジュールに自分で振り回されていたのですが、得られた経験は何事にも代えがたいものだと感じています。
ゼミ論文では母国の孤児院の子どもたちについて研究し、まとめました。母語であるタイ語とGCで学んだ日本語を活かすことができ、貴重な資料が制作できたと自負しています。
入社2年目に入り、営業Digitalに所属しています。昨年1年間は百貨店店舗での販売研修でお客様対応をしていました。大学で「あれほど日本語を勉強したのに」と思うほど言葉の面で苦労しました。日本語特有の言い回しやお客様を立てる表現など学ぶことがとても多くありました。それに対応できたのはGCでの学びが基礎にあったからです。
現在、営業Digitalでオンラインによる販売環境を担当しており、実際対面しないお客様とのやり取りをしながらお客様のニーズを読み取り販売に繋げるという課題に取り組んでいます。社内では、自分の担当以外の企画案を立てたり学んだりする場があるのですが、GC時代の「何でもやっておきたい」という気持ちの在り方が続いており、積極的に参加しています。
「学ぶ」という言葉に対して皆さんはどんなイメージを持っていますか?GCに来て、私にとっての学びの概念がすっかり変わったような気がします。学びは自分の世界を広げてくれる、とてつもなく面白いものです。皆さんもGCで本当の学びを体験してください。
2022年
日本語コース卒業
KYOTO’s 3D STUDIO株式会社
蔡 紫盈
異なる文化背景を持つ仲間と出会え、様々なことを体験し、挑戦できる場所
日本語の表現に含まれている感情の繊細さ・言葉遣いの細かいニュアンスが好きで、日本語についてもっと知りたいと考え、留学することにしました。そこで、言葉だけではなく、日本文化や社会についても多様な角度から勉強できるGC学部を選びました。
GC学部にいる4年間で特に印象に残っていることは主に3つあります。
1つ目は「日本の伝統文化演習」や「日本の社会実習」といった講義での学びです。
日本語コースの科目は教室での勉強だけではなく、学外見学の授業も充実しています。普段なかなか訪れる機会のない場所へ行き、様々な分野の方々の話を伺えることはとても貴重な経験でした。
2つ目は履修の自由さです。
GC学部の必修科目の他に、博物館学芸員課程も履修し資格を取得しました。自分の選択次第で幅広く異なる分野について学び、挑戦できる環境が整っています。
3つ目はGCの学生団体やサークルでの活動です。
在学中は日本語コースの活動を発信する『GC研究所Labo』と国際交流ボランティアサークル『Global Baton』に所属し、Global Batonでは副会長を務めました。様々な交流イベントや学祭での出店などを企画・運営し、知らなかった異文化に触れることがとても楽しかったです。これらの活動を通じて、リーダーシップ・計画力・困難に直面しても諦めない精神の大切さを学んだと思います。
現在、「日本の文化財を活用しながら、その収益で保存・修復していく」を理念とし、3Dレーザー計測などの技術を用いて、文化財を活用したデジタルコンテンツを制作する会社に勤めています。4回生の専門演習『Seminar Project』で日本の伝統工芸をテーマに取り組んだ経験は現在の仕事に直結しています。ご縁でSeminar Projectにご協力いただいた職人さんと一緒に仕事をする機会が持てたのはとても嬉しかったです。当時学んだ知識が会議・企画の際に役に立ちました。
また、会社ではグローバル化に伴い、国境を越えて文化を広めていく活動を行っています。スペイン・バルセロナで開催されるSmart City Expo World Congressへの出展時には、会社を代表して登壇して英語ピッチをしました。もちろん緊張しましたが、発表する授業が多いGC学部でプレゼンテーションスキルが鍛えられたことを実感しました。
学生であるうちは失敗を恐れず後悔しないよう、様々な活動に積極的に参加し、挑戦してほしいです。勉強したこと・経験したことは必ずいつか糧となり、未来の選択肢を増やしてくれます。勉強につまずいたり、将来の進路に悩んだりする時もあると思いますが、大学生活を楽しんでください!
