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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2013 Vol.1 2013.06.02

University of Montana

  • アメリカ
  • 欧米

こんにちわ!University of Montana から投稿します。2回生です。とある方から今日中に書けと言われたので、拙いながらも頑張って報告させていただきます。
今回はSpringについてです。授業は基本的にELIでの授業です。Integrated Reading and Writing, Speaking Listening Note-Taking, そしてTofel Preparation。ここではその名の通りの授業があります。時間割は水曜日に授業時間が最も長くなるように作られています。

 

M T W R F
9:10~10:00 RW RW RW
9:40~11:00 RW RW
10:10~11:00 RW RW RW
11:10~12:30 RW RW
11:10~12:00 SLNT SLMT SLNT
2:10~3:30 SLNT SLNT
2:10~4:00 Tofel

 

クラスのレベルによって課題の量が変わります(Lv1~6)。私の場合(Lv5)Essayを2度、Presentationが6度あり、それ以外も毎日宿題が出されます。Lvが下がれば下がるほど課題が多くなってくるので一番最初にあるプレパレーションテストでどれだけ点数が取れるかが大切になってくると思います。それに加えて、様々な国の方々とも交流ができます。私のクラスにははサウジアラビア、Turkish, Chinese, Ruman, Filipino、Spanish、Koreanなどの国から来た人がいるのでそれぞれの国の状況がありのまま知ることができます。
授業のうちの一つであるSLNT、ここで多国籍クラスの魅力が発揮されます。この授業ではまさしくhot newsについてDiscussします。ニュースは先生が選んだものと、あとは自分で探して選んだものです。なんでもOKです。例を挙げると、ルーマニアの方が選びプレゼンしたもので、フランスがルーマニア移民に対して罰則または罰金を課せようとしている問題があります。ジプシーの歴史を持つルーマニアのありのままをルーマニア人である彼が話すことは何よりも説得力がありました。他にも、カルト宗教の問題についてや、一夫多妻制について、gay marrigeについてなど出身国が違うというだけで価値観がまったく変わり、気づかなかった多くのことを気づかされ学んだとても良い場でした。イスラームでの女性がなぜ頭に巻物をしているのかがようやく解り、それに付随してイスラームの女性観を知ることができました。私もイスラームになりたいな、なんて思わされるほどの魅力を感じました。
RWの授業ではAlchemistという1冊の本を読みます。この本の内容はとても考えさせられるものがありました。結論を言うと、この本で問われえているのは錬金術師という意味のAlchemistではなく理念を目指す人々がAlchemistである。という、少し硬いですが哲学的なものです。この本についてDiscussすることで、英語学習を差し置いて(Besides this)生きていく中で大切なことを皆で探究することができました。
それぞれ個性があってとってもいい人たちばかりが集まっているモンタナのELIは自信を持って最高であると断言します。Universityでは学ぶことができない文化の違い、価値観の違い、そして違うことから見えてくる違うことの大切さが実感することでわかりました。たぶん他の大学に行ったみんな同じような経験をしているんじゃないかなとふと思っています。ELIを卒業して夏からSummer sessionに入るのですが、彼らともう同じ授業を受けることがないと思うととても悲しい限りです。。。
授業以外、寮やMeal Planについての話はまた今度にします。

また何か聞きたいことやわからないことなどあったらご連絡ください。なんでも受け付けます。06.01.2013

 

[University of Montana 留学中 O・Kさん]