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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

StudyAbroad 2024 2024.12.09

台湾師範大学

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みなさん、こんにちは!

台湾師範大学からの11月SAレポートをお届けします。私たちが台北に到着して、約3ヶ月が経過いたしました。台北に到着した8月下旬から10月下旬までは、猛暑が続き、またこの土地特有の突発的な雨や台風に戸惑うこともありましたが、11月は比較的安定した天候でした。気温も少しずつ低下し、厚着をする人もかなり多くなってきました。

夜、台北の街へ出歩いてみると、イルミネーションの設置が増えており、冬季の雰囲気を醸し出しています。

 

 

 

 

 

さて、今回は11月のキャンパス・授業の様子をお届けします。

キャンパスは、台北市にある和平校地と公館校地、新北市にある林口校地があります。私たちは本キャンパスである和平校地で授業を受け、近くの公館校地の宿舎で生活しています。スクールバス、自転車、徒歩などそれぞれの好きな手段で登下校しています。尚、林口キャンパスはかなり遠く行ったことがありません。

台湾師範大学は、台湾で1番歴史の古い教育大学で、キャンパス内には自由スペースや空き教室、図書館、食堂、カフェ、宿舎、コンビニ、銀行、郵便局、体育館、ジムなどがあり、近くには駅、繁華街、ショッピングスポットもあり、勉強、食事、遊び、全て揃う環境があります。

台北は、毎日天気が変動するため、その変化に呼応するようにキャンパスの顔色も毎日変わります。雨上がりの太陽が照らすキャンパスは、湿った地面が反射してとても綺麗です!

雨天時は昼食を買って文化会館で食事をしたり、晴天時は外でキャンパスの木々に囲まれながら食事ができます。

 

 

 

 

次に、授業について紹介します。

私たちが在籍する語学センターは、本キャンパス(和平校地)の博愛ビルにあり、私たちはそこで授業を受けています。

授業は、午前、午後、夜の部の3つから選ぶことができ、毎日約3時間の授業を受けます。私は、午後からの部を選びました。

私のクラスは、韓国やインドネシアなど、アジア中心の学生で、合計5人で授業を受けました。年齢も全く違う学生もおり、私以外女性ということもあって、開始当初は空気に慣れなくてつらいこともありましたが、先生がベテランの方で、うまく私たちを繋いで下さって、後半からは一緒に冗談をずっと言い合ったり、食事や夜市にでかけたりと仲良くなることができて、先生にはとても感謝しています。最後にクラスメイトからプレゼントもいただいて嬉しかったです。

授業内容は、まず新出単語を学んで、その単語を使って口頭で例文を作って会話した後、それが終えると文法を学んで、それも同じようにその文法を使って口頭で例文を作って会話する、というような形態でした。その後、2つの文章を発音し、先生がその文章に関する質問を言うので、その質問をもう一度生徒が言い直して、文章に該当する内容をすぐに言う、というような感じでした。課の終わりには、授業で習った単語と文法を用いて、皆でテーマを共有して話し合ったりしてとても楽しかったです。

そしてほぼ毎日、聞いた例文を書く小テストと毎週2回、学んだ課の復習テスト、そして11月は今学期の期末口頭テストと筆記テストが2回に分けて行われました。

 

 

 

 

選択科目の台湾語の授業は、週1回約2時間の授業を受けます。

台湾語のクラスは、スペイン、ポーランド、カナダなどアジア以外の学生が多く、合計7人で授業を受けました。先生も学生もかなり明るく、賑やかな雰囲気で一緒に学びました。

授業内容は、単語と文章を発音することが中心でした。写真の通り、発音記号は似ているようでも発音する際は全く異なり、慣れるまでに時間がかかります。意味を理解しながら発音するのにはかなりの時間が必要だと思います。

また、先生が、台湾語の授業を通じて歴史的背景や他の国との繋がりなども説明して下さいました。

台北の地下鉄などでは、台湾語でのアナウンスもあり、台湾でのフレーズの引き出しがほんの少し増えたようにも感じます。祖父、祖母の世代は台湾語で会話をする人も多いようです。

 

今学期が終了して、残り3学期、9ヶ月となりました。

みんなそれぞれ自分の考え、視点を持って留学生活を送っているように感じます。私自身も、もっと生活の質を上げていけるように精進しようと思います。今学期を通じて、私に関わって下さった全ての人に感謝したいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。また会いましょう!

 

 

【台湾師範大学留学中 M.Sさん】