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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2013 Vol.1 2013.11.14

復旦大学

  • 中国
  • 復旦大学

皆さんこんにちは!上海の復旦大学に留学しています。
留学生活は早くも二ヶ月が経ちました。中間テストも終わり上海での生活もかなり慣れてきたのでこちらでの生活を少し紹介したいと思います。

 

現在私たちは復旦大学の“留学生公寓”というところに住んでいます。ここは名前の通り留学生専用の寮で、世界各国から来た留学生がこの寮を利用しています。欧米人や東南アジアの人もたくさんいます。部屋は一人部屋と二人部屋が有り、二人部屋に住めば外国の人と共に生活することが出来ます。基本的に留学生が泊まるところなので寮に住んでいる人はほとんどが英語を話せます。私の場合、インド人のルームメイトと二人部屋で生活していますが、彼は中国語を学びにきた学生ではなく、英語の授業で専門的なことを学びにきた学生なのでほとんど中国語が話せません。そのため部屋の中でのコミュニケーションはすべて英語でとっています。私自身、中国語だけではなく、英語にも触れたいと考えていたので今の生活環境に満足しています。とはいっても、寮の中にいる人は中国語を勉強しにきた留学生が大半ですのでルームメイト以外の外国人とのコミュニケーションはほとんど中国語になります。

 

学校生活についてですが、復旦大学はキャンパスが広いため自転車や電動バイクに乗って通学する人がほとんどです。たとえ中国で一番の大都市の上海とはいえど、物価は日本より安く自転車は4000円ほどで買えてしまいます。その代わりすぐに壊れますが、寮の外にいるおじさんに頼めばすぐに直してもらえます。ただ、自転車はよく盗まれるので頑丈な鍵と警戒心といつ盗まれてもいいという覚悟を持っておくべきです。ちなみに私は盗まれたくないので自転車は買わず、毎日教室まで歩いています。だいたい寮から20分ほどで教室に着くので買わなくてもなんとかやっていけます。ただ周りの友達がみんな自転車を持っているので最近買おうか少し迷っています。

 

次に授業についてですが、基本的に授業は精读、口语、泛读、听力、写作という5つの教科に分かれており、中国語能力をバランスよく伸ばすように組まれています。最初にクラス分けテストがあり、自分たちの中国語レベルよりある程度高いレベルの授業を受けるので毎回の授業には予習復習が欠かせません。しかし、課題はそこまで多くなく、授業も曜日にも依りますがだいたい午前中には終わるので帰ってからは勉強したり、買い物に行ったり、友達としゃべったりと自由に使える時間が多いです。また寮の近くにはバスケットコート・テニスコート・体育館があり、体育館の中には卓球台や筋トレのできるジムがあり、すべて無料で使うことができます。中国人や留学生はこれらの施設をよく使っていて、一緒にやろうと誘ってくれます。スポーツを通じて楽しく国際交流できるので私もこの場所をよく利用します。

 

また、復旦大学では頻繁にイベントが開催されています。例えば、復旦の新入生を対象にした有名人発掘大会のようなものや、学部対抗のバレーボール大会であったり、復旦のアイドルを決める大会、そしてハロウィンパーティなど季節ごとに様々なイベントが開催されています。これらのイベントには中国人はもちろん留学生もたくさん参加しており、交流の輪を広げるには絶好の機会です!

 

これらのイベントの中でも私が特に印象に残っているのはハロウィンパーティです。復旦大学は欧米人の留学生が多いためかハロウィンになると、みな派手な衣装に身を包み大いに盛り上がります。復旦大学が主催していたハロウィンパーティでは大きい教室を借りてみんなでダンスをしたり、コミュニケーションをとったり、写真を撮ったりし、国際交流としてはとても有意義なものでした! ちなみに私は欧米人に負けないようにと、そしてみんなの人気者になるんだという思いを込め、全身スパイダーマンの格好で挑みました。結果は大成功でした!理由としては、世界中の誰もが知っているキャラクターだったのでみんな親しみやすかったからだと思います。なので、皆さんももしこのようなパーティに参加する機会があれば世界中で認知度の高い仮装をしたほうがいいと思います!この
日だけでもたくさんの中国人に話しかけてもらったので、私の中国語レベルは飛
躍的に伸びた気がします!(笑)
この日をきっかけにさらに中国語の勉強をしようと決意しました!

 

このように上海では、日本では体験できない様々なことがあります。私自身まだ留学生活の四分の一を経過したに過ぎませんので、これから様々な困難が待ち受けていると思いますが、それもまた留学生活の醍醐味だと思い、残りの留学生活を楽しみたいと思います。

 

[復旦大学 留学中 F・Hさん]