2021年
日本語コース卒業
西江大学大学院 新聞放送学科 デジタル・メディアコンテンツ専攻
張 彩隣
世界を見る目を広げ、多様な観点で思考できるようにしてくれたところ。
幼い頃からアニメやゲーム、J-POPなど日本の文化に大きな興味を持っていました。その影響で「日本で生活しながらその国に対してより多くのことを知っていきたい」と思い、留学を決めました。その中でも言語や文化など日本のことを詳しく学ぶことができ、日本人はもちろん多様な国籍の友達とコミュニケーションがとれるという点からGC学部に魅力を感じました。現在は韓国の西江(ソガン)大学大学院の新聞放送学科でデジタル・メディアコンテンツ専攻として修士課程に在籍しています。
まずはサークル活動で様々な経験を積めたことです。日本の伝統的な茶道を身につけることができた志清会、副会長として国際交流のため色んなイベントを開催したGlobal Batonなどのサークル活動が、印象に残っています。このような活動で日本や他の国の友達のように違う文化圏で育った人たちが交流し、コミュニケーションすることがどれほど面白いことなのかを感じました。
何よりゼミの活動でゼミ論文の研究テーマ選びや論文の作成などは私に異文化コミュニケーションとメディアについて研究する楽しさを教えてくれました。
前述したゼミの活動では、日本と韓国の文化の違いによるコミュニケーションの違いがメディアの中でどのように現れているのかを研究しました。これを通じてメディアと異文化コミュニケーションを組み合わせて調査をすることに興味を持ち研究を続けていきたいと思いました。そのため、足りないメディアの知識を満たせるようメディア専攻で大学院に進学しました。GC学部で学んだ論文作成法や発表の仕方、そして実際に住まなければわからない日本に関する知識などは、大学院に進学して研究している今でも大きな力になっています。現在、GC学部での経験を生かして様々なテーマとしてメディアの中で見られる日韓の文化比較研究を行い、両国がより円満にコミュニケーションができることを願っています。
修士の卒業後は世界的に注目されている分野であるメタバースに注目し、メタバース専攻で博士課程に進学し、研究を続けていく予定です。
GC学部で充実した時間を過ごすためには、自分のことをちゃんと理解する必要があると思います。先生方も学生が関心を持っている分野を肯定的に検討し、多様な活動が経験できるような機会を準備してくださる等、多方面で支持してくださるでしょう。本人の意思がしっかり固まっているのなら4年間の大学生活を無駄にせず満喫できると思います。
2021年
日本語コース卒業
日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 経理部
趙 薇帆
グローバルな仲間と一緒に成長して、視野を広げたところ。
同志社大学のオープンキャンパスで各学部の紹介を聞きました。その結果、グローバルな雰囲気と少人数の授業に憧れ、「コミュニケーション能力を磨きたい」と思い、GC学部を選びました。
現在は空調メーカーで経理として原価管理に関わる仕事をしております。
GC学部で充実した日々を過ごしていました。
一年次から「タンデム・パートナー」という学部のプログラムに参加し、中国語コース、英語コースの学生とお互いの語学力を切磋琢磨し合える仲間になりました。二年次の授業ではグループ発表が多くなり、コミュニケーション力を磨きました。三、四年次は、人の前で話す能力を鍛えるため、プレゼン能力の向上を重視している鈴木ゼミに所属してました。ゼミは少人数の授業で、発表の機会が多かったです。発表の準備に時間をかけて力を入れましたが、常に物事に対して自分の意見や主張を持ち、それを簡潔的に伝えることを意識するようになりました。
授業以外も学園祭で地域の子どもたちに中国語を教えたり、グローバル料理大会を開催したりすることで様々な貴重な経験ができました。
現在は経理部に所属して、製造、設計、調達、生産管理など様々な部門と協力しながら業務を進めています。財務諸表の作成、予実算差異の原因調査など、各部門と情報共有、意思疎通を通して交流することが非常に大切です。電話やメールでやり取りしたり、必要な時は工場に行って現場で打合せしたりしています。そんな時はいつも、大学時代から意識して学んだ難しい事情を簡潔にまとめて伝える力が非常に役立っていると実感しています。
