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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2023 2024.04.26

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

⼤家好!現在北京⼤学に留学している、グローバル·コミュニケーション学部中国語コース3年⽣です。北京では既に25度越えの⽇が続いており、「北京に春はない」という⾔葉の意味を⾝にしみて感じました。今回のSAレポートでは、4⽉の出来事についてお話しします。

 

⽇本では4⽉から新学期に入り、私たちも3年⽣になりました。⽇本ではサークルの新歓が⾏われたりと最も楽しい時期ですが、私たちは中間試験と中国語コンテストの二つのイベントで、かなり忙しい日々を送っていました。

 

 

今回の中間試験を通じて、私は⾃⾝の成⻑を強く感じました。中学校のときから、私は歴史という科⽬に対して苦⼿意識を持っていました。⼈物の名前は覚えられたとしても、歴史を一つのストーリーとして捉えることができず、記憶が曖昧なまま試験を受けていました。しかし、今学期は「中国の歴史」という授業を履修することを決めました。皆さんも、⽇本の歴史を覚えるだけでも時間がかかるのに、中国語で中国の歴史を学ぶのはさすがに⼤変だと考えると思います。私も当初はそう思っていたのですが、実際の授業では、先生が「現代の中国⼈の思想とどのようなつながりがあるのか」を中⼼に説明をしてくれるため、納得しながら学習を進めることができました。また、クラスのほとんどの学⽣が一から中国の歴史を勉強するため、基礎からしっかり理解を深められる点も⾮常に魅⼒的だと感じています。そのため、今ではチャレンジして正解だったなと⼼の底から思っています。選択科⽬は他にもいくつかあり、⽇本にいる頃は遠ざけていたジャンルも中国語で勉強することで新たな視点から考えるきっかけとなるので、留学に来た際には、そのような科⽬を積極的に選択してみてください。

 

 

そして、25⽇には、所属している学部内で「中国語コンテスト」が実施されました。全クラス出し物を用意し、⼤勢の前でパフォーマンスを⾏いました。中間試験の⼀週間後に⾏われるため、準備に与えられた時間は少なかったのですが、どのクラスもアイデアが斬新で、今まで学習してきた中国語も上⼿に活⽤できていました。たとえば、あるクラスでは各⽂化の違いを劇の形で表現したり、あるクラスは歌やダンスを取り⼊れたりと、⾒ていて飽きない内容のものばかりでした。このコンテストを通して、私たちの中国語のスキルがさらに向上しただけでなく、クラスメイト同士の絆も⼀段と深まったように感じます。

 

27⽇から、私たちは中国の労働節の休みに入ります。5⽉5⽇までの長めの休暇となるので、この時間は北京以外の都市を観光したり、授業内容の復習の時間として利用したいと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

〔北京大学留学中 M.Mさん〕