Doshisha University
  • 同志社大学ホーム
  • 入学試験情報
  • お問い合わせ一覧
  • 交通アクセス・キャンパスマップ

SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2021 2022.01.24

University of Sussex

  • イギリス
  • 欧米

こんにちは、イギリスのSussex大学での生活をレポートさせていただきます。

今回は私が受講している授業についてお話しします。

サセックス大学は総合大学であり、本当にたくさんの授業を受講することができます。私は国際関係、中国語、心理学を専攻し、自主的にビジネスの授業にも参加していました。

このようにサセックス大学では様々な専門分野について学ぶことができる環境が整っています。授業を受けていて私が感じた日本の大学との大きな違いは『自分の考え、意見を持つ』ことを重視されるということです。日本の大学では先生の話を聞くと言うことが授業の形として主流です。しかし、サセックス大学ではどんなに大きな教室での授業でも必ず周りの人と最低二十分以上議論する時間が与えられます。また、セミナーと呼ばれる議論が中心の授業では一時間以上丸い机を囲んで学生同士の熱い議論が繰り広げられます。私はサセックス大学への留学が初めてのことでした。そのため最初は、全く議論に参加できず非常に悔しい思いをして、始まった後の二週間は、ストレスで食欲が増してしまい、毎日スーパーのベーグルを七個食べるほどでした(笑)。しかし、深夜まで図書館で予習を重ねたり、どれだけ拙い表現であっても必死に伝えようとしたりと必死にもがいている間に少しずつ授業へ深く関わることができるようになりました。それができたのは自分だけではなく、自分を支えてくれる現地の先生や学生のおかげでもありました。寮で予習をしていると軽食やコーヒーを出してくれるフランス人や気分転換に母国のエキゾチックな料理を作ってくれたパレスチナ人、またテストが終わった後、深夜までパブやパーティーで一緒だったデンマーク人など、ルームメイト達には恵まれて本当にいい関係ができました。また授業では自分の言いたいことをしっかり聞いてくれる学生達や親身にサポートしてくれる先生方、お互い未知の中国語を一緒に学びあう学生達の存在があったからこそ学びを深めることができました。このようにサセックス大学で『自分の考え、意見を持つ』ということを周りに助けられながら習得することができました。またこれを通してたくさんの交友関係が生まれ、自分自身も少しずつ自信がつくようになりました。

帰国後は『自分の考え、意見を持つ』ということを通じて得た経験を活かして、自分が留学中に興味を抱いたビジネスという分野を学ぶために三年次にはグローバルビシネスのゼミに入るという目標もできました。サセックス大学での経験をしっかりと活かして残りの学生生活を送りたいと思います。

[サセックス大学留学中]