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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

StudyAbroad 2024 2025.02.19

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

皆さん、こんにちは。北京大学留学中のMです。11月から続いた北京の厳しい冬は2月の中旬を過ぎると少し和らいだような感じがします。 前回のレポートに引き続き、私も寒假(冬休み)の旅行について紹介します。

 

日本の大学の冬休みは年末年始を含む1週間程度ですが、中国では春節を含む1月初めから2月末までの2ヶ月弱が寒假とされていて、地方の学生は実家に帰省したり、長期間の旅行をしたりとそれぞれの日々を過ごします。

 

私は今回の休暇であまり多くの土地を訪れなかったものの、中国東北部にある黒竜江省のハルビンへの旅行がとても印象に残っています。 北京からハルビンまでは高速鉄道(日本でいう新幹線)を使って6時間ほどかかります。気温は日本や北京よりもずっと寒く、最低マイナス20℃にもなります。このため、事前に耳当てや専用のブーツなどを揃えて旅行に向かいました。

 

ハルビンの観光名所はさまざまですが、主に雪や氷の景色やヨーロッパ風の街造りが訪れる人々を惹きつけます。今回は訪れた場所の中から3つを紹介します。

 

初めに紹介するのは「聖ソフィア聖堂」です。ここはロシア正教会の聖堂で、ハルビンにある代表的なロシア建築です。現在この場所ではロシア風の衣装を着て聖堂をバックに写真撮影を行うサービスが流行しており、派手な衣装を来た人たちが多く聖堂の周りに見られます。私も実際に写真撮影を体験しました。

 

 

 

次に紹介するのは「中華巴洛克」という場所です。ここは多くの西欧風の街並みが残っており観光地となっています。商店ではハルビンのお土産だけでなく、ロシアモチーフのお土産も売られていて、とても華やかな雰囲気があります。

 

 

 

 

最後に紹介するのは世界的に有名なハルビンの氷祭りです。現地では「冰雪大世界」と呼ばれています。この場所は、世界最大の氷と雪のテーマパークとしてギネスに認定されています。

 

 

中にある氷のオブジェは世界中の建築物や彫刻がモチーフとなっており、実際に建築の中に入ることができるものもあります。中には日本の大阪城を模したものもありました。

 

 

今回の旅行は遠方でしたが、ツアーではなく友人と個人で赴きました。個人の旅行では移動や食事全てを自分たちで行わなければなりません。まだまだ未熟な中国語を使って全てを行うことはとてつもない緊張感を伴いましたが、むしろ良い刺激となりました。 ハルビンでは主要な都市に比べて日本人の観光客は少ないらしく出会う人たちはみんな興味深そうに話を聞いてくれました。 新学期でもこういった出会いを増やすためにより言語学習を進める一方、遠方への旅行などの留学中にしかできない経験をさらに増やしていきたいと思います。

 

【北京大学留学中 M.Tさん】