皆さん、こんにちは！今回は、アメリカ、モンタナ大学からのSAレポートです！

私がモンタナ大学を選んだ理由は、本場のアメリカ英語を習得したいこと、そして何より他の場所よりも日本からの留学生が少ない環境は語学の習得にもってこいなのではと思ったことでした。
渡航前は期待よりも不安や緊張が私の中で大きく占めていました。着いた当初も同志社大学から来たのは私一人と心細いもので、とにかく友達や知り合いを増やしたい一心で、ダンスなどの様々な分野のサークルを訪れ、自分に合ったコミュニティや友達を探し続けました。語学学校のクラスは少人数制だったので、日々発言し、コミュニケーションを欠かさないようにしました。その結果、私のTOEFLスコアは大幅に伸び、アカデミックコースに進むことができました。届いたTOEFLの結果を手に、語学学校のクラスメートと抱き合ったあの日は、今でも忘れられません。
現在私は日本文化に興味のある学生や日本語専攻の学生が交流するクラブと、クリスチャンのグループに所属しています。そこで沢山の友達ができ、春休みや夏休みには一緒に色々なところに行きました。来た当初は、友達が服などの生活必需品を譲ってくれて本当に助かりました。悩み事などを打ち明け合い、共に泣き、笑い、日々友情を深めています。ここまで来るまでにあった沢山の人のサポートには、感謝してもしきれません。

他の日本人留学生も、ダウンタウンに柔道を習いに行ったり、学内のカフェでアルバイトをしたりとそれぞれ自分に合った方法でコミュニティを広げているようです。私自身も時々フードサーバーのボランティアをしに行ったりしています。

モンタナの魅力は数えきれないほど沢山あります。自然が豊かで、本物の温泉に行ったり、ハイキングをしたり、キャンプをしたりすることができます。夏にはキャンパスの近くにある大きなウォータースライダーに行ったり、川でフローティングをしたりできますし、冬にはスキーやスノーボーディングなどができます。

「モンタナ」という名前の由来はスペイン語で「山」という意味だそうです。実際、その山々は壮大で、あまりの美しい眺めにここは天国ではないかと思うほどです。季節が暖かくなってくるとキャンパス近くのダウンタウンでファーマーズマーケット、ライブミュージックフードトラック、ドイツフェスティバルなど、イベントも尽きません。終日無料の市バスも走っているので、買い物に不自由することもありませんし、消費税がかからず、また米国内では比較的物価が安いのも、嬉しいポイントの 1つです。

カナダの国境にもほど近く、広大な自然から「大きな空」や「宝の州」などといった別名を持つモンタナ州には、近年、たくさんの人が移住してきているそうです。そのことからか、地元の人々は時にここを 「The last, best place」と呼びます。その名の通り、人々が最終的に辿り着く、最高の土地なのです。
もちろん、留学ですから楽しいことばかりではありません。予想外のことも数多く起こります。留学は英語の勉強だけではなく、自分自身の日々の人間としての成長も目的の1つであったのだと、ここにきて改めて気づかされました。
ここまでお読み下さり、ありがとうございます。この文章をきっかけに、少しでもモンタナ大学に興味を持って頂ければ幸いです。そしてこれから留学に海外へ飛び立たれる方には、実りある経験となることを心からお祈りしております。

〔The University of Montana　留学中　C.Mさん〕