大学時代は、時間とチャンスが一番多く、人生の可能性が無限に豊かな時期です。人生で一度しかない大学の四年間は、興味あることにどんどん挑戦してみることをお勧めします。多くのイベントに参加し、人脈を作り、色々なことを経験して将来やりたいことを見つけてください。目標に向かって頑張れば、先生や友人も必ず周りで応援してくれますので、失敗を恐れずGC学部で充実した大学生活を送りましょう。
2020年
日本語コース卒業
大阪大学大学院言語文化研究科
李 眞善
人との向き合いが、自分との向き合いへ。
外国語ができると、より広い世界に足を踏みだすことができるはずだと思っていたため、幼い頃から外国語に興味を持っていました。
GC学部を選んだ理由は、日本語は無論、多様な国々からの留学生と一緒に大学生活を楽しむことで、異文化理解やコミュニケーション能力を身につけることのできる、国際社会に適した学部だと思ったからです。
現在は、大阪大学大学院の言語文化研究科博士前期課程に在籍しています。
GC学部には、留学生、もしくは外国語に興味を持っている友達がほとんどで、「おはよう」よりは、「アンニョン」など、日本語以外の言語であいさつをしていたことが記憶に残ります。
私は国際交流に興味を持っていましたので、留学生課の組織であるSIEDの学生スタッフとして、国際交流イベントを企画したり、運営したりしていました。自分が企画したことが実際にイベントとして開催されることに、責任感と大きなやりがいを感じていました。
部活としては、韓国のスポーツであるテコンドー部で活動していました。部員たちと一緒に汗をかきながら、貴重な思い出を作ることができました。
現在は、第二言語習得に関する研究に取り組んでいます。
GC学部で練習したアカデミックライティングは、論文執筆で役に立っており、コミュニケーションスキルは研究活動や日常生活のあらゆる場面で活かしています。
GC学部に入学したら、ぜひいろんな活動に積極的に参加し、たくさんの人に出会ってください。大学で出会った先生、そして友達は自分の人生において大切な存在になると思います。
また、人との向き合いから、「私はどんな人なのか」、「何がやりたいのか」、「これからどう生きるべきか」など、自分自身を知るようになると思います。
2020年
日本語コース卒業
ファミリーイナダ株式会社 資材購買課(サービス課)
孫 華
人生で大変充実な時間を過ごしたところ
GC学部を選んだ理由は、グローバルの環境が整っているのが魅力だったからです。自由な環境で自分自身の知識や能力をもっと高めたいと思っていました。小学生の頃からずっと外国語が好きで、日本留学のおかげで様々な文化に興味を持ち、自分の視野をもっと広げたいと考えてGC学部に進学しました。
特にグローバルな環境で様々な国の人とコミュニケーションをとれるのが魅力に感じています。現在は会社の工場でアフターサービス部品を中心に資材購買に関わる仕事をしています。
他の学部より人数が少ないため、先生から一対一で指導を受けることも可能です。特に外国人の私に対して、間違えた日本語を直接直してもらい本当に有り難かったです。ゼミの雰囲気もリラックスしていて、特に自分が言いたいことを自由に言えるのが魅力です。また、今でも印象に残っているのが、1年生の約一年間、毎週ミニスピーチをしたことです。人前で話すのが苦手なので、このチャンスを利用してどんどん自信が出てきました。現在会社で会議を主催することが多く、振り返って考えると本当に助かりました。大学でこのような経験がなければ、今、会社で会議を主催することもできていないと思います。
現在、会社ではサービスパーツの購買業務に関わっています。
海外から部材を仕入れることが多いため、上手く取引先とコミュニケーションが取られないと、後でトラブルになる事が多いです。特にアフターサービスの部材に関しては、MOQなどの問題でなかなか入手できない事も多いので、GC学部で鍛えた「コミュニケーション能力」を活用しながら仕事を進めています。入社して一年間で様々な業界の取引先との取引経験を通して、自分も成長していると思います。
「諦めない」「チャレンジしてみる」という言葉を常に頭の中に入れた方が良いと思います。
