大家好！みなさんこんにちは。北京大学SA中の中国語コース二回生です。

早いもので北京に渡航してから二か月以上が経ちました。日本でも報道されている通り、12月に入ってから中国では政策が調整され、その発表の翌日には今までのように毎日PCR検査をしたり建物に入るたびに健康コードを提示したりする必要がなくなりました。寮の周りの塀も撤去され、大学に入るときの申請もいらなくなりました。政策の調整が発表されてからすぐに社会の様子が大きく変わるのにはとても驚かされました。

しかし、その矢先に私はコロナに感染してしまいました。寮の中でも多くの人が感染してしまい、人によって症状は様々でしたが、私は3日間高熱が出て一週間程度のどの痛みが続きました。コロナになった一週間は想像以上にしんどく、テスト前だったこともあり精神的にも焦りました。最終週のオンライン授業に出席できなかったことも悔やまれます。ですが、何とかテスト本番の頃には体調も良くなり、無事に期末テストを終えることができました。

ということでここからは長い冬休みが始まります。渡航してずっと自由に出歩けない状態にあったため、この冬休みを利用してたくさん北京で観光ができればと思います。天安門や故宮、万里の長城といった有名どころはもちろん、個人的には博物館や美術館なども回りたいです。どこまで中国語の説明文が理解できるかについてはまだ自信がありませんが……。

自分の中国語力が伸びたなと思うエピソードを一つ紹介したいと思います。私には北京大学で日本語を学ぶランゲージパートナーがいます。彼女はとてもおしゃべりで学習意欲が強く、同じおしゃべり同士不思議と気が合うのですが、先日二人で集まった際に５時間ほどずっと話し続けていました。その際に歴史やお互いの国についての考えを中国語で話すことができ、彼女の意見も聞き取ることができました。完璧な文法や発音で話したり、相手のいうことを一発ですべて聞き取ったりはまだまだできませんが、このように人とのコミュニケーションを通じて成長を実感できています。この調子で残り6か月のSAでもっと成長していきたいと思います。

それでは次回のSAレポートもお楽しみに！再见！

［北京大学留学中　I.Kさん〕