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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2013 Vol.1 2013.10.07

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

大家好! 9月から北京大学に留学している中国語コース2回生です。
授業が始まって早くも三週間が経ちます。
現在私たちは北京大学の“PKU Global Village”という寮に住んでおり、同志社の学生19人中15人が北京大学本科生の中国人のルームメイトと二人部屋で生活しています。北京大学は中国各地から超エリートが集まっており、毎日英文の専門書を片手に勉学に励んでおられます。彼らの大半は日本語を話せないため、コミュニケーションは全て中国語でとっています。
学校生活ですが、私たちは对外汉语学院という留学生のクラスで世界各国の学生と共に中国語を学んでいます。クラス分けテストで自分と同志社生2人は29班という一番レベルの高いクラスに入れたのですが、29班はイギリスやアメリカ国籍の華人のクラスメイトが多く、彼らの母語は広東語と英語で、さらに中国語もかなり流暢に話せるため、彼らの言語能力の高さに驚かされるばかりです。自分たちのクラスはすぐにみんな仲が良くなり、いつも一緒にご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりしているので授業中も発言しやすくなり、とても雰囲気の良いクラスです。数日前にはクラスの同志社生の誕生日があって、なんと学外に住んでいるクラスメイトも自分たちの為に深夜にケーキを持ってきてサプライズで誕生日をお祝いしました。
授業は同志社で今までやってきた一年半の中国語の授業をはるかに凌ぐレベルで、毎日の予習復習が欠かせません。プレゼンテーション等もあり、かなり中国語能力が試されている感じです。クラスメイトは全員大体普通に会話はできるので、より的確な言葉を使い、反応早く中国語が話せるようにという事を目標に授業が展開されているように感じます。華人のクラスメイトはとにかく反応と話す速度が速く、中国人と同じように話しますが、簡単な単語しか使わないのでなんとか会話できますが、一般中国人(特に北京で育った中国人)が話す言葉にうまく対応していくにはまだ訓練が必要です。
また北京大学の図書館はとても大きく、雰囲気があります。日曜や祝日でも朝8時には学生が自習をしに集まってきます。留学生も利用することができ、空き時間は本科生に交じって自習をしています。プラスチックの水筒に熱い水やお茶をいれ、勉強するのが主流なようで、さっそく自分もプラスチックの水筒を購入し、同じようにしてみたりします。
今年はこのGlobal Villageに住んでいる日本人と中国人での交流プログラムが月に何回かあるそうで、北京大学、早稲田大学、同志社大学の学生リーダーが中心となってプログラムを現在考案してくれています。またこれらの様子もこちらから報告いたします。

 

[北京大学 留学中 S・Yさん]