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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2023 2023.10.12

University of California, Davis

  • アメリカ
  • 欧米

皆さんこんにちは。UCDavis からの SA レポートです。十月に入り、寒さを感じる季節になってきました。今回は、UCDavis について授業、キャンパスライフ、日常生活の三つの観点に着目して、説明したいと思います。

 

 

<授業について>

現在 Davis には私を含め 2 名の学生が留学しています。UCDavis では TOEFL が一定のスコアを超えていればアカデミック科目に春学期から参加することができるので、私たちも春学期から大学の正課授業に参加しています。皆さんは最初から大学の授業に参加すると聞くとどのように感じるでしょうか。私は、渡航前、最初から大学の授業に参加するか、語学学校に行くか、すごく悩みました。最終的に大学の授業に参加することを選び、後悔はしていません。ここではアカデミック科目がどのようなものかについて、私の経験に基づいてお話ししようと思います。

まず、UCDavis の授業は 3 か月のクォーター制です。同志社大学は 6 か月のセメスター制なので、Davis で過ごしていると時の流れが速く感じます。それぞれのクオーターで最低12 クレジット、最高 13 クレジット分の授業を履修することが可能です。Davis では農業系の科目が有名ですが、ほかにもコミュニケーションの科目など様々な科目があります。私が取ったコーヒーに関する科目では、実際に自分たちでアレンジしたコーヒーを作りました。たくさんのユニークな授業があり、自分で授業を選ぶので、難易度も自分に合わせて選ぶことができます。

現地の学生はとても授業に積極的で、寝ている学生はほとんど見たことがありません。日本と違って授業中に多くの生徒が手を挙げて質問をします。実は私にはまだできていないのですが帰国までに一度はやってみたいです。授業に参加することで現地の学生とのかかわりも増え、友達も作りやすいです。そのため、TOEFL の点数を満たしていれば、アカデミックの授業をとることを強くお勧めします。

 

 

<キャンパスライフについて>

先ほどはアカデミック科目について話しましたが、私たちの普段のキャンパスライフについても話したいと思います。UCDaivs では授業が終わると、多くの学生がジムに運動をしに行ったり、クラブ活動に参加したりしています。UCDavis の学生、交換留学生は、ジムを無料で使うことができます。日本と比べてよりたくさんの道具が揃っていて、多くの学生がジムを使用しています。また、ダンス、ヨガ、バドミントン、バスケットボールなどの様々な屋内スポーツを楽しむことができます。
クラブ活動に関して、UCDavis には、800 を超えるたくさんの活動があります。ジャンルも様々で、アニメ―ション、ダンス、映画、お菓子作りなどのクラブがあります。私がアメリカらしいなと特に感じたのは、アジア系、スペイン系といった出身地域によって、それぞれの集まりがあるところです。さすが移民の国アメリカだなと思いました。ここでは一般的にクラブ活動が友達を作る場所と言われており、それらに参加するか、しないかで Davisでの生活は大きく変わると思います。私たちもそれぞれ、スポーツ系や文科系のクラブに参加し、充実した毎日を送っています。

 

<日常生活について>

休日はダウンタウンに遊びに行くことが多いです。お昼ご飯を食べたり、映画を見たりします。Davis は小さなカレッジタウンなので、買い物をしたりする場所は少ないです。そのため、週末には San Francisco などに出かけることも多いです。Davis から San Francisco は一日で往復できるのでとても便利です。野球観戦や観光、コンサートを見に行ったりもしました。

Davis に留学する場合はホームステイを必ずすることになります。カリフォルニアには多くの移民の人たちが住んでいるため、ホームステイ先のファミリーも多様で、様々な国の文化に触れることができます。私は今フィリピン人のホストファミリーと暮らしています。アメリカ料理だけでなく、アジア系の料理が出ることも多く、東南アジア系の今までにない新しい料理を味わうこともあります。ホームステイ先によってはハウスメイトがいる場合もあり、私も韓国人とインドネシア人のハウスメイトと生活しています。文化が異なるため、一緒に生活していくことが大変であると感じることもありますが、コミュニケーションをしっかりとって楽しい生活を送っています。

 

 

<最後に>

Davis はアメリカの中でも小さな町で、どちらかというと田舎ですが、治安はアメリカの中では群を抜いて良く、何よりも人が優しいと感じます。車社会のアメリカにもかかわらず、無料のバスや自転車で移動をすることができ、とても便利でもあります。留学も残りあと 2か月、たくさんの友達を作って、Davis での冬も楽しんで帰国したいと思います。

 

 

 

[University of California,Davis 留学中 N.Iさん]