勉強も仕事もそうです、結果が出るまで諦めないことが大事です。良い結果or悪い結果が関係なく、自分が努力した結果が何よりも良い結果です。いつまでも自分に「NO」を言わないで、チャレンジしてみないと自分がどこまでいけるのが分からないでしょう。失敗しても良い経験になり、何もチャレンジしないと原点のまま何も変わってないでしょう。特に、若いうちに、勇気を出して前に一歩を出しましょう。
2019年
日本語コース卒業
宇部情報システム 計画部
タン エ ケン
日本語学を深掘りすることができるところ
同志社大学に入学する前に、日本語学校で2年間日本語を勉強しました。ある程度日本語が喋れるようになりましたが、日本語の細かいニュアンスや言葉遣いなどが難しく感じました。日本語をよりうまく喋れるだけではなく、日本語という言語を理解するために、GC学部の日本語コースを選びました。現在はIT会社で自社商品・ソリューションの支援業務を担当しています。
在学中、日本語に関する授業を多く受講しました。最も印象深い日本語授業は、「日本語の構造」という、日本語の発音とリズム仕組みを理解する授業で、自分の発音がどういう特徴を持っているのか分析し、以降意識するようになりました。また、授業は講義形式だけではなく、学外見学やインターンシップなど、教室以外のところでも行なわれます。さまざまな体験をし、充実した大学生活を送ることができました。
仕事は人と話しながら業務を進める場面が多いため、コミュニケーション能力と問題解決力が求められます。在学中、グループワークやディスカッションを重視した討論型授業が多いです。他人の意見を受け入れつつ、自分の意見を主張できるコミュニケーションスキルが培われました。
やりたいことを勇気出してチャレンジし、その過程を楽しむことです。1日5分〜10分でいいので、小さな頑張りをコツコツ積み重ねていけば、結果につながると思います。「めんどうくさい」「やる気がない」などの理由で、何も挑戦しないで大学生活を送ることもできますが、私は少しもったいないと感じます。できれば、時間に余裕がある大学の在学期間に興味があるものにチャレンジしてほしいです。
2019年
日本語コース卒業
MACNICA CYTECH LIMITED (日系営業部)
文 寶華
多文化社会を認識し、視野を広げるところ。
日本語能力を高め、日本文化および、日本社会について深く勉強するために、GC学部を選びました。本社と連絡を取り合いながら、出荷スケジュールを組み立てることや、書類を作成することなどの仕事に取り組んでいます。
GC学部では留学生のみの講義はもちろん、日本人学生との共通授業も設けられています。それは異文化交流のために整えられ、優れている環境だと思います。また、アルバイトで会話力を身につけた人もいましたが、GC学部の授業では、先生の指導のもとで、ディスカッションと発表が充実して行われました。話すことが苦手な学生でも、段々と自ら発信することができるように話す練習のチャンスをたくさん与えてもらいました。
日頃から日本人学生との交流やプロジェクトに取組んだ経験を生かして、日本の方とやり取りする際に、相手の意思を正しく理解して、そして、自分の意見を正確に発信して、スムーズに対応することができました。また、社会人になって、ビジネスメールの書き方に注意しないといけません。GC学部でビジネス日本語を受講したおかげで、失礼のないメール対応ができました。学部で学んだ知識は今後も活用できると強く感じています。
GC学部の日本語コースは語学だけに注目せず、日本の文化そして、国際的な交流に重きを置いています。将来グローバルな舞台で活躍することを目指している人、実践して経験を積んでおきたい人は、ぜひGC学部でグローバルなコミュニケーション能力を身につけてください。
2018年
日本語コース卒業
東芝ロジスティクス株式会社 国際輸送業務部
平 亦珺
グローバルな視点で「日本」を勉強できるところ
GC学部では言語学に限らず社会実習などの授業もあり、学習内容がとても豊かなので、この学部を選びました。
現在は物流関係の仕事に携わっており、日々輸出入の業務を行っています。
