Doshisha University
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よくある質問

Q&A

  • 英語・中国語コース志望の方
  • 日本語コース志望の方
Q.01入試の種類について教えてください。
A.01英語、中国語コースは一般選抜入試、各種推薦入試(公募制推薦選抜入試、指定校推薦入学、法人内各学校推薦入学)などを実施しています。各入試とも英語コース、中国語コース毎の募集を行います。日本語コースは、一般選抜入試、各種推薦入試(公募制推薦選抜入試、指定校推薦入学)などを実施しています。日本国内だけでなく、現地での筆記試験・面接を実施している国もあります。
Q.02英語と中国語以外の外国語は学べないのですか?
A.02専門として学ぶのは、英語か中国語のいずれかですが、英語コースでは、第二外国語として、ドイツ語、フランス語、中国語のなかから1ヶ国語が選択必修となり、中国語コースでは英語が必修となります。世界の多様な人々と対話するためには、幅広い外国語の能力や知識が必要です。集中型授業で、2つの外国語の確かなコミュニケーション能力を養成します。また、選択科目として上記以外の外国語を履修することもできます。
Q.03Study Abroad先はどのように決まるのでしょうか?
A.03派遣先の大学のなかから、学生自身が興味のある地域と留学先で履修できる科目にもとづいて、選定することになります。その際、それぞれの大学で、受け入れの基準となる語学の成績やGPA(大学の1年次の成績)が設定されている場合があり、高校の成績が必要な大学もあります。Study Abroad先の決定にあたっては、カウンセリングなども実施し、学生ひとりひとりが最善の選択をできるようサポートします。
Q.04Study Abroadに必要な費用はどのくらいですか?
A.04派遣先大学の授業料は英語コースでは約110万~170万円の予定です。中国語コースは約30万~50万円です。また、授業料とは別に、現地での生活費、渡航費などが必要になります。Study Abroad派遣先大学の授業料は、同志社大学授業料のなかから一部充当されますので、学生の負担は軽減されます。
Q.05他大学の外国語学部や国際関係学部との違いはなんですか?
A.05

高度な外国語能力を習得し、幅広い教養を身につけることを目指すという点ではこの学部は「外国語学部」のような特徴を持ち、また、国際社会に関する科目が多く履修できるという点では、国際関係学部のような特徴を持っています。その上、この学部には、全学生必修のStudy Abroadや国際会議、文化交流などのプロジェクトを学生自身が企画・立案するSeminar Projectなど、他にはない独自のカリキュラムがあります。この学部の大きな特色は実践と教養のバランスの取れたカリキュラムで、特にSeminar Projectは英語コース、中国語コース、日本語コースの学生が共に力を合わせてひとつの目的を遂行する過程で、facilitator、negotiator、administratorとしての実践力・統括能力を、身につけてもらうという大変ユニークなものです。学生自らが主役となって〈世界へ通じる対話力〉を磨いていく・・・そんな学部なのです。

どの大学のどの学部を選択するかは、受験生の皆さんにとってはこれからの将来に関わる大きな問題ですから、自分の学びたいことや将来のために身に付けたい知識や技能をよく考えて、それぞれに合った大学・学部を選んでいただきたいと思います。

Q.06文学部英文学科とグローバル・コミュニケーション学部の英語コースはどう違うのですか?
A.06文学部英文学科でもグローバル・コミュニケーション学部英語コースでも英語を集中的に学び英語の運用能力を身につけることができます。英文学科が、英語の運用能力を磨きながら英語圏の文学、言語学、英語教育学を深く学ぶ学科であるのに対し、グローバル・コミュニケーション学部は言語、文化、社会の幅広い教養を身につけつつ、卓越した実践的コミュニケーション能力を習得することを目指す学科です。この目標を実現するために、2年次に英語圏の大学でのStudy Abroad(SA)が必修となっていますが、帰国後もSAで身につけた語学力をさらに伸張できるよう、Advanced Communicative Performance、Business English、Skills in Presentation、Strategy in Interactionなどの実践的語学運用能力を高める科目が多く設置されています。またそれと同時に、社会、言語、文化に関する講義科目やゼミも充実。コミュニケーションの背景となる教養を身につけ、論理的・分析的思考力や表現力を高めていきます。このように、実践と教養のバランスの取れたカリキュラムが、この学部の大きな特色です。
Q.07外国語の能力だけではこれからの世の中では通用しないと思うのですが・・・。
A.07社会では「外国語で日常会話が流暢に話せる」以上の能力が求められます。たとえば、自分の意見をしっかりと持ち、人にそれを論理的に伝えられる能力や、知識や教養に裏打ちされた対話や交渉ができる能力が必要とされるのです。この学部は卓越した実践的コミュニケーション能力の育成を目的としていますが、それはけっして、〈語学〉だけを学ぶということではありません。そもそも卓越した外国語能力というのは、発音、文法、語彙の正確さだけではなく、言語や言語が機能する社会、言語の背景となる文化などの豊かな知識があってはじめて身につけることができるのです。また、言語、文化、社会を学ぶ過程で習得する、論理的・分析的な思考能力や表現力は、どのような職業においても求められるものです。コミュニケーション能力、教養と思考力、そして実践力を兼ね備えた人物であれば、社会で通用しないということはありません。
Q.08中国語コースは英語コースや日本語コースと違って、中国語未習者が対象だそうですが、大学から始めて卒業までに話せるようになるのでしょうか?
A.08

