Study Abroad 2022 2023.07.21
北京大学
- 中国
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大家好!皆さんこんにちは、10月18日から7月13日までの約10カ月間の留学が無 事終了し、北京大学へ留学した合計19名全員が無事帰国しました。この10か月間の間楽しいことやしんどい事などたくさんあり、現地到着後21日の隔離期間中、中国でのオンライン授業、大学のロックダウンなど他の国では出来ない体験ばかりで、僕だけではなくみんなにとってもとても濃い留学になったのかなと思いました。7月1日や2日に帰国した学生が多く、私を合わせた4名の学生が7月13日まで残りましたが、その期間中北京にいながら今まで知り合ってきた友達と最後に会う人、長白山や北朝鮮との国境を見に行った人、そして広州など南の方に行った人など皆最後の二週間の過ごし方は人それぞれでした。
私は最後の二週間を使用して蘇州、杭州、そして安徽省に中国で知り合った友達と行くことにしました。一回生の頃から上有天堂下有苏杭(上には天国,下には蘇州・杭州がある、蘇 州、杭州は天国に比べられる程美しいという意味)と言う言葉を何回も聞いていたのです が、結局この10ケ月の間一度も蘇州と広州へ行くことが出来なかったので、帰国前に行っ ておきたいなと思いこの三か所にしました。
一つ一つ行った場所をお話しすると長くなるので旅行中綺麗だなと思った場所をピック アップしますが、杭州といえばやはり西湖ですね。西湖には西湖十景という十個の景観が あるのですが、そのうちの一つの景観(柳浪聞鶯)で撮ったのが上の写真です。柳の木に 西湖の波打つ水面、綺麗な夕焼け、このような景色を見た瞬間なぜ西湖が世界文化遺産であり天国に例えられるのかが分かりました。もう一つインパクトのある十景は断橋残雪です。あいにく行ったのが7月だったので雪はもちろん降っていなかったのですが、西湖に咲いている蓮の花と橋が一緒に見れてとてもきれいでした。
次に行ったのは蘇州でしたが、蘇州で一番感じたことは人の多さでした。7月になると大 学生も夏休みに入り始め、中国での大学受験を終えた人たちも多く旅行に行き始めるので国内の有名な観光地は人でいっぱいになります。日本では考えられないぐらいの人の数です。そんな中、蘇州の留園に行ったのですが、ここも西湖とは違う自然の綺麗さが見れました。こちらも世界遺産で中国四大庭園の一つですがとても美しかったです。一緒に行っていた友達が留園を「一步换景」と描写したのを覚えています。庭園内のどこに行ってもきれいな景色が見えると言う意味ですが、本当にその通りでどの角度から写真をとってもきれいな写真が撮れました。
最後に安徽省ですが安徽省では李白に関する言い伝えがたくさんある采石磯に行ってきま した。山の上から長江を眺めたときはとても感動しました。中国の二大河川である黄河と 長江をどちらも自分の目で見てみたいなとずっと思っていたので、帰国前にどちらも見る ことが出来てとてもうれしかったです。この10ケ月中国にいる間日本では絶対体験できないことを経験することが沢山出来ましたし、多くの人から勉強になる話をたくさん聞きました。今後留学に行く学生たちも留学中に色々貴重な経験ができるといいなと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。再见!留学加油!
【北京大学留学中 U.Jさん】