皆さんこんにちは。北京大学に留学中のSAレポートです。留学生活も残り1ヶ月弱となり、中国での生活が名残惜しくなってきました。また、北京では5月上旬から30度を超える日もあり、半袖を着ている人も増えてきました。

さて、今回は日本のGWとほぼ同時期にある労働節についてお話します。

労働節は基本的に４,５連休が多いのですが、北京大学は今年9連休もありました。なので僕たち中国語コースの学生は中国国内の様々な場所へ行きました。僕は北京市内にある天壇に行きました。北京大学から電車で1時間ほどかかるので少し遠いですが、とても有名で世界文化遺産にも登録されているので留学中に1度は行くことをオススメします。天壇は、明清代の皇帝が天に対して祭祀を行った宗教的な場所で、祈年殿、皇穹宇、圜丘壇などの建物があります。祈年殿は天壇で最も有名な建物で、現存する中国最大の祭壇です。皇穹宇は回音壁と呼ばれる円形の壁に囲まれていて、壁の内側で話すと壁を伝わって180度反対まで声が反響するため回音壁と呼ばれています。僕も試してみましたが、老朽化などの影響で今では聞こえなくなってしまいました。

また、初めて京劇を見に行きました。京劇は日本の歌舞伎のようなもので、長い歴史があります。中国語を話しているうえに、歌舞伎のように独特な発声をしているので聞き取り辛いですが、中国語と英語の字幕があるので大丈夫です。皆さんにも是非見ていただきたいです。

最後に、残り少ない留学生活、そして最後の期末テスト、悔いのないよう頑張ろうと思います。

[北京大学留学中　K.Iさん]