大家好！

みなさんこんにちは。北京大学に留学していました、グローバル・コミュニケーション学部中国語コース三年生です。

私たち六期生の北京組24名は、無事に留学生活を終え帰国いたしました。

北京で過ごした約10カ月は、一言では表しきれないほどに濃く刺激的なものであり、非常に貴重な体験がたくさんできました。

今振り返ると10カ月は本当にあっという間で、もっとこうしておけばよかった、もっとたくさんの人と交流をし、いろいろな場所を訪れれば良かったと、少し後悔してしまうこともあります。ただ、現地での留学生活を通して多くのことを吸収し出来たし、クラスメイトや先生、ルームメイトとコミュニケーションを取ることで人の温かさを感じ、帰国間際には帰りたくないとさえ思うくらいに中国での生活が心地よくなっていました。

私たちはただ語学を勉強しに行ったわけではありません。実際に現地の人々とふれあい、歴史的な場所を訪れ、中国の文化に直接ふれる。それこそが留学の醍醐味だと思います。この約10カ月の期間を通して自分たちの目で本当の中国を見ることができました。日本人である私たちの視野は思っている以上にせまく、メディアからの情報だけをうのみにしてしまっているのが現状です。しかし、私自身実際に中国に渡ってみて、中国に対するイメージというものが大きくかわりました。もちろん個人差はありますが、日中両国に対する人々のもつ偏見は日本人のほうがひどいのではないだろうか、そう感じるほどに、私の周りにいた中国人はみんな素敵な方ばかりでした。今後自分がこの留学を通して体験し感じたことを多くの人に伝え、今もなお大きく発展し続ける中国の良さを理解してもらいたいと思います。そういう意味でも、私たちは日中友好の架け橋となる人材になれるよう、日々精進していきたいと思います。

最後になりましたが、私たちの留学をサポートして下さった、先生方、GC事務室の皆さま、近畿日本ツーリストの関係者の方々、そして保護者の皆さまに心よりの感謝を申し上げまして、帰国報告を終わらせて頂きたいと思います。

ありがとうございました。

[北京大学留学中　Y.Hさん]