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2014.11.07
2014年10月27日、GC学部就職委員会主催のキャリア・セミナーを開催しました。「中国で働く・中国人と働く」と題し、中国での駐在勤務経験15年の三華合成(広州)塑膠有限公司董事兼総経理・栗田哲男さんを講師にお招きしました。
栗田さんは学生時代に香港への留学経験をお持ちになり、日本の企業に就職後、中国拠点の設立から経営までを担う中核として活躍され中国語にも堪能な方です。中国で働くためには何をすべきか、どのような能力が求められるか、入社前・入社後の段階ごとにわかりやすくお話し下さいました。
学生たちにとって、現地で実績と経験を積んでいる方のお話はたいへん貴重なものです。参加者はみな熱心にお話に耳を傾けていました。お話の中で「会社から必要とされるオンリーワンの人材になって下さい」と言われたこともあり、質疑応答では「オンリーワンの存在だということを会社に対してどうやって示していますか」「職場で中国の同僚とどのようにコミュニケーションをとっていますか」など、自分の将来を考えた質問も多く出されました。中国語コースだけでなく、英語コースの学生も関心を持って参加しました。
セミナー終了後、学生からは「実際に中国に駐在されている方の生の話を聞くことができて本当に良かった。(中略)今まで学んできた中国語の能力をさらに伸ばして、将来中国で仕事を任せられる人材になれるように努力していこうと思った」「どの国、場所で働こうが、やはり人と人とのつながりが一番大事で、誠実に向き合うことが大事だと思った」「海外赴任する、しないにかかわらず、会社でオンリーワンになる、専門性を持つなど、これから社会人になる上で重要なことがわかった」などの感想が多く寄せられました。