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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2019 2020.07.06

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

皆さんこんにちは!北京大学のSAレポートです。新型コロナウイルスの影響により留学が中止となってしまいましたが、この留学生活を通して、私なりに見て感じ、経験したことを幾つか紹介したいと思います。

いきなりですが、皆さんは中国や中国人に対してどのような印象をお持ちですか?

中国はやはりIT先進国であり、中国への留学は大変新鮮でした。キャッシュレス化が浸透していることで、友達との割り勘、デリバリー、通販、タクシーの呼び出し等あらゆることが既に当たり前になっており、ネット上で簡単に行えるため、支払いに関して大変簡潔でスムーズに行えます。また、中国ではシェア自転車が普及しており、中国で生活するならシェア自転車は必須と言えるほど便利なサービスです。(中国は広大すぎ!)これもまた、支払いは電子マネーのみの対応となっています。そのため、外出する際はもう財布や鞄すらも持ち運ぶ必要がありません。私はあっという間にこの便利さに慣れてしまい、日本とのギャップに驚きました。日本では、個人店などまだキャッシュレスに対応していないところも多く、現金を持ち歩く必要があります。しかし中国では、どこでもwechatpayなど携帯電話支払いが使えるのです。帰国した今では、財布や鞄を持ち運ぶ今まで通りの日本の生活にまた後戻りしてしまいましたが、やはり、いつでもどこでも安く配達してくれる中国のデリバリーには、恋しさを感じます、、

また、日本メディアの影響により、肯定的ではない印象を持っている方も多いかもしれません。しかし、実際にその場へ行き生活することで、中国へ対するイメージや考え方が変わりました。確かに、文化や習慣の違いにより驚くこともありましたが、異文化での生活には困難が付き物です。文化・思想・習慣等が大きく異なる人々と生活を共にする中で、文化的背景による考え方の違いから誤解やすれ違いが生じてしまうことは不可避だと思います。しかし、私は中国人の優しさに助けられたことも何度かありました。帰国した今になって、私はこの留学生活を通して、語学だけではなく、考え方、生き方、特に、物事を客観的に捉える大切さを学べたのだと強く感じています。

皆さんも是非、中国へ行き、中国の実際の雰囲気を肌で感じてみて下さい!!

[北京大学留学中 W.Rさん]