こんにちは。アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校からのSAレポートです。

日本は夏が終わり、季節の狭間を移ろっている真っ只中でしょうか。一方、カリフォルニアは未だに暑い毎日です。日本の暑さはよく「蒸し暑い」と表現されますが、カリフォルニアの暑さは強火のフライパンの上に乗せられている気分になるような暑さです。

語学学校では月～木、午前９時～午後３時といったスケジュールです。前学期はアウトプットの機会が非常に多く、「伝える」と「伝わる」ことの違いを再確認し、自身の発音や、話し方、リズム、抑揚、語彙の使用を見直すいい機会になりました。また、他国からの留学生との交流の際のさまざまなアクセント混じりの会話の中でコミュニケーションの奥深さを実感しました。

アカデミックも同じく月～木ですが、時間帯は概ね午後６時～午後９時といった夕方から夜にかけて行われます。アカデミックでは主にビジネスやマーケティングといった授業が提供されています。私たちは普段留学生向けのExtension Center という場所で授業を受けており、メインキャンパスで授業を受けることは基本的にありません。

放課後ではジムに通い、筋肉活動に勤しんでいます。アメリカの大学のジムは日本のジムと比べてかなり広く設備も充実しており、ボルダリングやテニスコート、バスケットコートなどのレクリエーション施設も完備、プールもあるといった具合で、胸が躍る毎日です。アメリカの学生はフィットネス意識が高く、かなり多くの人が利用していると感じます。アメリカは重さの単位がポンド(lbs)で未だに慣れないのでキログラム（kg）が恋しいです。また、アメリカの食品はタンパク質含有量が豊富な印象を受けます。スーパーで売っている肉はひとつひとつ量が大げさなほどに多く、食べても減らず面白いです。

休日にはLA観光や、MLB（野球）のエンゼルスの試合を観に行ったり、NFL（アメリカンフットボール）の試合を観に行ったり、NBA（バスケットボール）の試合を観に行ったりします。観客は熱量が高く、歓声もブーイングも全力です。先日、The Weekend というアーティストのコンサートに行った際、開演時間から３時間ほど焦らされた挙句、オープニングの３、４曲を歌った後、「声が出ないからキャンセルする」といった場面に遭遇しました。残念な反面、ほんまにこんなことがあるのだとアメリカを実感し、興奮しました。

休日に自分の将来のキャリアへ向けた活動を精力的に行っている人や、自分の好きなことに全力を注いでいる人もいて、自分にとって良い刺激になっています。

留学も後半戦に差し掛かり、現地で過ごすことができる時間も少しづつ終わりが近づいています。挑戦する気持ちを常に胸に持ち続け、日々の気づきを大切に、感謝と尊敬を忘れることなく、人として成長したと胸を張って言えるような留学にします。あと英語も。

[カリフォルニア大学リバーサイド校留学中　I.K さん]