StudyAbroad 2024 2025.02.28
北京大学
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大家好!北京大学からのSAレポートです。今回は北京の春節についてご紹介します。みなさんもご存知の通り春節とは旧暦のお正月のことで、中国で最も重要な祝祭日とされています。
春節が近づくと対聯や赤提灯が飾られ街が赤一色に染まります。中国では、赤は邪気を払う色、慶事や喜びを象徴する縁起の良い色と考えられており、お店にも赤い商品が多く並んでいました。中国では年男・年女は縁起が悪いとされており、その年は厄災から身を守るために赤いアイテムを身につける習慣があるようです。
北京では大晦日に家族団欒で餃子を食べる伝統があります。中国で餃子といえば、水餃子のことを指します。餃子の形が中国の昔の貨幣である「元宝」に似ていることから、金運をもたらす縁起の良い食べ物とされているそうです。
年が明けると爆竹を鳴らして新年を迎える風習がありますが、大気汚染や安全への配慮から北京では禁止されていました。
大晦日に私が外出した際、大学付近のショッピングモールはどこも閉まっており、街から人が消え閑散としていました。北京の中心地は賑わっていましたが、ほとんどのお店が通常よりも営業時間を短縮していました。年が明けるとお店は営業を再開していましたが、大学付近の街ではあまり人を見かけませんでした。
春節が終わり、ついに2学期が始まりました。残り半分となった留学生活も、悔いの残らないよう充実した日々を過ごしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
〔北京大学留学中 N.Kさん〕