StudyAbroad 2025 2025.06.19
University of California, Davis
- アメリカ
- 欧米

皆さんこんにちは!UC Davis から SA レポートをお届けします!
留学生活が始まって2ヶ月が経ち、6月に入りました。昼間の陽射しが強くなり、だんだんと夏の気配が漂ってきています。すでに、Davis のダウンタウンには夏らしいカジュアルな格好をした人々や学生が目立つようになっています。今回は、Davis の街、キャンパス、生活、学びという4つの点に着目して紹介させていただきます。
<Davisについて>
Davis はカリフォルニア州北部に位置する、Sacramento や San Francisco の近くに位置する比較的小さな街です。Davis 周辺には自然を堪能できる場所がいくつもあり、多くの人々が訪れます。またDavis は自転車の街としても有名です。市民の多くが自転車を通勤や買い物に利用しています。他の都市に比べて治安が良くて、安全であることも特徴です。
キャンパスからすぐのダウンタウンには、カフェ、レストラン、ショップなどが点在していて、地元の人々にも、UC Davisの学生にも、親しまれています。毎週土曜日の朝から昼にかけてはダウンタウンでファーマーズマーケットが開催され、新鮮な地元の農産物や手作り食品、アートやクラフトなどが幅広く販売されています。
私は当初、アメリカの治安にやや不安を覚えていたのですが、ダウンタウンに行くたびに、Davis は温もりのある⼈々や場所で溢れていると感じます。気候については、日本に比べると、かなり乾燥していて暑いです。私たちのグループは3月下旬からDavisで過ごしていますが、昼間と夜間の気温差にはいつも驚かされます。夜は涼しくて心地よい風が吹いていますが、昼間の陽射しはジリジリと肌に刺さります。またこの地では、雨はほとんど降りません。雨が苦手な私にとっては楽園です。Davis の冬は他の地域に比べて温暖で、比較的過ごしやすいと言われているので、冬の生活も待ち遠しいです!
<キャンパスについて>
キャンパスは豊かな自然に囲まれていて、羊やリスなどの動物を見かけることもあります。キャンパスの敷地は信じられないほど広く、移動するためには自転車が必須です。2ヶ月経った今でも、キャンパス内を自転車で移動するというのはユニークに感じます! UC Davis の学生証があれば2つのサービスを受けることができます。1つは Aggie Food という、無料の日替わり弁当が受け取れることです。私も試しましたが、無料とは思えないほどの満足感でした。もう1つはサクラメントやウッドランド周辺までを走るバスに無料で乗れることです。これは外出時や通学にとても便利です。
私は現地の学生とより多くの時間を過ごすために、テニスクラブに加入しました。今までテニスラケットさえ握ったことがないので不安を感じていましたが、現地の学生がラケットの握り方から、丁寧に教えてくれました。クラブではテニスだけでなく、UC Davisの施設やイベントについて多くを知る機会を得ることができました。
UC Davis では多くの施設が自由に使えます。勉強や自習ができる環境も数多くありますし、巨大なジムや芝生の広場、サッカーコートも利用可能です。私は時々サッカーコートに行って、初対面の人たちとサッカーをします。現地学生が多くいて、英語を練習する良い機会となっています。 このように様々な施設を利用できることで、自ら行動することにつながっている実感があります。キャンパス内にはさまざまなバックグラウンドをもつ学生で溢れていて、多くの出会いから学ぶことが多いと感じます。こうした環境の中で、充実した留学生活を送ることができています。
<生活について>
UC Davis に留学するとなるとホームステイでの生活となります。ホームステイの良いところは、生活の中で自然と英語を話すことになる点、また、英語以外にも様々なことを学ぶことができる点です。当初はホストファミリーが言っている事がほとんど理解できませんでした。しかし今では円滑にコミュニケーションをとることができて、楽しい日々を送っています。当然ながら毎晩食事を共にするので、各家庭に根付いた食文化なども体験できます。
<学びについて>
私は最初の2ヶ月間は語学学校に通い、6月下旬からはアカデミック授業を UC Davis のキャンパスで受けることになっています。語学学校もUC Davis のキャンパス内に設置されているので、クラブやイベントを通じて、現地学生との交流も可能です。語学学校のクラスは4つに分かれており、自分に合ったレベルで授業を受けられます。
語学学校での授業は日本で受けた授業と比べると、良い意味で肩の力が抜けて、リラックスした雰囲気の中で行われています。グループワークやプレゼンテーションも多く、内容的にも充実したものになっています。下記は語学学校での、ある1日の授業内容です:
- ・Academic Literacy
- ・Intercultural Communication Skills
- ・Understanding US Society through Social Media
- ・Sustainable Development Goals
来学期からは、いよいよキャンパスでのアカデミック授業を受講することになっています。履修できる科目が無数にあるので、何を登録するか、なかなか決められなかったのですが、次のような科目を取ろうかと考えています。来学期がとても待ち遠しいです。
- ・Introduction to Performance & Digital Media
- ・Design of Coffee: An Introduction to Chemical Engineering
- ・Evolution & Paleobiology of Dinosaurs
<まとめ>
留学生活が始まってまだ2ヶ月しか経っていませんが、現在までの Davis での経験は思った以上に充実したものでした。文化の違いなどを感じる機会も多くあり、これからの自分にとって大きな経験となっている実感があります。アカデミック授業の履修により学習環境が大きく変わるので、困難にも直面すると思いますが、そんな時こそ、支えてくれる仲間や家族、ホストファミリーへの感謝を忘れずに、人として成長していきたいと思っています!
【 University of California, Davis留学中 T.Kさん】