Study Abroad2019 2019.11.04
北京大学
- 中国
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こんにちは。現在北京大学に留学中のSAレポートです。私たちは10月25日から29日の間、3泊4日で四川・成都旅行へ行ってきました。
1日目は朝5時半に寮を出発して、中国南方航空の飛行機で成都へと飛び立ちました。四川省成都市は三国志・蜀の都です。私たちは最初に蜀の丞相・諸葛亮孔明やその主君・劉備玄徳などを祀る成都武侯祠へ行きました。諸葛亮や劉備、関羽や張飛などの像やお墓を見ることができました。そのため、三国志好きには特にたまらない場所だと感じました。生徒の中でも高校時代に歴史の授業で三国志を学習した生徒が数多くいて、その子達を筆頭に、生徒全員がガイドさんのお話にしっかり耳を傾けて説明を聞いていました。広大な敷地を有した建物で大変迫力を感じつつも、庭園などもあり落ち着いた雰囲気が広がっていました。機会があればもう一度ぜひ訪れたいと思いました。
2日目は世界文化遺産である青城山と都江堰にいきました。山を登っていくと自然が広がっていて幻想的な雰囲気に包まれていきました。私が特に印象に残ったのは、都江堰です。都江堰は2000年以上にわたって、治水や灌漑としての役割を果たした水利施設です。成都平原を広大な農業地帯に生まれ変え、多くの人々の生活を支え、また都江堰は、世界で最も長い歴史のある分流ダムでもあり、唯一残っているものだそうです。私はそんな昔から水利事業が発達していたということを聞いた時に、都江堰は中国の古代労働者の知恵や努力の結晶だと感じました。そしてそれが現在でも活用されていることが、また素晴らしいと思いました。
そして最後に!四川と言えば辛い食べ物というイメージがあると思います!実際に見た目は辛くはなさそうなのにやっぱり辛い料理があったり…唐辛子の辛さではないけれど、どこか辛さを感じるような料理があったり…様々なレストランを訪れ、四川料理というものを存分に頂きました。北京料理とはまた違った特徴のある四川料理を堪能することができて、みんな美味しそうに食事を楽しんでいました。観光だけではなくグルメも楽しめるのがさすがは四川だと感じました。
旅行中は雨が降り続きましたが、それを吹き飛ばすような明るさが私たちにはあると、改めて思いました。生徒全員が笑顔でこの旅行を楽しむことができたと思います。この旅行を計画して下さった方々に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
[北京大学留学中 Y.Sさん]