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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2022 2023.08.22

University of Montana

  • アメリカ
  • 欧米

皆さん、こんにちは!モンタナ大学からのSAレポートです。あっという間に留学6ヶ月目に差し掛かり、アメリカでの生活にも慣れてきた今、モンタナでのリアルな生活を共有します。セクションに分けて紹介しますので、ぜひ皆さんのSA先選びの参考にしてください。

 

 

 

<授業について>

 

モンタナ大学はモンタナ州で二番目に大きい都市であるミズーラに位置しており、私を含めた4人のGCE生は、自然豊かな環境で学習しています。私たちは、Pathway Programという3月から5月までのELI授業と6月から8月までのSummer Session(ELI +Academic)の計5ヶ月を終え、秋学期からのアカデミック授業に向けて、今は短い夏休みを各自楽しんでいます。ELI授業では、Speaking & ListeningとWriting & Readingに関する、アカデミック授業で必要なITEPテストに向けたトレーニングを受けました。ELIクラスのかなりの受講生が日本人であるため、自ら英語を話す機会を作ることが大切だと思います!

 

Speaking & Listeningに関する授業では、自分の意見を英語で話さなければ点数がもらえないというシステムのおかげで、積極的に授業で発言する姿勢に加え、聞く力と話す力が共に向上しました。Writing & Readingのクラスでは、Alchemistという小説を読み、Opinion EssayやComparison Essayを書いたり、新しい単語のクイズなど様々なアクティビティを通して、単語力、読解力、エッセイの書き方を学んだりしました。また、長い文章からどこが重要かを見極める力を身につけることができました。最初は早くアカデミックのクラスを取りたいとばかり考えていたのですが、ELIクラスを真剣に受けていたら、着実に、総合的に英語力を伸ばすことができるので、モンタナ大学に留学する際にはELI授業もしっかり頑張ってください!

 

Summer Sessionからは各自1つアカデミックの授業をとることができ、私はRace and Minorityのクラスを履修しました。この授業ではアメリカにおける人種差別の歴史を人類学の観点から学びます。日本人を含むアジア人に対する差別についても取り上げられたのが興味深かったです。教科書はとても分厚く、専門用語がぎっしり詰まっていたので、それを期限までに読み終えることは本当に大変でした。また、教授はホワイトボードにあまり文字を書かない方だったのに加え、授業で話された内容がテストで出題される形式だったため、ノートテイキングにも苦労しました。比較的少人数のクラスが多く、教師と学生の距離が近いため、わからないことがあったらすぐ聞けるというのが嬉しい特徴でした!

 

 

 

 

<キャンパス生活について>

 

写真を見てお分かりいただけると思うのですが、とにかくモンタナ大学は、自然・自然・自然、どこを見渡しても緑と青というキャンパスです。自然豊かなキャンパスで、リス、シカ、キツネ、タヌキ、クマなど様々な動物を見ることができます。もしかしたらキャンパスの敷地面積自体は京田辺キャンパスの方が大きいかもしれませんが、絵のような景観が毎日楽しめます。

 

キャンパスには、図書館、ジム、プール、食堂、タピオカのお店やカフェなど、たくさんの便利な施設が備わっています!冬はキャンパス内で焚き火やスケート、夏はビーチバレーやハンモックなどを楽しむことができます。

 

私は、春学期間はDuniway Hall、夏休み期間はAber Hall、現在はPantzer Hallという3つの寮での生活を経験しました。全ての寮にシャワールーム、スタディラウンジ、ランドリーが設備されており不自由なく過ごすことができます。夏休み期間は食堂で使用するミールプランが使えないため、各自、自炊をすることになります(毎日ハンバーガーばかり食べている人もいますが)。円安が続く中の自炊はめちゃめちゃ高いので、バイキング形式で3ドルでお腹いっぱい食べられた食堂が恋しいです…。

 

 

 

<気候と街について>

 

モンタナの気候は簡単にいうと、冬は激寒、夏は激暑です。私たちは3月にモンタナに到着したので本格的な冬はまだ経験していないのですが、3月でも気温はマイナスを記録していました。聞いた話によると12月と1月は寒すぎて外に出られないらしいので恐怖です。寮には暖房だけで冷房が付いていないため、夏の寮は本当に暑いです。ただ、夏は22時に日が沈み、夜まで明るいためいつもより長い時間外で活動することができます。

 

ミズーラの街並みは日本の田舎とは異なり、アメリカ的な街並みを楽しむことができます。散歩することも楽しいのですが、どこからでもバスに無料で乗車できるところが嬉しいポイントです。

 

 

 

<遊びについて>

 

授業以外の休日は、それぞれ山登りをしたり、川遊びをしたり、ダウンタウンへ行ったりと楽しんでいます。

 

夏休み期間には毎週木曜日にフードトラックが集まり音楽を楽しむイベントが開催され、毎週土曜日にはFarmer’s Marketという、地元の野菜や花、ハンドメイド作品が販売されるイベントがあり、毎週ダウンタウンは賑わっています。ELIの生徒が招待されるバーベキューや川遊びにも参加しました。ミズーラならではの自然とのふれあいができる点がすごく魅力的です。

 

<最後に>

 

モンタナ大学の環境は、なんでここを選んだの?と現地学生に聞かれるくらいのカントリーサイドですが、人は温かく、自然いっぱいで、留学生活ならではの大変こともありますが、すごく充実しています!残りわずかな留学生活もたくさんの思い出を作り、学びの多い1年にさせていきます。

最後まで読んでくださり有り難うございました!

 

【Montana大学留学中 Y.Sさん】