2013年6月26日（水）2講時の「多文化間コミュニケーション」の授業は、ゲスト・スピーカーに講義をお願いしました。東京のシナリオ・センターから、新井一樹氏を迎えました。プロのシナリオ作家を育てておられる新井氏に、簡単なシナリオ作成の手ほどきを受け、授業でミニ・シナリオを作成しました。シナリオ作成を通して、学生のみなさんからいろいろな感想が寄せられたので、一部を紹介します。
・自分の想像力を発揮し、会話をつくるのは、すごくいい勉強でした。
・シナリオは意外なことに、一人でやるにもかからず、コミュニケーションに深く通じる要素ばかりでした。
・シナリオと異文化コミュニケーションに、何の関係があるのかと思っていました。しかし、シナリオは流れていく時間の中で、立ち止まって、コミュニケーションを見直すことと聞いて、シナリオにおいて、コミュニケーションを理解する大切さを知りました。
異文化コミュニケーションにおいて、異なる背景と事情を持っている相手との間で、お互いの考えを汲みとることが、コミュニケーションを円滑に進める第一歩です。今回のシナリオ作成は、異文化理解の一つの手段でもあります。それを学生のみなさんが理解したことをうれしく思います。