Doshisha University
  • 同志社大学ホーム
  • 入学試験情報
  • お問い合わせ一覧
  • 交通アクセス・キャンパスマップ

SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2018 2018.02.23

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

大家好!北京大学のSAレポートです。

氷点下の日が続いていた北京でしたが、「春節」と呼ばれる中国のお正月も過ぎ、厚く氷を張っていた大学内の未明湖も溶けるほどにまで暖かくなり、1か月半あった長期休暇も残すところあと1週間ほどとなりました。今回はそんな私の長期休暇を少し紹介したいと思います。

1月は北東部、2月頭からは極寒の北京から遠く離れた南の地、広州から北京まで2週間少しかけて大陸縦断バックパックをしてきました。

中国人に混ざって朝早くから点心を食べながらお茶を楽しむ、早茶(ザオチャー)を体験したり、バスを乗り継いで世遺産を4つ立て続けで訪れたり、中国人しか泊まれない宿を引き当ててしまうというトラブルに出くわしたり、中国国内旅行ならではの体験をたくさんさせてもらいました。

 

中でも最も印象的だったのは初めて過ごした中国の旧正月です。

日本でも“Happy Chinese New Year”と話題として取り上げられていたので少しは耳にしたことのある方も多いのではないかと思います。

中国の旧正月は2月の中旬ごろで、1週間ほど前から町中はお正月ムードに包まれ、いたるところに赤色の電飾や大きなパネル、新年の飾り付けが施されていました。

また、私はちょうどその時期に旅行をしていたので田舎の地域等では中国のお正月お馴染みの“爆竹”もこれまたいたるところで売られていました

年越しの餃子を食べ(日本で蕎麦を食べるのと似た文化)、爆竹や打ち上げ花火が鳴り響く中でお正月を迎えました。北京では爆竹は規制されているのですが、私は旧正月のタイミングを青島で迎えたので、運よく風物詩、爆竹を体験することができました。また、駅前や町中はどこのお店もシャッターが下りていました。

 

この旅行中を通して実感したことは移動していくごとに感じる風景や温度の変化、また、タクシーの運転手に思うように伝えられなかった時、無理なら英語でいいよと受付の人に言われてしまった時、“語学力がまだまだだ”と思い知らされた反面、重たいバックパックを抱えていたら手伝うよと言ってくれるおじさんやお金が足りないと言えばこれタダであげるとくれたおばさんといったような人に出会い、

大陸の広さ、省ごとに異なる文化の違いを学び、また人の温かさを感じる素敵な機会になりました。

北京大学もあと数日で新学期が始まります。この1年間の留学生活が後悔なく終われるよう、残り半分、全力で何事にも取り組んでいきたいと思います。

ふと部屋のカレンダーを眺めていたら、留学生活も残り約『140日!』 11日を大切にしていきたいです。

[北京大学留学中 Y.Sさん]