みなさんこんにちは！グローバルコミュニケーション学部中国語コース、北京大学へ留学していたSAレポートです！

新型コロナウィルスの影響により留学が中断となってしまい約半年間の留学ではありましたが、かけがえのない素敵な半年間でした。

そこで今回は私の思い出の1つをみなさんに紹介したいと思います。

それは、北京大学で出会ったイギリス人の女の子と上海と黄山へ２人で旅行に出かけたことです。

特に私は黄山へ行ったことで自分自身成長できたと感じています。

といのも、黄山は「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」と言われるほどの名山ですが、その道のりは険しく、私たちが訪れた日は天候が最悪でした。霧と大雨で視界が悪く、ついにはロープウェイが運休し４時間以上歩いて下山することを余儀無くされました。

私はこの20年間運動とは無縁の人生で、ましてや山など登ったことがない私にとってこの４時間は本当に本当に命がけでした。

強風に煽られながら大雨で滑る階段を慎重に降り、すぐ横をみると果てのない崖が広がる中、足がすくみながらも現地の方々の手を借りなんとか生還することができました。

そんな私はきっとこれから先の人生で山へ登ることはもう２度とないと思います。笑

しかし「この黄山の下山の恐怖の経験を乗り越えた私ならきっと他にもなんでもできる！」と自分に勇気を与えてくれる、大切な思い出です。

是非みなさんも今までにない経験を求め中国の黄山へと足を運んでみてはいかがでしょうか！

そして、今回この旅を思い起こしているうちに改めて命の尊さを感じました。未だ先が見えない状況ではありますが、一刻も早く平和な日常が戻ることを祈っています。

[北京大学留学中　N.Sさん]