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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2023 2024.01.10

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

大家好!北京大学からのSAレポートです。私たちは10月26日から30日まで安徽省へ研修旅行に行ってきました。まず1日目は朝7時半に宿舎を出発しバスで北京南駅へとむかいました。そこから高铁という中国の新幹線に乗り、約7時間の長い旅のスタートです。私は中国に来て初めての高铁だったので、とても楽しみにしていましたが、7時間も乗り物に乗っているのは初めてだったので少し体が痛かったです。 

 このように高铁に乗る北京南駅では色々な電車に乗る人がたくさんいて日本の新幹線の駅よりも大きく感じました。7時間の長い旅を終え、黄山駅に到着したら、そこで現地のガイドの方と合流し、バスで少し移動した後に黎阳水街河街で食べ歩きをしたり、きれいな街並みをみたりして自由時間を過ごしました。

 

 

2日目は黄山という山で登山をしました。黄山は世界遺産に登録されているとても有名な山です。研修旅行に行く中国人の先生に黄山に登ると言うと、黄山は中国で一番有名な山だとおっしゃっていたので私はとても楽しみにしていました。ホテルから山のふもとまでバスで向かい、そこから中間地点までケーブルカーで移動します。ケーブルカーから見える景色はとても綺麗でしたが、少し怖かったです。気候にも恵まれ、気温も登山に適した季節だったので私たちのような観光客の方がたくさんいました。そこから時間ほど歩いて頂上にたどり着きました。頂上からの景色はとても綺麗で感動しましたが、かなりの高さで足が震えている友達もいました。黄山の道は階段がひたすら続いていて、比較的上りやすい道ではありましたが、ホテルに帰ってきたころには足がパンパンでした。 

 

 

 3日目に私たちは、棠樾牌坊群景区を観光しました。ここには美しい緑の風景の中に写真のような7基の牌楼が等間隔に並んでおり、これは清代に作られたもので、乾隆帝にまつわる伝説があるといわれています。近くから見ても遠くから見てもとても綺麗で、周りの自然とこの力強い牌楼の対比は、まるで時間を忘れさせるようなものでした。

 

 

 

その後私たちは家花を訪れました。ここは盆栽のようなものが沢山ある場所であり、またガイドさんがもともとこちらの場所に詳しかったことから、非常に丁寧な説明を聞くことができました。私自身このような世界にもともと興味を持ったことがなかったのですが、まるで生きているような木々たちに生命を感じました。 

 

 

そこから昼ごはんを終えて、私たちは船に乗り近くの島へ行きました。私は訪れた先の島で、いまでこそ少し観光地のような側面を感じましたが、その奥にある今でも残り続ける島の文化のようなものも強く感じました。特に印象に残っているのは船の上で行うショーのようなものです。これは彼らの伝統を感じさせられるようなものであり彼らの歴史を垣間見たような気持ちになりました。 

 

 

午後の遊覧が終わり、夕飯を食べ、私たちの三日目は終わりを迎えました。 

4日目に私たちはまた山に登りました。山といっても二日目に登った黄山よりは遥かに低く、道も綺麗に舗装されていました。この日に登った山は道教文化のある云山という山であり、山から見える景色はとても壮大なものでした。山を登り終え、昼食を済ました後、バスで宏村へ向かいました。ここは2000年に世界遺産に登録されており、明清代の歴史建築が数多く残る部落であり、家々を巡る水路がとても特徴的で、また村全体が牛に例えられているそうです。街並みはとてもノスタルジックであり、街の中心にある湖は今でも残り続ける何百年前の街並みを映すかのような澄んだ佇まいでした。

 

 

ここで自由時間を1時間ほど過ごし、四日目は終わりを迎えました。 

5日目は朝からある農村へ行きました。ここはほとんど人もおらず、静かな雰囲気の場所でしたが、現代では簡単に味わうことのできない雰囲気を味わえるような場所でした。ここで1時間ほど各自自由時間を過ごし、そこから昼ごはんを食べ、に乗り北京に返ってきました。今回の研修旅行は自然に関するような場所に行くことが多く、北京で過ごしている時とはまた違う中国の側面を見ることができ、貴重な体験となったものでした。

 

〔北京大学留学中 N.Mさん Y.Mさん〕