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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

StudyAbroad 2024 2024.06.21

Brock University

  • カナダ
  • 欧米

こんにちは!Brock UniversityからSAレポートをお届けします。

2月下旬に日本を旅立ってから早4か月が経ちました。今年は暖冬といわれ、雪が降る回数も例年より少なかったようですが、カナダに到着してから2か月ほどはダウンコートが必須でした。氷点下14℃まで気温が下がったこともありましたが、最近では20℃を切ることはなくなり、日によっては30℃を超えることもあります。半袖で過ごせる日も少しずつ増えてきましたが、冷房が十分に効いていることが多いため、薄めの羽織が大活躍です。

本年度は11人のGCE生がBrock大学に留学しています。私たちは2月から12月までの予定で滞在しており、2月末から4月初めにESLのLevel 4の授業を受講し、1か月半の休暇を挟んだ後、5月中旬からLevel 5の授業を受講しています。そんな私たちのカナダでの生活をご紹介します。

 

 

<St. Catharinesについて>

Brock大学があるSt. Cathatinesは、田舎ではありますが自然が豊かで、とても過ごしやすい街です。現地の人は優しく、道ですれ違うと知らない人でも挨拶をするので、気持ちがいいです。美しいビーチもいくつかあり、20時30分ごろまで日が沈まず、気候も温暖な今の時期は、夕方でも多くの人でにぎわっています。緑が豊かになり、日本とは違う種類の花粉で苦しむGC生も数名います。市内はバス網がいきわたっており、行き来は容易です。ただし夜は1時間に1本ですし、定刻よりも早く出発することは頻繁にあるので注意が必要です。

 

<ESLとAcademicについて>

先述の通り、2月末から4月初めの6週間はLevel 4の授業を受講し、5月中旬からは、8月中旬までの12週間のスケジュールでLevel 5の授業を受講しています。語学学校では日本人の学生が大半を占めていて、Level 4の授業では私たちGC生のみで、またLevel 5の授業は私たちのほかに、シリア、中国、韓国、さらに日本の他大学からの留学生が1名ずつの計15名で授業を受けています。授業は毎日9時から15時まであり、TED Talk を視聴したり英文記事を読んだりして、教科書の理解を深めていきます。このように聞くと大変だと思うかもしれませんが、内容は比較的簡単に感じることが多いので安心してください。また自分たちでアンケートをとってその結果を発表するプレゼンなども行います。語彙・文法・発音・アカデミックスキルといったそれぞれの技能に日替わりで焦点を当てて、集中的に練習する授業もあります。電子教科書を使っているので、毎日パソコンが欠かせません。9月からの1学期間は、Academicの授業を履修する予定です。GC学部が定める英語のスコア条件を満たせば、5月からの学期でAcademicの授業を履修することも可能ですが、オンライン講座や夜間に行われる講座が多いうえ、講座数も少ないので、あまりお勧めできません。

 

<放課後の過ごし方について>

放課後はBrock大学やESL、NIS(Niagara International Students)が主催するイベントに積極的に参加して、幅広い学生と交流したり、大学内のジムで体を動かしたりしています。Brock大学が主催のイベントは、ExperienceBUというサイトで一覧表示されていて、とても見つけやすいです。月に1~2回程度、フリーミールイベントがあります。普段ホームステイ先で食べているご飯とはまた違うご飯が食べられるので、私たちは毎回楽しんで参加しています。ESLが主催のイベントは、International Centre内の掲示板や、毎週送られてくるメールで確認します。NISが主催のイベントは、イースターディナーパーティーやスケート体験などがあり、InstagramやWhatsAppを通して確認します。学内ジムを利用する料金はSA費用に含まれていて追加で支払う必要がないので、積極的に利用することをお勧めします。また2月からの学期では、Conversation Partnerと呼ばれる、GC学部のタンデム・パートナーのような制度があり、現地の人と会話を楽しむ機会が用意されています。

 

 

<ホームステイについて>

GC生全員がホームステイをしています。ホストファミリーには英語だけではなく、色々な言語を第一言語とするファミリーがいて、日本との文化の違いを日々体感しながら生活しています。St. Catharinesという地域の特徴なのかもしれせんが、ファミリーに私たちと同世代のシスター・ブラザーがいることはあまりない印象です。また、9月から寮に移ることも可能ですが、現時点では全員、9月以降もホームステイを継続する予定です。

 

<休日の過ごし方について>

週末は大学のジムに行ったり、ショッピングモールやアウトレットモールに行って買い物をしたり、Netflixなどを見てリラックスしたりしています。カナダに来て自分の時間が増え、新たな趣味を見つけた人もいます。また1か月に1回ほど、みんなでトロントに出かけることもあります。週末のワンデーパスを使えば10ドルで往復できるので便利です。トロントの中心部には野球やアイスホッケーのスタジアムがあり、ブルージェイズの日本人投手vsドジャースの超有名日本人打者との日本人対決も見ることができました!また日本製品を販売しているスーパーや日本で展開しているレストランの海外店舗もあります。金額はやはり少し高いですが、日本製品や日本食が恋しい私たちにとって心安らぐ店舗となっています。中心部から少し外れますが、カナダズワンダーランドというテーマパークが夏季限定でオープンしています。海外ならではのスリル満点のアトラクションが多く、十分楽しめます。1日では回り切れないほど広いので、シーズンパスを買って何回も行くことがおすすめです。世界三大瀑布の1つであるナイアガラの滝には、5月から8月の間を除けば、大学のバスパスを使って無料で行くことができます。少しの天気の違いで姿が大きく変わるので、こちらも何度も行って楽しみました。ナイアガラの滝はアメリカとの国境にもなっています。国境を歩いて越えるという、日本では考えられない体験もできますよ。

 

 

<長期休暇・旅行などについて>

カナダ国内のバンクーバーやモントリオール、ケベックはもちろんですが、Brock大学の最大の利点は、アメリカのニューヨークに気軽に行けることです!飛行機ではトロント空港から1時間半、夜行バスではSt. Catharinesから約10時間で行くことができます。10か月も海外で過ごす貴重な期間なので、いろんな地域のいろんな文化に触れようと思っています。

 

 

 

長くなりましたが、このSAレポートを読んで、Brock大学へのSAに少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです。残り6か月となった残りのカナダ生活も全力で駆け抜けようと思います!

 

【Brock大学留学中 Y.Sさん】