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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2021 2022.01.11

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

こんにちは!私は現在北京大学に留学している、グローバル・コミュニケーション学部の2回生です。中国では今学期最後の授業の月となりました。次の学期では、それぞれが新しいクラスで授業を受けることになるため、同じクラスメイトと先生とともに勉強するのは今月で最後であり、少し寂しさを感じつつも、無事期末試験を終え今学期の授業が終了しました。

 

 

オンライン留学が9月から始まり、約4ヶ月が経ちました。今現在、依然としてコロナウイルスが猛威を振るっており、私たち中国語コースの学生は中国、台湾に渡航することができない状況にあります。そのような中、私は同じ境遇で日本語を学びたいけれど、日本に来ることができない中国や台湾の方と交流を行ったり、オンラインというメリットを活かして他大学の授業を受けたりすることで、オンライン留学に加えて中国語を勉強する方法を積極的に工夫しています。このような活動に参加することで、中国語を用いて話す機会が増え、また、中国語を学びたいと思っている外国の学生との交流を行うことができ、とても刺激になっています。最近では、留学当初と比べて自分の意見をうまく中国語で表現できるようになってきたなと実感しています。

 

 

私は、このオンライン留学が始まる前から活動を続けている台湾のタンデム友達がいます。お互いの文化や最近の流行、日常生活についてなど、さまざまな話題について紹介しながら交流を続けており、その中で「意外と日本と台湾はこんな部分に共通点があるんだ」、「え、ここが日本と全然違う!」などの発見が日々ありとても面白いです。また、「私たちは現在、中国や台湾に行くことができないが、現地の大学の雰囲気がどのような感じなのか気になるため、大学の写真を数枚送って欲しい」とタンデムの友達に頼んだところ、たくさんの写真を送ってくれました。実際に現地に行くことはできませんが、このようにしてすこしでも中国や台湾の雰囲気を感じることができて、とても嬉しいです。

 

 

さらに、北京大学の授業以外に参加している上海外国語大学のクラスでは、北京大学では交流する機会があまりない、東南アジアやヨーロッパ、アフリカの方々と一緒に中国語の勉強を行なっています。初めは中国語の発音の訛りが日本人と違うことや、クラスメイトの中国語のレベルの高さに戸惑いを感じていました。しかし、意見交流の際に、クラスメイトのみんなが私のたどたどしい中国語に真剣に耳を傾けて聞いてくれる温かいクラスだとわかり、最近ではとても楽しく授業に参加できています。

 

 

そして、北京大学の対外漢語教育学院で、先月行われた「演讲比赛」に関する記事が更新されていました。同志社大学のGCCの仲間数名もこの大会に参加し入賞しており、この記事を読んでとても誇らしく思うとともに、自分もより一層中国語の勉強を頑張ろうと感じました。今後、次の学期で私たちが実際に現地に行って留学できる可能性はかなり低くなっています。もしオンライン留学が引き続き行われるとして、オンライン留学という形で中国語を勉強する環境を不運だと感じるのではなく、このような状況を自分の学習に最大限に生かして頑張っていきたいと思います。

 

 

 

[北京大学留学中 S.Mさん]