2016年9月21日、日本語コース（外国人留学生対象）の科目「日本の社会実習B」で、京都市内の染色工房「栗山工房」を見学しました。

色を塗らない部分に置く糊の置き方、色の塗り方など、友禅の染色の一つひとつの過程を見学しました。どれも非常に手間と時間がかかる作業で、「質のよい着物が高価であるのには、それなりの理由がある」という工房の方の説明に、受講生は納得の表情でした。

この科目では、4月と5月の事前授業で、受講生による見学希望先のプレゼンテーションにより、見学先を決定しました。今年は、9月20日と21日に3か所の見学を予定しておりましたが、台風16号の影響による休講で、20日の見学（2か所）が中止となりました。