大家好！北京大学のレポートです。2月25日、3年ぶりに在中国日本国大使館で日中友好成人式が行われました。この3年間、コロナの影響により、オンラインで開催されていたこの成人式ですが、3年ぶりのオフライン開催ということで、18〜22歳までの約140人の日中新成人が日本国大使館へと集いました。私たち同志社大学から留学中の学生も、漢服やチャイナドレスを身にまとい参加しました。

垂秀夫特命全権大使より祝辞をいただいたほか、ゲストとして、中国で最も有名な日本人の1人である竹内亮監督が登壇されました。私たちが生きてきた20年と照らし合わせて、中国のこの20年を映した『狂飙』というドラマを紹介されました。式典終了後は、写真撮影に応じてくださり、気さくにお話ししてくださいました。

また事前にお声がけいただき、日本新成人代表の1人として鏡開きを行いました。垂大使や中国新成人代表の方々とともに、新たな門出を祝いました。また獅子舞の演舞や、書道パフォーマンスなど、日中両国の文化体験もありました。その際には、現地の中国人学生や別の大学へと留学している日本人学生などと交流し、新たな輪を広げる大変貴重な時間となりました。

今回、留学生団体が主催した日中友好成人式に参加し、新たな繋がりや日中の文化交流ができただけでなく、大きな節目を迎えたことを強く実感しました。また日本で開催された成人式には参加できなかったものの、成人式という人生に一度の式典を体験させてくださった、留学生団体様や、在中国日本国大使館の方々、スポンサーとして参加してくださった数々の日本企業様には感謝の気持ちでいっぱいです。

そして最後に、今回のテーマである「受け継ぐ過去と切り開く未来」。私たちの留学が過去になった時、未来を切り開く役割となれるよう、意味のある留学、また価値のある大人になれるよう精進します。今回もお読みいただきありがとうございました。再见！

TBS NEWS DIG,「新型コロナ“収束”の北京で３年ぶりの「日中友好成人式」」,2023年2月25日更新
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/347869

【北京大学留学中　H.Kさん】