Doshisha University
  • 同志社大学ホーム
  • 入学試験情報
  • お問い合わせ一覧
  • 交通アクセス・キャンパスマップ

SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2020 2021.03.17

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

こんにちは!北京大学のSAレポートです。

2020年の秋から北京大学留学に参加する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により在宅で北京大学の授業を受ける日々です。

現地に行くことが出来ないため、みなさんに北京現地の空気感をお伝えすることはできませんが、授業の感想を書き連ねていこうと思います。

私のクラスは17人ほどで、日本人学生の他に、韓国人、フランス人、エジプト人など様々な国からの学生がいます。

私は必修科目の“口語”(会話)“漢語”(長文読解や文法)のほか、選択科目の“古代漢語”(いわゆる漢文の読解)の3科目を受講しています。基本的な進行は会話文や論説の理解を深める形式ですが、必修科目では定期的にプレゼンや討論を行います。先日「結婚に重要なのは愛情か相性か」という討論を行い、わたしは「相性派」として参加しました。

使用言語は当然全て中国語でありながら、愛情派も相性派も共に考えを言い合い、疑問や反対意見が絶えず続き、非常に白熱した面白い討論となりました。日本語でさえここまで盛り上がった討論をした事が無かったため、留学生たちの意識の高さと積極性を感じて私ももっと中国語学習を頑張ろうと思える良い経験でした。オンライン授業ではあるものの、中国語しかない世界に入ることは学習に素晴らしい効果をもたらします。授業を受け始める前は中国語だけの環境に恐ろしさばかりを感じていましたが、いざ始めてみると意欲に溢れ、高い中国語力を持った学生に出会うことが出来ます。そして多様な国の学生と中国語という共通点のもと同じ授業を受ける経験はここでは語れないほど面白く、自身の価値観を深めるきっかけとなります。

新型コロナウイルスにより北京で授業を受けることが出来ないのは残念ですが、自ら中国語学習の環境を増やし、これからもより積極的に学んでいこうと思います。

[北京大学留学中 H.Mさん]