大人になってからの外国語習得に時間がかかることは間違いありません。しかしながら、日本語話者が中国語を学ぶ際には、例えば欧米の人などに比べて、文字(漢字)を知っているという大きな利点があります。さらに、本学部の中国語コースでは、入学直後から少人数クラス(科目によりますが10-20人前後)で一年半みっちり基礎を鍛えます。クラスの人数が少ないということは、反復練習の時間が増えるということですから、能力アップにつながりやすくなります。また、二年次の秋学期からは一年間のStudy Abroadが待っています。ここでは、実践的な中国語力を高めていくと同時に、現地でなければ体験することのできない中国語話者のものの見方や論理展開の仕方などを学ぶことが目標となります。帰国後にも、会話・講読・作文・検定試験などに特化した上級中国語科目が多く準備されています。

中国語の学習に関しては以上のとおりですが、上述のQ7にもあるとおり、外国語を話すということは、ことばそのものの問題だけではありません。言語や言語が機能する社会、言語の背景となる文化などの豊かな知識がなければ、内容のあることは表現できません。中国語コースでは、選択科目として「グローバル論」、「異文化間交渉論」、「中国語論」の3つの講義群が準備されており、それぞれ中国語圏の文化・社会・政治・経済・環境などの問題に関する知識や、日本と中国語圏を両軸に仕事をしていくために必要な知識、そして中国語そのものに関する知識を身につけていくことができます。これらはすべて中国語の運用能力アップのために欠くことのできない教養です。

外国語の勉強に終わりはありません。これは外国語教員や通訳・翻訳家といった外国語のプロでも同じことです。大切なのは、四年間でどれだけ力を伸ばせるかということだけではなく、しっかりとした土台を築いた上に持続的に独習していくことのできる方法と習慣とを身につけることだと思います。グローバル・コミュニケーション学部中国語コースでは、卒業後も自分で中国語を学び続け能力を伸ばしていくことのできる総合力を涵養していきます。

Q.09ホームページやパンフレットでは、グローバルに展開する中国語圏の共通語を身につけるとありますが、中国語圏の共通語とはどのようなものですか?
A.09中国語には多くの方言があり、それぞれの方言で話すと通じないこともある程です。このため共通語が作られました。日本語の共通語が東京のことばを元にしているように、中国語の共通語は、中華人民共和国の首都である北京のことばが基礎になっています。この言語を中国では「普通話プートンホワ」(共通語という意味)と呼んでいます。台湾やシンガポールなどで使われている中国語は「華語ホワユー」(華人の言語という意味)と呼ばれており、地域ごとに微妙な違いを見せますが、上述の「普通話」と同種の言語です。香港やマカオでは市民の日常言語は広東語ですが、「普通話」もほぼ問題なく通じます。つまり、「普通話」をマスターすれば世界の中国語圏で使うことができると言えます。本学部の中国語コースでもこのことばを学んでいきます。
Q.10教員免許は取れますか?

