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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2018 2018.12.28

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

みなさんこんにちは。北京大学に留学中のSAレポートです。

12月になり、北京市は最高気温が氷点下になることも珍しくないほどの冷え込みが続いています。ダウンや手袋、マフラーなどでしっかりと防寒対策をしなければ外出も厳しいほどで、本格的な冬の到来を感じさせます。

 

さて今回は、北京市内の様子についてお伝えします。

北京は大気汚染が深刻なイメージが強いかもしれません。しかし実際暮らしてみると必ずしもそうではないことがわかります。もちろん換気もできないほど汚染のひどい日も稀にありますが、そのような日は数える程度です。ほとんどは問題なく快適に過ごせています。

また、空気はかなり乾燥しています。北京に来てから4か月が経とうとしていますが、まだ一度も雨傘の出番がありません。

 

そのため、最近の凍えるような寒さを除けば外出には最適な環境です。私たちはバス、地下鉄などの公共交通機関やタクシーなどを使って簡単に市内を回ることができます。週末には各々SNS上で話題のスポットに足を運んだりして外出を楽しんでいます。私自身も、静かに過ごせる市内のカフェを訪れるのが休日の楽しみの一つです。北京には三里屯や国贸のような高層ビルが立ち並ぶような現代的な場所と、天安门や胡同と呼ばれる路地など伝統的な中国を感じさせるような場所が併存しています。散策するたびに、新たな発見がある興味深い都市だと思います。

 

繁華街ではクリスマス(圣诞节)を彩るイルミネーションも見られました。欧米や日本などに比べて小規模で習慣としてあまり浸透していない印象を受けましたが、中国の家庭では餃子を食べるなどして中国式のクリスマスを楽しんでいるようです。

 

私たち学生にとって留学という大きな挑戦を始めた2018年もいよいよ終わりに差し掛かり、新年を迎えようとしています。年明け1月には秋学期の期末試験も始まります。2019年も、日々変化を身をもって感じることのできる中国という場所で留学生活ができることに感謝し、学業をはじめとするそれぞれの目標に向かって悔いのないよう精進していきたいと思います。

[北京大学留学中 I.Aさん]