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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2021 2021.12.02

University of California, Davis

  • アメリカ
  • 欧米

皆さんこんにちは。UCDavisのSAレポートです。本日はUCDavisの特徴、授業、そしてよくある質問について書きたいと思います。

 

コロナ禍の中、幸い渡航が可能になり、約2か月が経過しました。私たちGC学部生は日々勉学に励んでいます。今も2週間に一度大学でCOVID検査を受け、陰性であることを証明することが学修を継続する条件とされています。

 

UC Davisはアメリカの中でも特に様々な国籍の人が生活している地域に位置しています。ここでは通常の学生の他、コミュニティカレッジから転入学してきた学生や私たち留学生が学んでいます。これはつまり、ネイティブスピーカーが大多数というわけでないということです。ホームページをみると実際、約半分が他国から受け入れられた学生であることが分かります。服装や食生活、英語の発音や性格も人それぞれ様々で、大変面白いです。

 

授業はたくさんのアカデミック科目から学期ごとに約3〜5科目程度選択できます。Davisでしか学べない科目を選択したかったので、ブラジルのサンバについての科目、インドネシアの楽器についての科目、そしてアラビア語の科目を選択しました。Music のクラスでは演奏を披露する発表会があり、今はそれに向けて練習をしています。アラビア語の先日行われたMid-termでは教科書1冊がテスト範囲だったので苦戦しました。友達の取っているコーヒーに関する科目では自家焙煎をしたり、実際にコーヒーの風味の違いをテイスティングして確かめたり、ユニークな授業スタイルが展開されています。

 

よく聞かれる質問として「友達の作り方を教えてください」、「授業についていけるか不安です」といったものがありますが、どちらも心配ありません!第1に、他国の友達は必ずできます。なぜなら皆が皆新しい出会いを探しているからです。UC Davisは学生を繋げるサポートを提供してくれます。オリエンテーションの期間が入学後約2週間続き、留学生全員が招待されるパーティーやイベントが沢山あります。輪になって食卓を囲み自国の文化をシェアしあううちに自然と友達ができます。更に、1つのホストファミリーにつき複数の学生がステイするケースは稀ではありません。私は現在インドネシア、中国、そしてカリフォルニアからの3人のハウスメイトと共に生活しています。姉妹が出来たみたいでとっても楽しいです。第2に、授業は大変ですがサポートが豊富なのでついていけます。留学生向けのライティング添削や会話の時間があり、授業前後には教授と面談できる時間が設けられています。わからなかったところ、テスト前に確認しておきたいことは事前にメモしておけば、この時間を使って解決できます。

 

最後になりますが、私がこれまでの学びを通して気づいた留学をする良いポイントについて言及したいと思います。それは「自分自身をより深く知ることができる」という点です。家族以外の人と長い時間を共にすることで「自分の常識と他者の常識のギャップ」を感じる面がしばしばありました。皆さんも経験したことはあるのではないですか?関係が深くなればなるほど考え方や対外的な振る舞いの差を感じ、それと同時に自分がどんな人で、今何を求めているのか考えることができます。また、他者との共生の中で妥協点を見つけ皆が納得のいく結論を出すことの難しさについて学ぶこともできます。

 

留学はたとえ短期間であっても英語力はもちろんその他のスキルを磨くチャンスですね!その中でもUC Davis は確実にピカイチの留学先です!!!

それではまた次回!!!

[カリフォルニア大学デイヴィス校留学中 N.Mさん]