A.10

英語コースの2017年度以降生を対象に、教職課程を開設いたしました。小学校教諭一種、中学校教諭一種(英語)、高等学校教論一種(英語)、学校図書館司書教諭が取得可能です。
※中国語コース、日本語コースに教職課程はございません。また、英語コースの2016年度以前生も教職課程を履修することはできません。

Q.11卒業後はどのような進路が考えられますか?
A.11卒業後は、卓越した語学力を生かしたさまざまな進路が考えられます。企業が今、一番求めているのは海外留学経験を持ち、コミュニケーション能力の高い即戦力となる人材です。これまでの卒業生の就職実績からは、メーカー、金融、流通・商社、航空・旅行などグローバル社会で要求される能力を備えた人材を求める企業からの関心の高さがうかがえます。他学部と比べて、メーカーや航空会社への就職割合が多いことも特徴です。
Q.01言語の能力だけではこれからの世の中では通用しないのでは?
A.01社会では「日常会話が流暢に話せる」以上の能力が求められます。卓越した言語能力というのは、発音、文法、語彙の正確さだけではなく、言語や言語が機能する社会、言語の背景となる文化などの豊かな知識があってはじめて身につけることができます。また、言語、文化、社会を学ぶ過程で習得する、論理的・分析的な思考能力や表現能力は、どのような職業においても求められるものです。コミュニケーション能力、教養と思考力、そして実践力を兼ね備えた人物であれば、社会で通用しないということはありません。
Q.02入試の種類について教えてください。
A.02

外国人留学生入学試験(Ⅰ期・Ⅱ期)、外国人留学生公募制推薦選抜入学試験などを実施しています。外国人留学生入学試験は、同志社大学のキャンパスだけではなく、日本国外(韓国、台湾など)にも試験会場を設けています。また、外国人留学生公募制推薦選抜入学試験は、日本語コースで学ぶことを強く希望する人が、出身学校の先生などの推薦を受けて出願できる制度の入試です。詳細は、入試情報のページ をご覧ください。

Q.03学生はどのような奨学金に応募できるのですか。
A.03

同志社大学では、みなさんが経済的に安心して勉学に励むことができるように、様々な奨学金制度を設けています。「同志社大学外国人留学生授業料減免奨学金」では、留学生の授業料の全部または一部が減免されます。減免比率は100%減免、50%減免、20%減免の三種類で、入学試験の成績で決定します(ただし、留学生の10%程度は減免の対象とはなりません)。その他、各種奨学金がありますが、応募条件はそれぞれ異なります。詳細は、「学費サポート・奨学金」(留学生課)をご覧ください。

Q.04日本語コースは日本語しか勉強しないのですか。
A.04日本語はもちろん、日本文化・日本社会についても、母語や母国の文化・社会と対照させながら、体系的に深く学びます。日本語が上達しても、日本企業に就職しても、日本人とのコミュニケーションに壁を感じるという外国人は意外と多いです。それがなぜなのか、言語・文化・社会の面から、理論だけではなく実践も通じて考えるのが、日本語コースの学びです。また、英語についても、学生の能力に応じた科目を履修することになっています。日本語、英語、そして母語を生かしてグローバル社会で活躍できるようになることを目指します。
Q.05日本企業への就職を考えていますが、日本企業はどのような人材を採用するのですか?
A.05当然企業によって異なりますが、一般的には「基礎学力」「専門知識」「社会人基礎力」を備えた人材と言われています。ただ、大学院生でなければ、企業で必要とされる高度な専門知識までは求めないのが現状で、学部卒業で就職する場合は、「基礎学力」と「社会人基礎力」が必要になってきます。「社会人基礎力」とは「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」とされていますが、特に外国人留学生には、日本語コミュニケーション能力と異文化適応力(日本人の価値観、習慣等の理解や日本社会への適応性)が強く求められます。日本語コースはまさにこれらの能力の育成を中心に据えていると言えるでしょう。
Q.06留学生でもしっかり就職活動をサポートしてもらえるのでしょうか?
A.06もちろんです。キャリアセンターでは留学生との個別面談に対応できる職員を配置するとともに、留学生対象の各種セミナーを開催しています。また、グローバル・コミュニケーション学部には就職活動や企業勤務に必要な知識とコミュニケーションを学ぶ「ビジネス日本語」や、企業や地元の人々とともに考え、行動できるようになることを目指す「ワークショップ現代日本社会」といった科目も、日本語コース学生を対象に用意されており、安心して就職活動ができる環境を整備しています。さらに、教員が留学生1人ひとりの状況を把握し、必要に応じて適切なサポートができるのも、少人数クラスを展開するグローバル・コミュニケーション学部の特長です。