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2018.06.26
2018年6月23日(土)午後、ラーネッド記念図書館1階のプレゼンテーション・コートにて、「ミステリー研究会 × 留学生 本を読もう!」を開催しました。このイベントは、留学生に読書の楽しさを知ってもらうことを目的に行われました。同志社大学の本好きが集まっているミステリー研究会による読書会に、今回は特別に留学生も参加させてもらいました。当日は梅雨の大雨の中、ミステリー研究会の日本人学生6名、GC学部日本語コースの留学生3名が参加しました。
今回の読書会のテーマは、村上春樹の短編小説「鏡」です。研究会のメンバーがレジュメに沿って、「鏡」のあらすじや注意すべき用語などについて話し、この小説の面白さや解釈を述べました。その後、参加者が自由に自分の読みについて発言しました。留学生も自分なりの意見を述べました。中国にも鏡を題材にした怖い話があるそうです。
交流会では、留学生1名と日本人学生2名から成るグループに分かれ、自分の好きな本や著者、あるいは、読書について困っていることなどを自由に話しました。留学生は今まで日本の小説は母語で読むことが多かったようです。しかし、今後は、日本語で小説を読んでいく時のヒントを得ることができたようです。