皆さんこんにちは！上海復旦大学のSAレポートです。

早いものでもうすぐ6月ですね。最近は最高気温30度を超す日も出てきて、いよいよ夏の到来を感じます。皆さんも熱中症にはお気を付けください。

さて、今回は5月23日に行われたダイキン工業様の企業見学についてお伝えします。皆さんご存知だと思いますが、ダイキン工業様はグローバルに展開する大手空調総合メーカーです。今回はそんなダイキン工業様のご協力のもと、工場を特別に見学させていただきました。

工場内では効率アップの為に様々な工夫がされていました。自動化、見える化等、最新の技術を取り入れ、より生産性を求めつつ、社員さんのモチベーションアップを図る仕組みが豊富だという印象を受けました。

また、研修施設の見学もさせて頂きました。普通の企業だと4ｓ、5ｓで済ませることもある中でダイキン工業様は、6ｓ（整理・整頓・清掃・清潔・しつけ・士気）を徹底しているとの事でした。また、安全教育の為に、実際に工場内で起こりうる危険を経験するための設備も豊富でした。中にはVRを使って、工場内でのながらスマホの危険性を体験できる装置もあり、ここまで力を入れている企業は少ないのではないかと感じました。

工場、研修施設見学の後は会社説明をして頂きました。中国でのダイキン工業様は特にブランド力があり、信頼されているとの事でした。効率を求め、お客様により早く提供する仕組みや、手厚い社員教育による社員さんの意識の違いが、高い信頼度につながっているのだろうと感じました。

会社説明の後は、質疑応答でした。工場見学の際に浮かんだ質問や、中国勤務に関する質問、就職活動に関する質問など、一人ひとり様々な質問をしました。立派な会議室での質疑応答に緊張気味の私達でしたが、社員の皆さんはどんな質問にも親身に、ていねいに答えて下さいました。就職活動、将来に漠然と不安を抱える私達でしたが、不安が軽減し、各々の将来を見つめなおす貴重な機会となりました。

最後になりますが、お忙しい中ご協力いただいたダイキン工業様、社員の方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。残り約1か月の留学生活ではありますが、私たちも中国にいるチャンスを無駄にせず全力で頑張りたいと思います。

[復旦大学留学中　S.Aさん]