Study Abroad2015 Vol.4 2015.10.22
北京大学
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こんにちは!北京大学のSAレポートです。
今回は2人で報告を書かせて頂きます。
9/23〜9/27の期間で、北京組の26人を代表して私たち5人(鎌田・紀之岡・正善・須田・松田)が”在京日本留学生日中文化交流活動”に参加させて頂きました。
この活動には北京大学、清華大学、北京外国語大学など8つの大学から計36人の大学生が参加し、2022年冬季五輪の開催地である”河北省张家口市”を訪れました。
活動内容を大まかに報告させて頂きます。
2022年冬季五輪会場の視察、希望小学校訪問、国営企業(中煤张家口煤矿机械有限公司)の見学、張家口市大学生ベンチャー企業支援施設(张家口大学生创业园)での交流などなど、非常に貴重な体験ができました。
その中でも”希望小学校の訪問”では、私たちが団員を代表して小学生に「日中の文化の違い」について発表しました。
(希望小学校とは政府や民間からの寄付金によって建設、運営している学校で、金銭的に恵まれていない山間部、内陸部の子供達が通う小学校のことです。)
発表方法は⭕❌ゲームという子供達が参加できるような形で行いました。
想像していたよりも子供達が積極的に楽しんでくれたので、彼らと真っ正面から向き合うことができました。本当に幸せなひと時でした。
またこの小学生訪問で様々なことを肌で感じたので、私自身も多くの事を考えさせられました。
中でも、小学生に対面した瞬間に子供達が大きい声を揃えて「欢迎哥哥姐姐来到我们学校!」と言ってくれたこと、発表後に何人かの子供達が「谢谢哥哥姐姐!」と言いにきてくれたこと、さよならの時に最後まで手を振ってくれたことは思い出深いです。出会いから別れまでに時間は短かったですが、置かれた環境下で、笑顔を絶やさず、勉学や課外活動に取り組み、前向きに頑張っている彼ら姿を私たちは絶対に忘れません。彼らのような子供達にできることは何か、私たちはこれからも考えていく必要があります。
最後になりましたが、今回の活動を主催して下さった中日青年交流中心、在華日本大使館の方々、サポートして下さった張家口市青年联合会の方々、誠にありがとうございました。
たくさんの方々のおかげで私たちは貴重な体験、経験ができました。
この私たちがした経験をしっかり北京に持ち帰り、26人に共有します。
大きい力にはならないと思いますが、私たちはこれからの9ヶ月に渡る留学生活においてたくさんの日中交流に参加し、積極的に発信していきます。民間の力の大きさを信じ、日中関係の改善に微力ながらも力を添えたいです。
そう思わせてくれた今回の活動に心から感謝します。
ありがとうございました。
[北京大学留学中 M.Dさん、S.Aさん]