Study Abroad 2023 2023.10.30
上海外国語大学
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- 中国
上海外国語大学からのSAレポートです。現在の上海は晴天の日はまだまだ暑く、昼夜の寒暖差が激しいため、体調管理に気をつけて生活しています。現地の先生によると今年の秋は例年よりもかなり長いそうです。
今回のSAレポートでは、授業とキャンパスの様子について紹介していきます。上海外国語大学では初級・中級・高級・高翻・強化のレベルに分けられていて、各レベルごとにさらに細かくクラス分けされています。同志社大学は中級クラス以上で単位が認定されます。私達は7人が中級クラス、1人が高級クラスに属しています。私は中級クラスに属しており、精读、阅读、听说、视听说の4科目を勉強しています。授業は全て中国語で行われます。まだ完全には聞き取れませんが、毎日中国語を聞ける環境は留学ならではだと思います。パワーポイントを使って本文の背景知識や文法の説明をしてくれます。それ以外にも単語や本文に関わるクイズや、クラス全員で行う伝言ゲームなども取り入れられていて、楽しく学習しています。
クラスメイトの出身は、ロシアやカザフスタン、ベトナム、韓国など様々で、年齢も自分達と同じくらいの人もいれば、かなり年上の人もいます。授業中の発表やグループワーク、休み時間の雑談を通して、国ごとの生活習慣や考え方の違いを学ぶことができ、刺激のある毎日を送っています。
授業は毎日1時頃には全て終わるので、午後は授業の復習と予習をしています。意味やピンインの分からない単語を調べたり、事前に本文を読んだりしています。予習と復習をしていれば、授業を十分に理解することができます。
午前の必修科目に加えて、午後は自分の興味に合わせて選択科目を受講することができます。私は上海語を受講しています。上海語は私達が普段学んでいる普通話とは発音が全く異なります。独特の発音が難しいですが、とても面白いです。
上海外国語大学の虹口キャンパスには2つ食堂があります。買う時は自分で食べたいものを指さして伝えて買わなければいけないので、昼休みなど人が多い時間帯はかなり争奪戦になります。譲ってばかりではなく前に出てどれが欲しいのかお店の人にはっきり伝えます。食堂は朝昼夜開いていて、時間帯ごとに売られているものが違うので、飽きずに食べられます。さらに最近食堂内に麻辣烫のお店がオープンし、自分で好きな野菜やお肉を選んで食べることができます。
運動場ではバレーボールやバドミントン、サッカーをしたり、走ったりすることができます。上海外国語大学の運動場は一般の人にも開放されていて、朝は太極拳をしている人がいたり、夜はランニングをしている人がいて、憩いの場になっています。
渡航して1ヶ月半程が経ち、ようやく授業や生活に慣れてきました。休日のみならず放課後も出かけるようになり、学校外でも発見や学びがあります。次回も上海の生活をリアルにお届けしますので、ぜひご一読ください。
[上海外国語大学留学中 O.Sさん]