GC学部の日本語コースは外国人留学生向けの学部で、日本語の授業だけでなく、日本の昔の歴史や文化、現在の経済や法律までカリキュラムが設けられていて、授業内容はとても充実していました。社会実習やインターンシップの授業もあって、教室を出て勉強するチャンスがいっぱいです。
また、少人数のクラスだから、先生に指導を受けやすかったし、雰囲気も良かったです。勉強のことでも、プライベートのことでも、先生が相談に乗ってくれましたので、家族のようでした。
社会人になって、まずは大学で勉強した日本語リーディングとライティングの大切さを感じました。日々の業務でいろいろな文書や資料を読んだり書いたりしていて、どのように自分の考えをわかりやすく相手に伝えるか、どのように相手の意図を読み取るかは、仕事の効率と深く関わっています。
また、どんな仕事でも人とのやりとりは避けられないと思いますので、大学で培ったコミュニケーション力も大事です。特に、文化的背景の違う人たちとのコミュニケーションについて、GC学部でいろいろ経験を積みましたので、会社でその経験を活用しています。
学生時代を大切にして、GC学部でいろいろ体験してください。他の学部より、GC学部では様々な国の人たちと出会えるという特徴があります。ですから、ぜひこのようなチャンスを見逃さず、自分のコミュニケーション力を育てて、グローバルな人材を目指して進んでください。
2016年
日本語コース卒業
株式会社近鉄・都ホテルズ 新・都ホテル
金 雲喬
日本社会で生きていくための力が身についた。
「日本語を日本社会で学びたい」と思い、この学部を選びました。学部の授業は発表や実習など実践的なものが多く、日本語コミュニケーション力が大いに磨かれたと思います。特に、社会で使える「ビジネス日本語」の授業は就職活動にも役立ち、憧れだったホテルへの就職を実現できました。現在はフロントスタッフとして勤務中。日本と韓国、2カ国語のスキルを活かして「私だからこそできる接客」を追求しています。
2016年
日本語コース卒業
トランスコスモス株式会社 BPOS統括ITOS本部
システム運用保守サービス部 サービス3課
車 恩美
「これが真のグローバルだ」「キラキラした大学生活」を感じさせてくれた所。
最初は試験用の日本語ではなく、細かい日本語学を学ぶためにGC学部日本語コースに入学しました。入学してみると日本語だけでなく、視野を広げるための様々な授業があり、普通の日本人学生が体験できなさそうなことを多く経験できました。
現在は、IT企業のシステム運用保守サービス部で働いており、お客様がコア業務に(会社の注力業務)集中できるようにIT系のサポートを行なっています。
大学時代は、授業やアルバイトで忙しい日々を過ごしていましたが、その合間を縫って様々な経験ができました。市役所から依頼を受け、外国人のためのガイドブックの翻訳をしたり、GC学生代表として、卒業した日本語学校で学部の案内をしたりしました。また、学部の雑誌である『COSMOS』を制作したり、学園祭では「外国語で遊ぼう」という企画を行うこともありました。これ以外にも色々な経験ができ、人生において最も生き生きして充実した4年間になりました。
ID復旧依頼や申請書等の処理など、お客様とは電話やメールでやり取りしたり、打ち合わせしたりすることが多いのですが、GC学部で学んだコミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキル等をフル活用して日々励んでいます。業務上、資料作成が非常に多いのですが、日本人の先輩たちより正確な日本語で文章作成ができ、指摘も殆ど受けません。GC学部で受けた必修科目では、レジュメを作成し、大勢の前で発表することが多かったのですが、その経験のお陰で自分の意見をまとめて文章や口頭でうまく伝えることができたと思います。
私は人生で一番キラキラしていた時期が大学に通った4年間だと思います。
自分がやりたいことは何でもでき、たとえ間違ったとしても学生だから許されることも多く、だからこそ色々なところに挑戦できました。
挑戦したことは何一つも無駄にならず、意外なところで役に立つことが多く、今でもあらゆるところで生かしています。社会人は大学生に比べると時間や体力にあまり余裕がありません。GC学部にいる内に迷わずに挑戦してください。視野も広がり、未来の選択肢も増えます。一緒に頑張りましょう!
