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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2013 Vol.3 2013.11.15

University of Southampton

  • イギリス
  • 欧米

初めまして、Southampton大学に留学しています。初投稿になります。遅くなりました、一回生の皆さんはほとんど行先が決まっていると思うのですが、参考ほどに。いま、こちらは最初の英語クラスと、その次のpre-sessional courseが終わり、アカデミックの授業が始まって7週間が経ちます。最近は日が落ちるのが早くなってきて5時くらいにはもう薄暗く、また雨も多いです。今回は今まで受けた2つのプログラム、英語クラスとpre-sessional courseについてお話したいと思います。
まず、最初の英語クラスについて。これは今グローバルコミュニケーション学部で勉強している皆さんにとっては正直簡単だと思います。具体的には、先生が選んだリスニング、リーディングなどの教材を基に授業を行うのですが、それぞれのテキストの内容はそれほど難しくなく、コミュニケーション・パフォーマンスの延長のような感じです。またこの期間中はいくつかのクラスをInternational studentsと一緒に受けることになりますが、そちらも授業にしっかり出席していれば決して難しくはありません。そして、エッセイなど課題の量も多くないので、時間を持て余すこともあると思います。
なので、この期間中、観光したいという人はロンドンやポーツマス、ソウルズベリーに行くことも出来るし、イースター休みもあるのでヨーロッパ圏に行くことも出来ます。僕はイースター中にフランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグの4か国に行きました。ちなみに、おすすめは断然パリです笑 そしてもちろん、観光もいいけどアカデミックが少し不安で、もっと勉強したいという人はそうすることも出来ます。こちらの図書館は蔵書量がとても多く、様々な科目の本が初級から上級まで置いてあります。また、Southampton大学では、メインの図書館に加えLanguage Resource Centreという語学関係の本に特化した小さな図書館のようなところがあり、そこではIELTS、TOEFLなとの教材もあるので純粋に英語の勉強も可能です。
また、他の選択肢として大学のclubやsociety、日本でいうサークルに入ることも出来ます。種類は、サッカー、陸上、バスケットボールなど主なものから、マジック、映画、ヨガなどマイナーなものまで本当にたくさんあります。どれに入るかは皆さん次第ですが、こちらでは学期の始まりが違い、ほとんどのclub、societyは夏、僕たちがpre-sessionalを受けている期間、多くの学生が帰省するため、あまり活動は盛んではありません。なので、せっかく出来た友達も全く会えない、なんてこともあるので気をつけてください。
このように最初の英語クラス中は、好きなように、わりかし自由に時間を使うことが出来るので、皆さん自分なりに楽しんでください!
次は、pre-sessional courseについて。これはアカデミックの授業にむけての準備クラスのようなもので、主には大学のエッセイの書き方、セミナーのやり方、ノートの取り方などについて学びます。僕の印象では、前の英語コースに比べて結構ハードでした。
このコースでは、クラスメイトは全員外国人で、アジア系が多く、特に中国人が多いです。僕のクラスは僕以外みんな中国人だったので、中国語も少し勉強しました笑 また、実はこのコースmaster’s degreeをこれから取る留学生用のもので、その留学生のほとんどがbusiness、またはartを専攻しているため、コース中のessay, presentationはそれらに関連したものになっています。クラスはbusinessとartに分かれていて、最初、同志社生はbusinessのほうに配置されますが、どうしても嫌という人はartに移ることも出来ます。これを聞くと、business?? art?? と不安になるかもしれませんが、基はacademic english のためのコースなので、課題は内容より、語彙寮、構成、明確性などで評価されるため心配いりません。
しかし、最初にハードといったように、決して簡単ではありません。その理由の一つがリーディングの多さで、一つのエッセイを書くのにニュース、学術誌などの資料を複数使わないとならず、それらを基に自分の考えを形成します。もう一つの理由が、それらの資料の運用方法です。こちらではplagiarismに対する措置がとても厳しく、同じ文なんて書くのはもちろん、他人の考え方を勝手に使うことも禁じられています。それに伴い、正しい引用の仕方を学ばないといけなく、それが結構大変です。僕は、最初出したエッセイ、全然その要領が分からず、全然ダメと言われてへこみました笑 けど、その方法は授業で重ね重ねやるので大丈夫です! このような難点もありますが、僕の印象としては、真面目にやっていれば、グローバルで一年過ごした皆さんなら課題は絶対にこなせると思います。
その課題に加え、このコースでは月から金まで授業もみっちりあります。授業はwriting&readingと、listening&speaking、independent learningの3クラスがあり、それぞれ違う先生が担当します。内容は、w&rのクラスでは、アカデミックエッセイの構成、頻繁に使われる単語や、フレーズを学んだり、速読の練習をしたりします。このクラスは本当に役に立ちます!l&sのクラスでは、毎週、時事的なトピックについてseminarをします。プレゼンについても教えてくれますが、GCで学んだことと少し被っているかなと思いました。independent learningのクラスは週1で、学術資料の見つけ方や、time managementについて学びます。また、tutorialも毎週あり、主にessayについてw&rのtutorと話し合います。
このように課題、授業と、自分にとってはかなり忙しく感じました。人にもよると思いますが、pre-sessionalではストレスが溜まったりする人もいるかもしれないので、エッセイ終わりの週末、どこか遠くへ行ったり、友達と遊んだり、息抜きを大事にしてください!
長くなりましたが、今回はこれで終わりにしたいと思います。なにか質問があればお気軽に! BYE!

 

[University of Southampton 留学中 N・Kさん]