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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2014 Vol.3 2014.12.03

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

こんにちは!北京大学に留学中です。北京に来てもう3ヶ月経ちました。中国語の勉強はもちろんのこと、積極的に大学のクラブや大学外の団体に参加、所属し、留学生活を充実させている学生もおります。忙しくもありますが、みんなそれぞれ充実した生活を送っています。
今回は私が所属している、ボランティア団体pia-smileの活動について書いてみたいと思います。このボランティア団体は主に日本人留学生を中心とし、北京で活動しております。私達は、中国の農村小学校と農村教育の現状を学び、たくさんの方に伝えること、また、農村地域との同じ目線での交流を通じて、日中友好の芽を育むことを主に目的として活動しております。今回は11/29.30に河北省にある、農村の小学校を訪れ、現地の小学生と交流するツアーを当団体が企画し、ともに農村に訪れてくる大学生の参加者を募り、実際に行ってまいりました。
1日目は、開幕式から始まり、それから、グラウンドで、玉入れ、しっぽとり、大縄を行い、子供たちと参加者が協力し合って思う存分体を動かし、楽しみました。また、農村の家庭訪問も行い、暖かく私たちを迎えてくれ、様々な話をしました。2日目は、教室で交流を行いました。けん玉やこまといった、日本のおもちゃを体験したり、参加者が紙芝居を読んだり、じゃんけん列車をして交流をさらに深めました。最後には、全員に将来の夢を書いてもらい、ひとつの大きな木を完成させました。子供たちは本当に素直で純粋で、いい子ばかりでした。日本語を学びたいという子や、日本に来てみたいという子のように、今回の日本人との交流で日本に興味を持ってくれた子がたくさんできたのではないかと思います。交流が終わった後、たくさんの子供からの「楽しかった!ありがとう!」と笑顔で言われたことはとても嬉しかったです。今回のツアーは、日中間の様々な問題もあり、2年ぶりの実施となりました。現地の校長先生の許可が中々おりず、訪問する小学校を急に変更することになり、ツアー実施が危ぶまれましたが、なんとか実施することができました。ツアー実施して、このような草の根レベルの交流が日中友好へと少しずつ導いていくのではないかと感じました。これからも、中国語の勉強はもちろん、こういった活動にも力を注ぎ、留学生活を頑張っていきたいと思います!

 

[北京大学 留学中 G・Mさん]