2016年
日本語コース卒業
株式会社シネマズギックス プロデューサー
金 東柱
コミュニケーション能力が鍛えられた4年間
韓国と日本は距離が近いにも関わらず、お互いの国の言葉を話せる人は多くありません。そのため、韓国人である私が日本語を学ぶことは大きな強みになると考え、日本への留学を決めました。学部には外国語を学ぶ意思を持った学生が様々な国から集まるため、自然と対話が生まれる空気があります。こうした開放的な環境で、コミュニケーション力を養うことができました。現在は映画やCMなど様々な映像の制作に携わっており、日本人はもちろん、海外のクルーとの意思疎通も欠かせません。日々の仕事の中で、学部で鍛えられたコミュニケーション能力が活かされていると感じます。
2015年
日本語コース卒業
シャープ株式会社
姜 有那
一生に一度の貴重な経験をさせてくれたところ。自信をつけさせてくれたところ。
「もっと視野を広げたい」「グローバルな視点を持ちたい」と考え、GC学部に進学しました。すでに日本に留学していましたが、様々な国の言葉や文化について学び、柔軟かつ広い視野で物事を捉えられるようになりたいと考えていました。
現在は、GC学部での学びを生かし、日本企業に入社し、海外マーケティングの仕事に携わっています。
GC学部での4年間、最も身につけられたものは、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力だと思います。GC学部は他学部より人前に出て発表する授業が多く、1年生のときは原稿を見ずに話すことが難しく、なかなか上手くいきませんでした。しかし、そういった発表を繰り返すことで、少しずつ人前で話すことに自身がつき、しっかりと前を見ながら話すことができるようになりました。このような練習は、就職活動のときもとても役立ったと思います。そして、4年生のときには、日本語コースの代表として、元サッカー選手の宮本恒靖さんを招き開催された、完成年度記念トークショーに出演させて頂きました。GC学部での4年間は、とても貴重な経験ができた日々だったと思います。
「やるかやらないか迷っているならとりあえずやってみる」「相手からの指示を待たずに、自ら仕事を探す」ことです。会社で、上司や先輩に色々な指示を頂きますが、分からないことは分からないままにせずに積極的に聞き、手が空いているときは、誰かの指示を待たないで自ら仕事を求めるように取り組んでいます。
失敗を恐れずにチャレンジしてください。失敗してもその中で得られるものは必ずあるので、何事でも積極的に、そして悔いのないように経験してください。大学生のうちにしかできないこともたくさんあります。学生時代にはつまらないと思うかもしれない授業や勉強がいずれ役立つ日が必ず来るので、いまの学びそして気付きを大切にしてください。
2015年
日本語コース卒業
楽天株式会社・市場・企画部
Pieter deVries
世界について興味を持ち、自分の視野と世界への理解を広げたい人の集まりです。
GC学部で得られる知識・経験はこの先どの国に行っても、どのような環境に居ても、必ず活用できると思っていました。よいコミュニケーターの必要性はどのような時代になっても変わらないでしょう。今私は企画部というところで働いており、毎日ほかの部署との人と会議をし、計画を進めなければいけません。そこで、GC学部から得た知識・経験が生かされているのを実感しています。
外国から来た私にとって、同志社大学は様々な新しい経験のできる理想の環境でした。入学してすぐに日本拳法部に入り、毎日のように仲間と手を合わせることができました。昔から様々な武道に興味を持って挑戦してきた私にとって、理想の「ジャパニーズライフ」を送ることができました。GC学部は他の学部よりも自分の専攻以外の外国語に積極的に取り組んでおり、私自身も4年間でイタリア語、スペイン語、韓国語、中国語の4つの言語をそれぞれ1年間程度勉強しました。
日本語能力の向上に取り組んでいます。現在働いている楽天の国内市場の企画部では毎日日本語と英語を使っています。いま日本企業はグローバル化に伴い、いろいろな場面で英語を使用することが増えてきています。その先駆者が楽天です。楽天では、ほとんどの会議の資料が英語です。一方で、話される言語は日本語です。ゆえに、その2つの言語を流暢に使いこなせないといけません。GC学部で学んだ英語と日本語の翻訳のトレーニングが、役に立っています。
しっかり勉強しましょう。同志社大学を卒業するだけで、どのような企業にでも入れます。しかし、企業に入ったところで学生時代頑張って勉強した人とそうでない人が簡単に見分けられます。研修は会社によって長さが異なりますが、研修が終わって実際に大事な仕事を頼まれたときに、大学で学んだスキルが試されます。