Study Abroad2015 Vol.2 2015.12.07
復旦大学
- 中国
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おはようございます。もしくはこんにちは、こんばんは。上海復旦大学留学中2回生です。
上海に来て三ヶ月ほど経ち学校での生活も慣れてきました。クラスメートとの仲も深まってきており挨拶はもちろん、食事などに行くことも多々あります。色々な国の方と交流すると文化や宗教の違いを学べてとても面白いですが、グローバルなコミュニケーションを重視している学部に所属しているがそれらを理解していない事もわかりました。例えばクラスメートでムスリムのトルコ人の方と食事をすると、彼はハラールというイスラム法上で許された食材しか食べられないので、街で店を探すのに一苦労します。無宗教な日本人からすると不思議な感覚でしたが信仰についてのいい勉強になりました。他にも色々な考えや習慣があるのでこれからもいろんな方と交流したいです。
また11月の初めは中間試験終了後にテスト休みがありました。その機会を利用しクラスの方と西安に行きました。西安といえば兵馬俑ですね。その数の多さはもちろんの事ながら、それぞれの顔の違いや、髪の毛や靴の裏などの細部へのこだわりなどは歴史の色褪せを感じさせませんでした。西安の特徴はシルクロードの影響を受けており、とても独特な町なっている事です。そのため料理も小麦粉やスパイス、羊肉を中心としたものが多く他の中華とは全く違う味わいになっておりとてもおいしかったです。普通の中華に飽きたという方はぜひ行ってみるべきでしょう。また中国最古のイスラム寺院があるのも西安です。僕が訪れた時間はちょうどお祈りの時間だったため多くの人が居ました。お祈りしている方の国籍、性別、年齢などバラバラでとても驚きました。昔に作られた宗教の1つの神に対して様々な人が何千年経た今も祈りを捧げている光景は圧巻でした。
この三ヶ月も経ち始めの焦燥や杞憂も消え、中国留学という様々な人やものを見る、聞く、知る事ができる大切な機会なので、知識や考えを充分吸収し厚みのある人間になっていこうと思います。
[上海復旦大学留学中 H.Rさん]