大家好！北京大学からのSAレポートです。中国では春節(旧正月)が最も重視されている節句のため、日本のような正月休暇はなく、北京大学では1月2日から5日まで期末テストが実施されました。私たちは1年間の留学なので来学期も北京大学に在籍しますが、この期末テストが終わると帰国する留学生もいるため、私のクラスでは最後にクラスメイトみんなでご飯を食べに行きました。

9月から授業が始まり最初は仲良くなれるのか不安と緊張でいっぱいでした。しかし、一緒に学ぶ中で自然と仲良くなり、中国語以外でも様々な異なる文化や考え方に触れることができました。毎日のように顔を合わせていた友達と簡単には会えなくなってしまうのがとても寂しいですが、また再会できる日を楽しみに来学期も頑張りたいと思います！

期末テストが終わると長期の春節休暇が始まるため、私はこの長期休暇を利用して、長沙・武漢・南京・上海に旅行に行きました。私はグローバル・コミュニケーション学部での黄山研修旅行のほかに、別の地域を訪れたことがなく、今回様々な地域を訪れ、１つの国の中で地域によって名物や観光名所、街並み、方言が異なることを体感することができ、とてもおもしろかったです。しかし、どこに行っても人は多く、さすが中国だなと感じました。また、旅行中に漢服を着る体験をするなど中国文化にも触れることができて楽しかったです。9月に北京に初めて来た時は全てのことが新しく、外出するたびに緊張していましたが、約半年経ち、今回違う地域に旅行し、北京に帰って来ると安心感を感じるようになりました。

私は中国に留学に来る前から上海タワー(东方明珠)をテレビや中国ドラマの中で見ており、ずっと自分の目で見てみたいと思っていたので、今回の旅行で見ることができてとてもうれしかったです。また、北京にいても中国に留学に来ているということはもちろん感じられますが、私の中では中国といえばこの上海タワーのイメージが強く、改めて本当に自分が中国に留学しているんだということを実感することができました。

2月下旬から次の学期が始まるので帰国する時に後悔しないようにまた頑張りたいと思います！

最後まで読んでくださりありがとうございました。

【北京大学留学中　T.Aさん】