Study Abroad2012 Vol.4 2012.09.05
Victoria University of Wellington
- ニュージーランド
- 欧米
みなさん、お久しぶりです。お先にNZが更新させていただきます。今回のNZはこの僕が担当させていただきます。NZに来てから6ヶ月もの月日が経ち、残すところもあと6ヶ月となりました。ちなみにこれは半分が過ぎたということになります。
今回のテーマは「自由」ということなので、NZの自由さについて少し書かせていただきます。こちらのショップやレストランなどの店員さんは日本ほどかしこまってはおられず、厳しいルールやプレッシャーはないようで、店員さんどうしでしゃべったり訪れた知り合いとおしゃべりしたりと、なかなか日本では見かけない風景が広がっていて、特異な雰囲気に包みこまれることができます。特に目を見張る光景として今でも僕のまぶたの裏に鮮明に焼き付いているのは、アメリカのコーヒー業界に革命をもたらしその根底を覆したパイオニアと呼ばれ今もなお多くの人から愛されつづける、かの有名なコーヒーチェーン店で、女性店員さんが休憩中に制服を着たまま店先の客席でたばこを吸いケータイをさわりながらコーヒー休憩をとっておられるというシーンでした。ほんとに自由なんだなと実感するとともに日本ではあまりお目にかかれない光景を前に、文化の違いが感じられ少し得をした気分になりました。
ここからは僕がNZに来てから今までで感じたことや思ったことを述べさせてもらいます。ここまでもそうですが、これはあくまでも僕個人の意見なので、そう感じる人間もいるんだというかんじで参考程度に読んでください。
①バスの運転が多少あらい
道路のせいなのかバスのコンディションのせいなのか、はたまたバスドライバーのせいなのかその理由はいまだ定かではないが、よくそう感じることが多いです。
②カフェとファストフード店の数がすごい
NZ人はコーヒーが大大大好きなことで知られ、特に街中ではカフェとファストフード店がひしめき合うように並んでいます。ちなみに僕がよく通うところはといいますと、Willis StreetにあるButlers Chocolate Caféです。ホットチョコレートなどを頼むと、もれなくたくさんある中から一つ選んで一口サイズのチョコをちょこっとたべることができます。とてもお手頃価格でとってもおいしく、店の雰囲気は抜群で、店員さんときたら、これでもかというくらい優しく接してくれます。私事で申し訳ありませんが、僕は先月だけで3回も行っちゃいました。ケーキもおいしくて、sweet toothにはたまらない店です。
③優しい人が多い
日本の店員さんのあまりに良すぎる接客態度に慣れてしまってるせいもあり、こちらのお店で働く人の中には、ごくまれにあまりよろしくないと感じられる態度をとる店員さんもまぎれこんでいますが、しかし、NZ人の性根は優しいので、びっくりするほど優しく接してくれる店員さんに加え、教授、チューター、先生、友達、街行く人たちはほとんどみんな優しい人ばかりなので、こういった人たちにはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
④交差点が難しい
日本とは少し異なる方式の信号機なので、信号が変わるタイミングがわからずよく惑わされてしまいます。赤信号、みんなでわたっても危ないですので、しっかり信号をよく見て変わるタイミングを見極めてくださいね。
⑤ティムタムが安い!
スーパーではよくティムタムに限らずいろいろなものを安売りすることが多く、その時に買えばとても安くで手に入れることができます。僕の近くのスーパーではよく2袋$5でティムタムが売られているので、1袋約170円で手に入れることができます。ちなみに僕の大好物のとてもとてもおいしいTHINというチョコクッキーはときどき2袋$5.50で売られています。特にJAFFA味は、何ともいえない触感にくわえしっかりとした歯ごたえ、口にいつまでも残るその風味、そしてなによりも見る者すべてを魅了してやまないその外観。One is never enough. とにかく美味です。一度ご賞味あれ。
⑥風が強い
毎日毎日風がふいてるというわけではありませんが、ふくときにはとても強い風がふきます。まっすぐ歩けず立ち止まらなければならないくらいの強風が吹くときもしばしばあります。雨の日でも傘をさしている人よりもフードだけをかぶって雨をしのいでいる人のほうが断然多いです。
⑦NZはとっても良い国
結論をいいますと、NZはとても良いところです。基本的には人は優しく、自然がたくさんあって、街にはなんでもそろっていて、なんでもできます。NZに来ればあなたもNZのこと好きになっちゃいますよ。
ここまで、NZの良さを余すところなく語ってきました。しかしここに書かれたことはほんの一握りの経験なのかもしれません。この物語の続きはあなた自身の目でお確かめください。
以上で今回の更新を終わらせていただきます。少しでもみなさんがNZのことを知り、好きになる手助けになれれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。
[Victoria University of Wellington 留学中 S・Tさん]