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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad 2022 2023.06.27

Brock University

  • カナダ
  • 欧米

みなさんはカナダと聞くと、何を思い浮かべますか?壮大な自然、面積の大きい国、などでしょうか?私はもともと自然が大好きで、学部1年次から所属している同志社ワンダーフォーゲル部での活動をきっかけに留学先をカナダに決めました。個人的な話はさておき、Brock Universityでの日々の生活をみなさんと共有したいと思います。

 

2月27日からカナダでの生活を始め、はや3か月が経ちました。渡航当初は知らない土地でやっていけるか…という不安でいっぱいでしたが、もうすでに1セメスターを終えたかと思うと、精神面でも、そしてもちろん英語力も少しずつ成長しているのだろうなと思います。

Brock Universityには今現在11人のGC生が留学しています。私たちのプログラムはおよそ10か月で、主に3セメスターに分かれています。まず、2月末から4月初旬まで付属の語学学校(Brock International Center) でIELP level4[Intermediate]を受講します。そして、1ヶ月半の休暇の後、5月中旬から level5[Advanced]のクラスを受けています。そして9月からAcademicの授業が始まる予定です。下記の写真は少し前になりますが、IELP level4のクラスを終えた際に開かれたclosing ceremonyで撮っていただいた写真です。

 

[語学学校]

月曜日から金曜日、午前9時から午後4時といったスケジュールです。間に2時間の昼食の時間があります。私たちのクラスでは韓国・中国・日本から来た生徒が大半を占め、他にもサウジアラビア、ベトナム、イラン、ロシア、トルコという多国籍のクラスで学んでいます。中には、家庭を持ちながら学校に通っている人もおり、いつまでも学ぼうとする姿勢を保つ姿に尊敬の念を抱きました。現在Level5を受講していますが、Level4に比べると課題も多く、扱う難易度も難しいため、毎日の予習・復習が欠かせません。授業内ではTed talkの内容を深く掘り下げ、プレゼンテーション、ディスカッションなどに真剣に取り組んでいます。

 

[ホームステイ]

GC生全員が現在ホームステイをしています。ファミリーは主に、カナダ・フィリピン人の家庭が大半を占め、他の語学学校生にはコロンビアや中国人のファミリーを持つ人もいます。家に猫や犬などペットがいる家庭が多い印象です。

 

[気候・地域・その他]

Brock Universityが位置するSt.Catharinesはカナダのオンタリオ州、トロントの南に位置しており、自然あふれる素敵な町です。とはいっても、田舎過ぎず、都会過ぎない町である自然と都会の便利さの共存といったところだと思います。(現在の季節が春だからかもしれませんが…)気候は非常に快適で、降雪も他の地域と比べるとそれほど多くありませんでした。そして曇天の日もほとんどなく、とても美しいカナダらしい自然が楽しめますSt. Catharinesは ナイアガラの滝まで車で20分、トロントまでバスで2時間程度のため、もちろん観光も楽しめます。アメリカの国境のすぐ隣に位置する町のため、休暇中には多くのGC生がニューヨークやフロリダのディズニーワールドに旅行に行っていました。このように都市へのアクセスが良いという点で優れているSt.Catharinesですが、最もおすすめするポイントは地域コミュニティの繋がりだと強く感じています。NIS(Niagara International Student)というコミュニティがあり、そこでは私たち学生のために多くのイベントや人々と出合う機会を提供してくださっています。

 

 

[課外活動・学内]

BrockにはExperience BUというインターネット掲示板のようなものがあり、キャンパス内で行われるイベントの情報がたくさん記載されています。4月には、イカゲームのイベントやMovie night、他にもボランティア活動のイベントなど選択肢は幅広く、とても充実しています。週2回開かれるEnglish Conversation Circleは、様々なトピックに対してグループで交流するというもので、自分の意見を発言する練習として非常に良い機会となっています。多くのGC生がこのExperience BUを通して放課後に参加できるアクティビティやイベントに積極的に参加し、現地の友人をつくろう!と意気込んでいます。Brockのアニメクラブ主催の「Maid cafe」では、勇気を出して一人で座っていた女の子に声をかけました。彼女は日本文化が大好きで、意気投合し、彼女が日本を訪れる際には日本を案内する約束をしました。またその子を介して友人の輪が広がり、4月下旬にお泊り会をしました。みんなでタコスを作ったり、カードゲームをしたりするなど、休暇中の一番の思い出になりました。そしてConversation partnerでは、マレーシアの方とパートナ-になり、彼女を通して友達が増えました。彼女の誕生日パーティーに行き、そこでまた友達が増え、出会いの大切さをカナダに来てしみじみと感じました。

 

 

 

 

[課外活動・学外]

はじめは英語力の低さからボランティアの参加をためらっていたのですが、ある人との出会いをきっかけにこのままではいけないと思い、参加しやすそうなものからチャレンジしていきました。今では「Volunteer」という文字を見つければ必ずチェックして、出来る限り参加するようにしています。最も印象的だったものは、March of Dimes Canadaという障がいを持つ方を支援する団体での活動です。具体的な英語の表現方法などどのように接すれば心地よく感じてもらえるのかが難しかったのですが、その分やりがいがありました。これをきっかけに定期ボランティアに挑戦させていただけることになったので、今はそのトレーニングに励んでいます。

 

まだまだ書きたいことがあるのですが、今回はここまでにしたいと思います。Academic履修に向けて、英語力の向上はもちろんのこと、後悔のないように残りの期間を丁寧に過ごしていきたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。質問等ありましたらお気軽にお寄せください!

 

 

 

 

 

 

 

【Brock University 留学中のO.Mさん】