Study Abroad2018 2019.02.25
北京大学
- 中国
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皆さんこんにちは。現在北京大学に留学中のSAレポートです。私たち北京大学留学組の学生は、約一か月間の冬休みが終了し、2月20日より新しいクラスでの授業がスタートしました。まだまだ休みの余韻が残っているのが正直な心境ですが、より一層気を引き締め勉学に励みたいところです。
さて、今回は冬休み期間の旅行について少しお話させていただきます。私たち中国語コースの学生は、中国の様々な場所に訪れ休暇を楽しみました。私が紹介させていただくのは中国黒竜江省にあるハルビンという場所です。ハルビンは中国北端にあり気候はとても寒く、私が訪れた二月上旬頃はマイナス20度を下回る寒さでした。私が今回ハルビンに訪れた主な目的は、氷祭り(哈尔滨冰雪大世界)を見るためでした。私はまだ観ていないのですが、つい最近バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」でもハルビンの氷祭りが取り上げられていたそうです。私は北京の冬はもちろん、京都の寒さでさえ堪えかねるほど寒い場所は苦手です。また未だかつてこれほど寒い場所に訪れたことがなかったので、極寒の地ハルビンは私にとって未知の世界でした。ですがハルビンに関しては、同志社の先生方からお話を伺う機会も多かったため関心が深く、私自身留学に来たら必ず訪れたいと思っていました。日本からはなかなか赴く機会もないと思うので、一生に一度の経験、というつもりでハルビンに行くことを決めました。
実際氷祭りに訪れると想像を遥かに超える規模、そして息をのむ美しさにとても感動しました。教会やお城、自動販売機をモチーフにした巨大な氷の彫刻や、実際に遊ぶこともできる巨大な滑り台など、本当に氷だけでできているとは思えない素晴らしさでした。なかでも印象的だったのが写真にも載せている郵便局なのですが、外観だけを再現したのではなく、中に入ることができ、ちょっとしたお土産やはがきなどを販売していました。指がかじかむのも我慢しながら、私たちは夢中になってこの景色を写真や動画におさめました。興味のある方、そしてこれから中国に留学する後輩の皆さんには、是非このハルビンの氷祭りに行くことをおすすめします。写真で見るよりも圧倒的に感動するはずです。
冒頭でも述べましたが私たちは既に新学期がスタートし、留学の折り返し地点に来ています。時の流れの速さには驚くばかりですが、残りの限られた時間、今ある環境を大事にし、毎日を丁寧に過ごしていきたいです。そして留学に快く送り出してくれた家族への感謝も忘れず、期待に応えられるよう、日々努力していきたいです。
最後までご精読ありがとうございました。
[北京大学留学中 Y.Hさん]