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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2018 2018.05.30

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

皆さんこんにちは!グローバルコミュニケーション学部中国語コース北京大学留学中です!

今回は5月第3週に北京大学で行われた汉语大赛について報告します!

汉语大赛とは、汉语(中国語)大赛(大会)という意味で、北京大学の对外汉语学院に所属する外国人留学生が参加する中国語の発表会のようなものです。

この大会に向けて1週間から2週間ほど前からクラスメイトと共に準備を始めます。

大会の決まりは厳しくなく、10分以内でクラスメイト全員が参加すれば良いとなっています。

私の所属する高級クラスは5つあり、予科のクラス2つを加えて計7クラスが参加しました。クラスによって出し物の内容は様々。ミュージカル風の劇をするクラスや、各国の結婚式を取り上げるクラス、他国のCMのパロディーをするクラスもありました。

そんな中私のクラスは『北京での1日』というテーマで外国人留学生が体験する北京での1日を描いた劇をすることに。

練習は1週間前から行いましたが、クラスメイト14人全員自分のアイデアがあり、練習も中々進まず…。本番当日まできちんとしたリハーサルもままならないままでした。高級のクラスといえども、劇を作ったことがないので伝えたいことを伝えるのにも一苦労、クラスメイトの意見を聞くのにも一苦労でした。それでもみんながやるなら素敵な劇にしたいという想いを持って練習したので完成した形は納得いくものとなりました。

形ができたのが当日の朝。そこから2時間半猛練習してなんとか流れは大丈夫に。それでも不安が沢山あるまま本番を迎えました。

プログラム1番が私たちのクラス。緊張と不安を抱えながらいざ披露すると1番前で審査していた先生方が笑顔で楽しそうと気づき、安心し、私たちも笑顔で演じることができました。最後にみんなで广场舞を踊ると観客も盛り上がってくれました!

他のクラスの出し物もとても凝っており、すごいなと感心しました。

結果は2位‼︎まさか賞を取れるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです!

对外汉语で外国人と共に学ぶということは直接的に中国人と学ぶわけではないので中国語の伸びが良くないと考える人がいるかもしれませんが、お互い不十分だからこそ、自分のスキルが必要だと気づき、自分の言葉で相手にもわかりやすく伝える事の大切さを知ります。

残り1ヶ月程で留学が終わってしまうことが名残惜しく、この今当たり前に思っている生活が当たり前ではなくなります。残りの留学生活を大切にしていきたいと思います。

[北京大学留学中 K.Rさん]