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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2022 2023.03.01

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

大家好!北京大学からのSAレポートです。約2ヶ月の冬休みもあっという間に過ぎ、新学期が始まりました。私は春節を終えてからの冬休みの過ごし方について紹介します。私は冬休みを利用して、バックパック1つで中国大陸縦断に挑戦しました。旅程は哈尔滨→长春→北京→石家庄(河北)→武漢→長沙→张家界→芙蓉镇(湖南)→凤凰古城(湖南)→贵阳→昆明→大理(雲南)→成都→郑州(河南)→北京です。今までのSAレポートで紹介されていないところや、印象に残ったところなどを中心にご報告させていただきます!

 

まず石家庄では、北京大学で出会った方のお家に招待してもらいました。現地の方のお宅にお邪魔するのが初めてだったのですが、家族みんなで快く迎えてくれました。そして餃子作りを体験しました。中国の餃子は日本の餃子とは少し異なります。水餃子が一般的で、また皮から手作りするのが中国流です。想像していたよりも難しかったですが、お母さんから“好厉害!”と褒めてもらいました!みんなで食卓を囲んだ後は、河北博部館や正定古城に行きました。河北省は北京から1時間半程で行けるので、また機会があれば行きたいです。

 

 

次に向かったのは武漢です。武漢での1つの目的は、辛亥革命博物館に行くことでした。4ブースにもわたる展示が無料で観覧できます。中には私よりももっと小さい小学生などが真剣に見ている様子がありました。この博物館も、漢の時代の要物を置いた河北博物館も、どちらとも無料だったのが驚きでした。街中にこうした勉強のきっかけがあるのは、素晴らしいことだと思います。また李白の漢文にも出てくる黄鶴楼にも行きました。武漢は食べ歩きできるスポットなども盛んなので、ぜひ行っていただきたい場所です!

 

 

湖北省では、世界自然遺産である张家界の景色に圧倒されました。そして土家族の方との出会いもすごく印象に残っています。ホテルが見つからず困っている時に、深夜12時にもかかわらず、外に出て迎えにきてくださり、お腹が空いている私のために、炒飯や民族料理を振る舞ってくださいました。土家语や土家话を教えてもらいながらご飯を食べた時間は、忘れられない時間になりました。苗族の自治区である凤凰古城を訪れたり、少数民族が7割を占める湖北省ならではの、体験ができたと思います。

 

 

今回の旅の最南地点である雲南は、まず着いて気温の高さに驚きました。2月にして20度もあり、半袖でも過ごせるほどの暖かさでした。哈尔滨は−30度と超極寒で、同じ月で50度もの気温差を体験しました。北京大学で出会った留学生と夜まで語り尽くしたり、白族が住む大理に行ったりと、今回の旅行だけでは回りきれないくらい魅力だらけの場所でした。

 

 

中国縦断の旅の中で、色んな人とで出会い、色んな体験をしました。この冬休み、私は間違いなく留学でしかできない経験をしたと思います。

私が留学に来てから直面した問題は、「何を話すか」でした。1年生のGC学部の授業で、「何で話すかよりも何を話すか」と言われたことを思い出しました。どこの出身か聞いても、場所がわからなければ、何も話は広がりません。私は旅を終えた今、やっと中国語と向き合える土台に立てたと感じます。私の留学も残りの4ヶ月になりました。後悔のないように、自分らしく頑張りたいです。最後までお読みいただきありがとうございました。再见!

 

(四川の火鍋、長沙の臭豆腐・ザリガニ、雲南の焼肉)

 

[北京大学留学中 H.Kさん]