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2017.12.12
2017年12月10日(日)、京田辺キャンパスの南隣に位置する精華町で開催された「第16回日本語による外国人のメッセージコンテスト」(主催:精華町・せいかグローバルネット)において、日本語コース4年生のシッソコ・エカテリーナ(ロシア出身)さんのスピーチが、最優秀賞に選ばれました。このコンテストで日本語コースの留学生が最優秀賞に選ばれたのは2015年に続き2度目です。
シッソコさんのスピーチのタイトルは「グローバル社会で生きること。異文化理解に必要な能力とは?」。多民族国家であるカナダは、同じ多民族国家である母国・ロシアと比べ、多民族であることを非常に誇りに思っていると考えたそうです。いろいろと調べた結果、その違いは「グローバル教育」にあるのではないかということでした。特に「クリティカル・シンキング(批判的思考)」を育てていくことが、多民族がともに生きる上で重要だということを様々なエピソードを交えてスピーチしました。
今回のメッセージコンテストには、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ベトナム・中国・韓国・ロシアにルーツを持つ中学生や大学の留学生、合わせて9名が出場し、熱弁をふるいました。なお、当日の模様は、12月14日(木)17:45から、KBS京都(テレビ)の「newsフェイス」で放映されるとのことです。こちらもあわせてご覧ください。