Study Abroad2014 Vol.8 2015.06.17
北京大学
- 中国
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こんにちは
北京大学に留学中です。
北京では、連日快晴が続く中だんだん暑さが増してきており本格的に夏が来たということを感じます。
さて今回は、同志社大学の学生で杭州と蘇州に旅行に行ったのでそれについて話させていただきます。
北京から杭州までは寝台列車で約16時間かけて向かいました。16時間という長時間も学生同士で話をしていたらあっという間に過ぎて行きました。
杭州では、世界遺産であり、一元札の裏に載っている西湖が有名です。西湖は、詩人である蘇軾が「西湖をとって西施に比せんと欲すれば、淡粧濃抹総て相い宣し」と謳って絶賛するほど美しい湖です。私たちは、この西湖を小型船舶に乗り約30分間かけて回り西湖の美しさと壮大さを肌で感じました。
杭州は、私たち日本人が好んで飲む緑茶の産地としても有名です。中でも中国屈指の銘茶、龍井茶は味も良く、馥郁とした香りで中国人に広く愛されています。街を歩けばお茶屋が釜で茶を煎る様子が見られ、その馥郁とした香りは店だけでなく、店近辺にまで沸き立っています。
続いて、蘇州では、東洋のヴェネツィアとして知られる水の都の鳥鎮に訪れ、街中を網目のように流れる運河から見る街並みは悠久の歴史を感じさせ、私たちは古い家や昔と変わらず水と共に生きる現地の人々の生活を垣間見ることができました。また、中国4大名園の一つである拙政園では、その華やかで優雅な様子に心が落ち着きました。使い古された言い方しかできませんが、拙政園は美しいの一言でした。
留学生活も残り一ヶ月を切りました。最後に向け悔いだけは残らないよう一生懸命最後まで全力疾走で頑張りたいと思っています。
[北京大学 留学中 O・Aさん]