Study Abroad 2024 2024.12.02
University of Southampton
- イギリス
- 欧米
こんにちは!今回はイギリスのUniversity of Southampton からのSAレポートをお届けします。11月のイギリスはちょうど冬から秋の移り変わりの季節で、紅葉した木々と、町中で進められているクリスマスの準備をよく見かけます。最近は日没時間が急に早くなり、晴れていた日が多かった夏とはうって変わり、イギリスらしい曇りの日が続いています。このレポートにある写真は全て大学のあるSouthamptonで撮ったものです!ぜひ雰囲気をお楽しみください。
カリキュラムについて
Southampton大学にはいわゆる語学学校のカリキュラムは無く、留学の最初から最後まで大学で現地の大学生と同じように過ごすことができます。以下の流れで授業が進みます。
2~3月:語学学校では無く、大学の正規の授業を受ける期間です。しかし、10月から始まるアカデミック期間と異なり、自分で授業を決めることはなく、イギリス文化や英語の文法、アカデミックライティングについてなどを取り扱う、留学生向けの授業を受講します。学期末にはプレゼンなどの課題も出ました。
4月:イースター休暇
5月:2~3月の授業の続き
6月上旬から中旬:休暇
6月下旬~9月上旬:こちらも語学学校では無く、大学が海外から入学する生徒を対象として、アカデミックの準備をするためのコースで、Pre-sessional course(PS)と呼ばれています。海外からの生徒が秋から始まる新学期に向けて、クラスはリーディングとライティング、スピーキングとリスニングに分かれており、それぞれのクラスで課題が出ます。
9月中旬から下旬:PSが終わり次第休暇へ
10月~1月中旬(二週間ほどのクリスマス休暇があります):アカデミック期間です。現地の大学生と一緒に大学でアカデミックの授業を受けます。取れる授業の選択肢としては言語学や外国語に関する授業が多いですが、マーケティングなど他の分野の授業も選択可能です。
日常生活、寮、治安について
私達が学ぶSouthampton大学は、イギリス南部の比較的小さな街です。四季折々の自然が豊かで、また港町として古くから栄えており、かの有名なタイタニック号もここから出航しました。現在でも毎日豪華客船や大きな貨物船が何隻も港にやってきて、土日は観光客で賑わいます。街と港がとても近いので、よく船や夕焼けを見に行きます。大学には二つのキャンパスがあり、私達はどちらも使いますが、それぞれ徒歩で移動できる距離にあります。大学の規模は大きく、教室の数も人通りも多いです。大学周辺は緑が多く、四季折々のイギリスの自然をみることが出来るところが好きです。
寮については、ホームステイは実施されていないため、留学期間の全てを通して大学公式の学生寮に住むことになります。どの寮に住んでもキッチンを他の学生とシェアするタイプの部屋になります。同じフラットに住んでいる学生とは友達になれるうえ、普段からキッチンで色々な話ができるのは楽しいです!寮では自炊をするため、友達と一緒に料理を作ることもあります。寮には洗濯機、自習や共同スペースもあります。
治安については、比較的安全で、日本と比べてかなり物騒だと感じたことは今のところありません。Southamptonはとても便利で、どの寮からも街の中心や大学まで、遠くてもバスで20分ほどで行くことが出来ます。街の中心には色々な種類の店舗が立ち並ぶ大通りや、レストラン、大きなショッピングセンター、IKEAなどもあり、基本的に何でも揃います!スーパーでは日本では馴染みのない野菜や、季節ごとの商品を見れるので楽しいです。イギリスに来たばかりの頃はまず、ジャガイモの種類が多いことにびっくりしました。
観光
イギリス国内の様々な都市や、ヨーロッパ各国へ旅行に行けることはイギリス留学の大きな楽しみの一つです!Southamptonからロンドンまでは電車やバスで二時間ほどで行くことができるので、私達も何度も観光しに行ってきました。また、周辺のヨーロッパ各国へも日本から行くより少ない時間と費用で行くことができます。カリキュラムで前述したように、比較的長いホリデーが4月、PSコースの前後、クリスマスにあるため、長期の旅行を楽しむチャンスは十分あります。
最後に
私達のイギリスでの生活も残り約二か月となり、各々が学業に励みつつ、勉強面以外でのイギリスの生活も楽しんでいます。最後になりましたが、私達の留学生活を支えてきてくださった全ての方々への感謝の気持ちと共に、帰国後には実りある報告ができるよう、残りの留学生活を楽しみたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
【Southampton大学留学中 I.Kさん】