Study Abroad 2019 2020.07.10
復旦大学
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皆さんこんにちは。上海の復旦大学に留学していたSAレポートです。現在新型コロナウイルスの感染拡大の影響により既に帰国していますが、私の中国留学中の思い出を少しご紹介したいと思います。
私は1月中旬に山東省青島市に行ってきました。青島は山東半島の南に位置する湾岸都市で、北京と上海のほぼ中間地点といえます。
青島最大の特徴といえばドイツ租借時代に建設されたドイツ風の町並みです。海沿いの美しい景色と異国情緒漂う町並みは歩いているだけでわくわくしてきて、観光にぴったりです。
ドイツ租借時代、青島ではビールの製造が始まりました。その後経営権が日本、中華民国、中華人民共和国と移り、今では青島ビールは世界的なビールメーカーになりました。創業100周年記念に建設された青島ビール博物館では工場の見学、展示、ビールの試飲などを楽しむことができます。ちなみに、中国では2006年から飲酒可能年齢が18歳以上と定められましたが、それ以前ははっきりとした年齢制限がなかったのだとか。
私たちは景勝地として有名な崂山という青島郊外の山にも登りました。真冬の肌に刺さるような冷たい空気の中、雪の残る山道をひたすら歩いて登り、頂上に到達する頃にはヘトヘトになっていましたが、天候にも恵まれ、山の上から広々とした海岸沿いの街並を見下ろすとそれまでの疲れが吹き飛ぶほど爽やかな気持ちになりました。360度を緑に囲まれながらロープウェイで下山したときの景色も、半年経った今でも鮮明に記憶に残っています。
きれいな景色、美味しい海鮮、程よい気候の青島はリゾート地としても有名で、私は北京や上海以外の旅行先として青島をぜひおすすめします。
長期休暇の真っ只中、残り半分の留学生活を残しての帰国には悔しい気持ちでいっぱいですが、また再び中国に渡航できる日を楽しみにこれからも日々学習を続けていきたいと思っています。
[復旦大学留学中 I.Kさん]